【体験版】蒼き革命のヴァルキュリア | コマンタレヴの懐古蟲

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かつて新しいもの好きだった私が、そのスピードについて行けず、
「あれは良かった、これは良かった」などと過去を美化し始めた…。

そんなオッサンの物語。

自治会長て聞くとどんなイメージがありますか?

 

なんかこうしっかりしたヒゲをたくわえた、

町の長老的な・・・ね。

 

けっしてファンタジー脳で、においフェチの変態になど

やらせようなどと冗談でもいいだす町は

もう終わっている。としか思えない。

 

絶望しすぎていい歳こいて金髪坊主にしてしまった

コマンタレヴです。どーも。

 

 

なんて時代だ、なんて思いつつ

ゲーム的にはいい時代になったもんだ、と思ったのが

【体験版】の存在である。

 

まぁ体験版自体は昔からあるものですけど、

特典としてディスクが付いてくる、とか

店頭配布やレンタルといった形だったものが

DLCとなって、メーカーさん的にもやり易くなったのかな?

気になる作品なんかは大体、【体験版】に触れることが

できるようになりました。

 

最近では「あの」FF15とかニーア・オートマタの

体験版をプレイしたんですけど、購入前の判断材料として

非常に参考になると思います。

 

で、私的にすごく気にはなっているものの

購入するかどうか(元々、買う気はほぼない状態)迷っていた

蒼き革命のヴァルキュリアの体験版やってみました。

どうしてこのタイトルが気になっていたかと言うと

ヴァルキュリアシリーズの1作目にあたる

戦場のヴァルキュリア

めちゃめちゃ大好きだったのです。

 

戦ヴァルは私のおもしろゲームランキングにおいて

20本指には入るであろう名作です。

 

 

それで今回は雰囲気を新しくして、しかしながら

「ヴァルキュリア」の名を冠する今作が発売されるわけです。

戦ヴァル1が大好きだったし注目はしてたんですけど

雰囲気はだいぶ違うしこれは見送りかなぁ、

と思ったところで体験版が来たわけです。

 

体験版は現在のもの以前にPS4用戦ヴァルにも付いてたんですけど

まーえらい叩かれてましたねぇ(´・ω・`)

 

人気が出たシリーズがその名を継いで新作を出す事の

難しさっていうのがよくわかります。

でもメーカーさんとしても今後「名前釣り」ができるので、

そこは覚悟して作ってくださいよ、と思います。

 

それで蒼ヴァル体験版の感想なんですが、

製品版は道に落ちてたら拾う。というLV。

 

その理由としては

ストーリーにいまいち期待ができない。って思いました。

実は上で戦ヴァルをやたら褒めてるような書き方してましたけど

20本指に入るという微妙な言い方をしたのはストーリーのせいでした。

といっても悪いとは思わないです、むしろ王道な感じでした。

昔のジャンプ漫画みたいな。

融通の利かない正義感をごり押し的にはめこんだ感というか。

 

それで序章だけとはいえこの蒼ヴァルにも全く同じ匂いがしました。

さらに今回は個性の強いキャラが多数いることから、

あぁこの後、それぞれが戦争に対して何を抱えているのか

描いていく系か、と思います。

このパターンは「あのキャラの話はすごく良かった」となるものの

「全体ではピースがうまくはまらない」といった場合が多く

消化不良を起こしそうな予感がしちゃいます。

 

システム面ですが、戦ヴァルに「似せた」感じ。

とはいえ最初の体験版では全くの別物で

後から戦ヴァルに近づけた、という経緯があるので

ちょっとしっくりこないと思っちゃいました。

 

戦ヴァルは一次大戦がモチーフなので

銃火器、戦車が武器だったものから

蒼ヴァルは剣、と魔法(ゲーム内ではじゅ法)にした事で

システムを似せてもこんなにつまらなくなるものか、と。

隠れつつ単発で兵力を削りつつラインを上げていく戦闘から

わ~って突っ込んで仲間たちと剣でバシバシ切るとか

それじゃ、元のシステムに近づけた意味ないですやん(´・ω・`)

 

さて、そうはいうもののこの評価はあくまでも

シリーズ元である戦場のヴァルキュリアとの比較であって

これはこれ。という見方をすれば悪くないのかもしれません。

 

キャラは魅力的なやついっぱい出そうですし

アニメ感覚で遊んでみてはいかがでしょうか?

 

あと体験版はほぼムービーで、遊べる部分はすごく

少ないなぁと思いましたw