FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -122ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

18日午前の東京外国為替市場は、激しく上下動する展開となった。


昨日海外市場の流れを受け、主要通貨に対する米ドルの買い戻しが

優勢となっていたが、ドル円においては仲値決済に絡む米ドルの余剰感から、

米ドル売り円買いが進行。


パキスタンでクーデター発生か、とのニュースもリスク回避行動を

呼び込んだようだ。


クロス円通貨もドル円の動きに引っ張られる形となり、一時ユーロ円は

127.36円、英ポンド円は143.64円、豪ドル円は78.58円まで安値を示現した。

しかしながら、その後パキスタン政府が同報道を否定したことから急速に

値を戻し、各通貨本日のプラス圏へ値を伸ばしている。


地政学的リスクの後退でマーケットは落ち着きを取り戻しているが、

英中銀が、金融機関は引き続きソブリンリスクにさらされていると

コメントしたように、金融不安の問題は燻り続けていると言えよう。

引き続き各国高官の発言や金融機関の動向には注意したい。


17日の欧米市場では、引き続き米ドルが買われる展開となった。


背景には12月フィラデルフィア地区連銀業況指数(予想16.0 結果20.4)や

11月景気先行指標総合指数(予想0.7% 結果0.9%)などの

米経済指標が好結果となるなか、ユーロ圏での格下げリスクや

対照的に悪化を見せる各国経済指標を受け、対主要通貨は売り

圧力が高まっているという。


特にユーロ米ドルは1.4500ドルの大台を割り込み9月7日以来の

安値(1.4305ドル)を記録するなど、テクニカル面での弱さも目立つ

結果となっている。


市場関係者の間では米経済指標を受け、今まで積みあがっていた

米ドル売りのポジションを年末までに調整する動きに繋がっていることから、

年内は米ドル買い他通貨売りの流れが継続するとの声も聞かれている。


対米ドルではすでに中長期の下落トレンドを形成するとの声も聞かれており、

引き続き注意が必要だろう。


17日午後の東京市場では、円買いが優勢の展開。

アジア株が全般的に軟調に推移するなど、リスク選好の動きが
弱まる形となり、円相場では円の買い戻しが優勢となった。
特に、短期筋を中心とした仕掛け的な英ポンド売りから、
英ポンド円は大きく値を削る形となり、一時145円台前半まで
水準を下げた。

その他のクロス円各通貨もこの動きにつられる形となり、下げ幅を拡大。
ユーロ円が一時129.00円割れ、豪ドル円が80.00円を一時的に割るなど、
クロス円は全般的に下値を試す展開となっている。

一方の米ドル円も、クロス円の下げにつられ90.00円を割れており、
一段の下げも視野に入れた動きとなっている。
今夜は、英国の小売売上高指数や景気先行指数を含めた
複数の米経済指標が予定されており、予想より内容が悪いと
一段の円高となる可能性もありそうだ。