【レトロゲ】 ストリートファイターII 【SFC】 | コマンタレヴの懐古蟲

コマンタレヴの懐古蟲

かつて新しいもの好きだった私が、そのスピードについて行けず、
「あれは良かった、これは良かった」などと過去を美化し始めた…。

そんなオッサンの物語。

今回はコレ。



コマンタレヴの懐古蟲

まあ、正直、なんの説明もいらないであろう


対戦格闘ゲームの一大ブームを巻き起こした


ストリートファイターIIです。



コマンタレヴの懐古蟲




ゲームセンターでもかなりハマって、プレイしてたわけですが、

それが、スーパーファミコンでも遊べるようになったわけです。


とはいえ、この頃ゲームセンターでは、とっくにダッシュも出ており、

ターボ発売直前で、謎の偽基盤が出回っていたころで、

今さら感がありました。


それでもまぁ、なんとなく買ったのです。


すると、そのゲームショップで

「全国大会に出てみないか?」

と言われたのです。


その時、私が住んでいたのは大阪です。


東京には行った事がないので、行ってみたかったし、

筋肉少女隊のファンでもあったし(?)、一応、出場券をもらって

エントリーしたんです。




そして、新幹線にのって地図を片手に国技館へ!

これが初の上京になったわけです。


会場にはたくさんの人がいて、まさに

「俺より強い奴に会いに行く」状態です。


さてさて初戦の相手は…。





コマンタレヴの懐古蟲

もう、絵にかいたような生意気な小学生。


「よろしくお願いします」と差し出した手は

中空をさまよいます。


目も合わせねぇ…。


席に着くと準備をして、開始の合図を待ちます。


私は「ケン」、小学生は「ガイル」。

もう嫌な予感しかしません。


スタートすると、後ろに下がってしゃがんで動かない。

ベタすぎる待ちガイル…。


もう上からは攻められないので、波動打ちながら大足を合わせます。


こっちがこけると近寄って来て、普通に投げハメをしてくる…。




私はヌルかった。


ゲーセンの対戦台でも「投げハメ」する奴=1人で遊べ、みたいな

暗黙のルールみたいなものがあったので、

そんなつまらん奴はいない。と、勝手に思ってしまっていたのだ…。


かくしてアッサリ敗退。


私は大阪へ逃げ帰り、何事も無かったかのように

ゲーセンでザンギvsザンギでおおいに対戦を楽しんだとさ。


もう、ゲームの大会とか行くもんか、と思いました。


おしまいまい。