19日の欧米市場では、リスク回避の動きが先行。
欧米株価が軟調に推移したほか、NY原油の大幅下落など、
商品価格の下げも目立つ格好となった。
米感謝祭やヘッジファンドの決算時期を控えて、リスク資産を
圧縮する傾向も見られ、株や商品相場は上値の重い展開となっている。
円相場では、資源国や高金利通貨に対する手仕舞い売りが多く見られ、
クロス円各通貨は全般的に軟調な推移となった。
特に、豪ドル円については、節目とされていた82円台半ばを明確に下抜けると、
下落を加速させ81円割れ手前まで安値(81.06円)を更新した。
NY終盤に掛けては、NYダウが下げ幅を縮小するなど、
リスク回避の動きが一旦弱まったため、81円台後半まで水準を回復しているが、
82円台回復する勢いはなく、下落リスクを意識した展開が続いている。
一方の米ドル円は、クロス円の下落につられて88.64円まで安値を更新したが、
リスク回避で米ドルが円以外の主要通貨で買い戻される動きとなり、
対円でも89.00円付近まで水準を戻した。
アジア時間では、リスク資産解消の動きが継続するか注目されており、
円相場では株価を睨みながらの展開となりそうだ。