23日午後の東京外国為替市場において、米ドルは堅調な展開。
8月高値と10月安値の32.8%戻しに当たる91.73円が
短期的な上値目途とされていたが、こちらを上抜けてきたことで
米ドル買い安心感が高まっている模様。
一時91.93円まで本日高値を伸ばしており、一か月振りとなる
92円台乗せも視野入りした格好。
一方で午前に約1年1カ月ぶりの85円台乗せを達成した豪ドル円は、
85円台前半で伸び悩みを見せている。
週末で新規の取引を仕掛ける向きが少ない中では、
節目の水準(85.58円)を試す動きにはなり難いとの見方も多い。
目先注目したい英ポンド円の動向。
17:30には6四半期ぶりのプラス成長が期待される、
第3四半期英GDP(予想:+0.2%)の発表に注目が集まっている。
実際にプラス成長が確認されれば、今月に入って急速に後退した
追加利下げ観測(量的緩和拡大観測)を裏付ける形となり、
発表後は英ポンド買い優勢に展開されるだろう。
ただ、一方では8月英鉱工業生産や9月英小売売上高等、
直近の経済指標が予想を下回るものが多く、市場予想ほど
改善はされないとの見方もある。
マイナス成長が続く結果となれば、最近の上昇分の反動も
相まって大幅な調整局面を迎えることも考えられ注意が必要だ。