FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -136ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

18日午前の東京外国為替市場において、豪ドル円は再び83円を

割り込む展開となっている。


朝方発表された9月の豪ウェストパック先行指数が前月比+0.9%となり、

前回より上昇幅が減少したことが意識されたようだ。


テクニカル的見ても、11月2日の安値79.45円からの上昇に対し

半値押しとなる水準が81.84円に当たるだけに、もう一段の下値余地を

見込む参加者も多く、引き続き下落リスクに留意したい。


一方で当局から慎重な意見が聞かれているのが、NZ・スイスの両国。

いずれもリセッションからの回復が、他国より遅れているとの現状が

示されており、NZドル円・スイスフラン円は当面上値を抑えられる

展開となりそうだ。


17日の欧米時間では、米ドルが買い戻される展開。

特段の材料が出たわけではないが、ポジション調整主体の買い戻しが、
米ドルを押し上げた模様。

特に対ユーロでは、トリシェECB総裁が、前日のバーナンキFRB議長の
米ドルに関する発言を挙げ、非常に重要であり一致しているとの見解を
示したことから、米ドルを買い戻す動きが一段と強まった。
この動きを受けて、米ドル円は89.30円付近で底堅い推移となり、
下落の流れは一旦おさまる形に。

一方のクロス円各通貨も全般的に上値の重い推移となったが、
下げて始まったNYダウが引けに掛けてプラス圏を回復したことなどから、
下げ渋る動きとなった。
唯一、英ポンド円は、消費者物価指数や小売物価指数が予想より
強い数字となったため、前日比プラス圏で大方の取引を終える形となっている。

 17日午後の米ドル円は、欧州時間に入り上値の重い展開となっている。


日本株などを筆頭に冴えない展開となったアジア株全般を嫌気した

欧州筋より、売り注文が持ち込まれたことが背景にはあるようだ。


市場関係者によると88.70円から下ではストップ注文も多数観測

されていることから、さらに水準を下げることで直近の安値88.00円、

そして年初来安値87.10円が視野に入ってしまうため注意が必要だ。


一方のクロス円通貨も引き続き上値の重い展開。特に豪ドル円は

豪中銀政策会合議事録にて市場が期待していた政策金利の引き上げ

サイクルについて言及されなかったことで、欧州市場でも売り込まれた模様。


テクニカル面でも11月頭より続いていた上昇トレンドを割り込んだことで、

下値余地が広がったとする声も聞かれており、下値押しには警戒したい

ところだ。