FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -135ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

19日の欧米市場では、リスク回避の動きが先行。

欧米株価が軟調に推移したほか、NY原油の大幅下落など、
商品価格の下げも目立つ格好となった。
米感謝祭やヘッジファンドの決算時期を控えて、リスク資産を
圧縮する傾向も見られ、株や商品相場は上値の重い展開となっている。

円相場では、資源国や高金利通貨に対する手仕舞い売りが多く見られ、
クロス円各通貨は全般的に軟調な推移となった。
特に、豪ドル円については、節目とされていた82円台半ばを明確に下抜けると、
下落を加速させ81円割れ手前まで安値(81.06円)を更新した。

NY終盤に掛けては、NYダウが下げ幅を縮小するなど、
リスク回避の動きが一旦弱まったため、81円台後半まで水準を回復しているが、
82円台回復する勢いはなく、下落リスクを意識した展開が続いている。

一方の米ドル円は、クロス円の下落につられて88.64円まで安値を更新したが、
リスク回避で米ドルが円以外の主要通貨で買い戻される動きとなり、
対円でも89.00円付近まで水準を戻した。

アジア時間では、リスク資産解消の動きが継続するか注目されており、
円相場では株価を睨みながらの展開となりそうだ。

18日の欧米市場では、ユーロ買いが優勢の展開。


BOE (英中銀)議事録において、準備預金金利の引き下げについて

議論されたことが明らかとなり、英ポンドが下落。

対英ポンドでの強含みをきっかけに、ユーロ買いが継続する形となり、

ユーロ円は一時134.03円まで水準を上げた。


原油や金などの資源価格が強さを維持していることなども、

ユーロのサポート要因となっており、ユーロ円は前日比で1円近い

上昇幅を維持して大方の取引を終える形となった。


一方の米ドルは、対ユーロでは一時的に下げを強めたが、

対円では買い戻される動きとなり、89円台半ばを回復している。

注目された米住宅関連指標が予想より弱い内容となったため、

NYダウが軟調な推移となり、リスク回避の米ドル買い戻しを

呼び込んだ模様だ。


その他のクロス円各通貨は、全般的に方向感に欠ける動きとなり、

小幅な値動きとなった。ややこう着感が強まっている円相場。

決定打がなく、狭いレンジ内での推移が続いているものの、

抜けた方向には勢いが出てくる可能性もあり、各通貨ペアの

今週付けた高値と安値には注意を払いたいところだ。

18日午後の外為市場では引き続き、狭いレンジでの推移となっている。


BOE議事録や米住宅着工件数等の重要な指標発表を前に、

市場では様子見気配となっているという。


この流れはクロス円だけでなく対米ドル相場でも同様となっており、

ユーロ米ドルも11月6日からサポートされている下値1.4800前半から

自律反発していることから、材料難で方向感がない状況が見て取れる。


一方の米ドル円は上値重い展開。市場関係者の話ではアジア系中銀

の買いも観測されているものの、10月27日より続く上値抵抗線が重く

のしかかっており、上値を伸ばす状況にないという。


徐々に下値を切り下げている現状、テクニカル的には既に目先の安値

88円がターゲットとなっているとの声も聞かれており、注意したいところだ。