24日の欧米外国為替市場は、円と米ドルが主要通貨に対して
売られる展開となった。
欧州時間序盤、史上最高値を更新する金価格を横目に
米ドルが売られる展開。
その後トリシェECB総裁が、12月の理事会で非伝統的な政策の
解除方法を検討するとコメントしたことから、ユーロ圏の早期利上げ期待が高まり、
米ドルは対ユーロで大きく下落した。
一方、注目材料であった10月米中古住宅販売件数が市場予想(550万件)を
大きく上回る610万件と発表され、NYダウを中心に各国株価が
上昇したことでリスク志向が高まっており、キャリー通貨となる円も売りの
ターゲットとなったようだ。
低金利政策が長期間継続されると見なされているドル・円から、
利上げ期待の高い通貨への資金シフトは当面続く可能性が高く、
クロス円は更なる上昇余地がありそうだ。
一方で米ドル円は小動きに終始、米景気見通しについて強気な
見方が浮上しているにも関わらず反応は乏しく、底錬りの動きが続きそうだ。