【新エゴ】 新絵心教室で絵がうまくなるらしい レッスン7 鯉 | コマンタレヴの懐古蟲

コマンタレヴの懐古蟲

かつて新しいもの好きだった私が、そのスピードについて行けず、
「あれは良かった、これは良かった」などと過去を美化し始めた…。

そんなオッサンの物語。

今回はこちらです。



コマンタレヴの懐古蟲

です。


おおっ!そういえば生物って今回が初めてだ!




初恋ドキドキだねっ!







…なんちゃって。


【ステップ 1/6】 背景を描こう


さて、今回の画材は絵の具なんですが、

これまでは、先生が丁度いい色を作って

用意してくれてたんですが、今回からは

自分で、モチーフに合った色を作ってみよう!というのです。


基本は原色の絵の具で、それらを混ぜ合わせて

複雑な色合いに対応できるようになろうという事で、

何も描くばかりのレッスンじゃないぞっていうあたり

絵心教室のいい所な気がします。



コマンタレヴの懐古蟲

ちゃんとゲームらしいサポートもあって、

↑画面の○印に、選択した絵の具の色が表示され、

この丸の色を見ながら、見本と比べられるようになっています。


とはいえ、色の組み合わせなんて山ほどあるわけで

ちょっと情報量が多くて、難しいです…。


前回のパステルでも、混ぜ合わせる事で微妙な色合いを

出すところがいまいち、上手くできませんでした…。


「上手く出来ない…」ちょっと凹み気味の私です。


しかし、先生はそんな私の気持ちを

見透かしたようにこう言います。


「違ったっていいんです。感じたようにやってみてください」


!!!


ハッとなりました。

レッスンを始めた頃は、ウキウキしすぎて

悪乗りまでしてたのに、

いつのまにか、上手くなる事ばかりにとらわれていました。


コピー機の中の人になれなくたってイイ!

楽しんで描く気持ちを忘れちゃダメだ!


凄いです先生。おかげで羽をのばして描けそうです!



コマンタレヴの懐古蟲


コマンタレヴの懐古蟲

まずは色を点々と置き、なじませて背景にします。


【ステップ 2/6】 輪郭を描こう


また、いつものようにグリッドを使って

鯉の輪郭をとるのかと思ったら、少し違うようです。



コマンタレヴの懐古蟲

「生物を描く時は、背骨から描け!」というのです。



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「背骨が無い奴も、背骨から描け!」…だそうです。



さすが先生、心だけでなく

肉体見透かせるんですね!!


と思ったんですが、ここで言う背骨とは、

その生物の簡単な動きをつかむ、中心線になります。


この背骨をまず描いておくことで、ねじれたポーズでも

自然にとらえられる、というわけです。



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【ステップ 3/6】 薄塗りをしよう


薄塗りというのは、文字通り薄い色をぬり重ねる事のようです。


絵の具は、混ぜる以外にも、水を足す量によって

大きく印象が変わります。


ここでは鯉の体の下地になる色を、

めいっぱい水で薄めて塗って行きます。



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薄塗りはとにかく透明感があって、とても綺麗です。

ヒレのあたりなどはそのままで丁度いい感じです。


【ステップ 4/6】 実体感

【ステップ 5/6】 ディテールを加えよう


全部が薄いと幽霊のように実体感がありません。

そこで、水の量の少ない色を塗って行きます。



コマンタレヴの懐古蟲

ウロコの質感が出るように点々と塗って行きます。


コマンタレヴの懐古蟲

体の模様や目など、細かい部分を入れます。


【ステップ 6/6】 奥行きを足そう


これで終わりではありません。

鯉は水の中に浮いているので、背景に手を加えていきます。


体の下の影や、水面の光の反射などで、水中をあらわします。



コマンタレヴの懐古蟲

水面はちょっとやり過ぎちゃいましたね…。


でもいいんです!感じたままで!


それでは仕上げていきます。
























コマンタレヴの懐古蟲

よし、先生!できましたー!


まあ、これは皆さまに見透かされた展開ですよね。


でもいいんです!感じたままで!




【今日のポイント!】


・Don’t think.feel!


・このタイミングで先生が上記のような事を言ったのはマジです。

気持ちが軽くなりましたw

                                  <レッスン 7 ミニへ続く>


※ブログタイトルのレッスンNoと、

実際のソフトのレッスンNoにはズレがあります。