FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -147ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

27日午前の東京外国為替市場は、各通貨共に上値重く推移している。

NZのキー首相が、今年中の利上げについて否定的な

発言をしたことから、目先的な利上げ期待が剥落、

NZドル円はやや値を削った。


また、カーニー加中銀総裁がカナダドルの想定外の上昇により、

経済成長が抑制されるとの見方を示したことを受け、

加ドル円も小幅ながら下落した。


昨日の海外時間の流れを引き継ぎ、アジア株式市場も全般的に

軟調な推移となっており、クロス円通貨を中心に目先もリスク回避の

円買いが続く可能性が高いか。


日中は主だった経済指標の発表も控えていないため、

株価や商品価格の動きに注意したい。

26日欧米時間の為替相場では、円が買い戻される展開。
NY序盤、先週の予想を上回る米企業の決算内容を好感する動きから、
NYダウは一時100ドルを超える上昇。これを受けてマーケットでは
楽観ムードが広がり、リスク選好の円売りが優勢となって、
クロス円を中心に本日高値を更新する展開となった。

ただ、INGグループが公的資金返済のため、増資で75億ユーロを
調達との報道を嫌気して、NYダウが金融株を中心に失速。
前日比で一時100ドルを超す下落となるなど、市場はリスク回避の
動きに傾斜した。NY原油・金も大幅に水準を下げ、資源国通貨の
調整売りの要因となった。

ユーロ円は、一時137円割れまで下落、豪ドル円も84.13円まで
安値を更新するなど、クロス円各通貨は全般的に軟調な推移となった。

一段の下げも懸念された英ポンドについては、注目されたボーゼン
委員の講演内容が量的緩和拡大に含みを残す内容となったものの、
市場の反応は限定的となった。

英ポンド円は、ショートカバー優勢の展開から150円台を回復、
この後のアジア勢の反応を見極めたいところだ。



23日午後の東京外国為替市場において、米ドルは堅調な展開。


8月高値と10月安値の32.8%戻しに当たる91.73円が

短期的な上値目途とされていたが、こちらを上抜けてきたことで

米ドル買い安心感が高まっている模様。

一時91.93円まで本日高値を伸ばしており、一か月振りとなる

92円台乗せも視野入りした格好。


一方で午前に約1年1カ月ぶりの85円台乗せを達成した豪ドル円は、

85円台前半で伸び悩みを見せている。

週末で新規の取引を仕掛ける向きが少ない中では、

節目の水準(85.58円)を試す動きにはなり難いとの見方も多い。


目先注目したい英ポンド円の動向。

17:30には6四半期ぶりのプラス成長が期待される、

第3四半期英GDP(予想:+0.2%)の発表に注目が集まっている。

実際にプラス成長が確認されれば、今月に入って急速に後退した

追加利下げ観測(量的緩和拡大観測)を裏付ける形となり、

発表後は英ポンド買い優勢に展開されるだろう。


ただ、一方では8月英鉱工業生産や9月英小売売上高等、

直近の経済指標が予想を下回るものが多く、市場予想ほど

改善はされないとの見方もある。

マイナス成長が続く結果となれば、最近の上昇分の反動も

相まって大幅な調整局面を迎えることも考えられ注意が必要だ。