2年位前に、「劇団スイセイ・ミュージカル」の「サウンド・オブ・ミュージック」を劇場で見た。ペギー葉山が修道院長役で特別出演していた。ペギー葉山は今年77歳に成る。最初はジャズ・ポピュラー界で歌手人生を始めた人だが、1959年に「南国土佐を後にして」が大ヒットし、歌謡界でも広く名が知られるように成った(「学生時代」という歌も忘れてはいけない)。1961年に、「ドレミのうた」の日本語の歌詞を自ら作り、レコードで発表し、僕たちに、「サウンド・オブ・ミュージック」というミュージカルの事を教えてくれた。今回の舞台で、このミュージカルにゆかりの有る、ペギー葉山の歌が聞けるというのは、感慨深いものがあった。年齢を感じさせない、声量のある歌唱はみごとだった。ペギー葉山の事ばかり書いてしまったが、公演は大成功で、お客は皆満足しきって家路についた。
出だしのオーボエのソロは、北欧の空気を感じさせる。このシンフォニーの透き通った響きに触れていると、まるでその地で呼吸をしている様な気持ちになってくる。第一楽章は穏やかで明るい世界が表現されているが、第二楽章で暗い陰鬱な世界に迷い込んでしまう。しかしそこには、わずかに希望の光がさしている。そして第三楽章から第四楽章に進むにつれて、まぶしい雄大な海と、大空と大地の世界が広がってくる。この様にこの作品は、詩情にあふれ、随所に出てくるオーケストラの最強音は、北欧の自然の厳しさや美しさを聞く者に教えてくれる。
1940年代初頭のモダン・ジャズの起源といわれる「ビ・バップ」から「ハード・バップ」(1950年代半ばをピークに1960年代まで続く)、「ファンキー・ジャズ」(1950年代終盤から1960年代初頭まで)までのプレイヤーの名前はまず知っておきたい。プレイスタイルは、アドリブ・ソロを重視した、「4ビート」のコンボ・ジャズである。「ビ・バップ」からは、アルト・サックスの「チャーリー・パーカー」、トランペットの「ディジー・ガレスピー」、ピアノの「バド・パウエル」など。「ハード・バップ」からは、トランペットの「クリフォード・ブラウン」、トランペットの「リー・モーガン」、テナー・サックスの「ソニー・ロリンズ」、ピアノの「トミー・フラナガン」など。「ファンキー・ジャズ」からは、「アート・ブレイキー(ドラムス)とジャズ・メッッセンジャーズ」、ピアノの「ホレス・シルヴァー」などが良く知られている。勿論これらのカテゴリーに入るプレイヤーは、ほかにもまだ沢山いる。