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生涯資産を生みだす方程式

コミュニケーション・ラボ 代表
ビジネスモデル・プロデューサー 鈴木秀一郎 公式ブログ

有意義な人生を作るために必要な「生涯資産を生みだす方程式」をマスターするための情報や、日々の学び、気づきなどをシェアしていきます。

湿度の高い日が続いていますが、元気でお過ごしでしょうか。
わたくしはこの気候が一年で一番苦手な時期なので、いっそ早く真夏になって!
と思いながら、遠慮がちにエアコンを使っています。
節電も大切ですが、健康を損なっては元も子もありませんよね。


さて、昨日の午前中は、クライアントさんの会社で営業マンの方達に「質問」について1時間ほどのレクチャーをしてきました。

参考書は、先日、つくばの合宿でご一緒した木戸一敏さんのこのご著書です。
あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール (アスカビジネス)/木戸 一敏
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時折、著者に先にお会いしてから、ご著書を拝読することがありますが、見るからに大人しそうな木戸さんの風貌を思い出しながら読み進むうちに、木戸さんが本当にご苦労されて身に付けられたことを書かれているのだなあ、としみじみ感じ入りました。

101の質問によって構成されているこの本ですが、わたくしは自分でその中の42個を選び出して、整理した資料を作り、それでレクチャーを進めました。

木戸さんと最も共感した部分は、

「質問とは、あなたに関心がありますというメッセージである」

というところでした。

それはわたくしの大師匠である、村上太賀治さんが、最初に出会ってからずっと言い続けて下さった、

「人間最大の喜びは、他者を喜ばせることである」

という教えに通じるものがあると感じたからです。

この反対の考え方が何かというと、

「自分にとっての目先の損得を優先する」

という考え方です。

残念なことに、戦後教育の基本がこの考え方であり、それを今、最も体現している人が菅総理だということに、異論を挟む人は少ないと思います。

自分さえ良ければ、という考え方で生きることは、周囲の人に多大な迷惑を掛けるのみならず、自分の自尊心を大きく傷つけます。

逆説的に言うと、自尊心のなさ、自己肯定感の低さの反動による権力志向があのような人物を生み出したとも言えるかもしれません。

人並みの良心の持ち主なら、自尊心、自己肯定感、自己評価の低さによって、行動力も弱まり、本来の力を発揮出来ず、苦しむ人が多いと思います。

昨日も自尊心について書いた訳ですが、「いかにして自尊心を高めるか」という大きな宿題を与えられたと感じた日でした。
数年前から、自分なりの季節の風物詩とも言えるイベントが幾つか出来ました。

桜の頃には、アメリカからチベット密教の高僧、ザチョゼ・リンポチェがお見えになり、素晴らしい時をご一緒させていただきます。

そして6月6日には、東京から奈良毅先生がお見えになり、「平和の祈りの会」が開かれます。

奈良先生は哲学博士として、インド政府からたびたび招待されるほどの方ですが、もうひとつ言語学者としても、15ヶ国語に精通するという素晴らしい方です。

また三笠宮殿下がご自宅にお見えになるとか、今上天皇ともご友人であられると伺っております。

今年は前日の6月5日にお誘いいただき、奈良先生とご一緒に越後一宮彌彦神社へ参拝に上がり、その後、数名で夕食をご一緒させていただいて、その席で日本語がいかに特殊な言語であるか、という貴重なお話をいただきました。

9歳までに日本語を主言語としてマスターすると、脳の機能が独特な発達をし、他の言語を使う民族にはない、「自然界の音が、人間の話し声のように聞こえる」という感覚を呼び覚ますのだそうです。

その他にも、「母音を重ねて単語になる言語は、日本語だけ(あい、いえ、あお等)」とか、指摘されればなるほど、と考えさせられる不思議な真実をたくさん教えていただきました。

現在は世界人口の2%ほどしか存在しない日本人。
学べば学ぶほど、いろんな意味で大和民族は今、存亡の危機にさらされています。
しかし人類という枠組みで考えても、日本人の存在には何らかの特殊な役割があると思えます。

誇りと不安が綯い交ぜになった気持ちで居た時、奈良先生はこう教えて下さいました。


「人間は思ったことを実現する存在です。だからどうせなら良いことを思いましょう。」

確信に満ちた、しかし実に穏やかな表情から発せられた言葉には、確かな真実が感じられました。

これからは今までにないようなことをたくさん経験する時代が来ることは、多くの人が指摘し、容易に想像もされます。

しかしどんな時代になろうとも、「良いことを思う」ことを忘れずに生きていこうと、改めて決意した夜でした。
前回は、アルバート・エリス博士の「ABC理論」を紹介しました。

人は、知らず知らずに

出来事⇒思い込み⇒結果

というプロセスを経て、人生の結果を作り上げている、という理論です。

マリリン・モンローは、幼少期に両親の離婚のために、転々と親類縁者の家庭を渡り
歩かざるをえない生活を送るうちに、

「幸せは長く続かない」


という思い込みを作ってしまい、それが3度の結婚生活と不幸な死につながったのでは
ないかと言われています。

しかし「思い込み」は「事実」とは別のものです。
こういった理屈に合わない「思い込み」を「非合理的ビリーフ」と言います。

その多くは、マリリン・モンローのような幼少期の体験や、そのころに大人に掛けられた言葉がもとになっていると言われています。

ということは、もし自分の「思い込み」を自覚することが出来れば、書き換えは可能だということです。

しかし人間最大の課題のひとつは「自分を客観視するのが難しい」ということです。
では、どうすれば自分の「思い込み」を自覚することが出来るのか?

それは、

「信頼のおける第三者に観察してもらう」


ことが一番の早道だと思います。

誰にでも考え方の癖や、反応のパターンがあります。しかし本人には分かりにくいものです。それを信頼のおける第三者に観察してもらうことで発見し、意識的に「思い込み」を替えて「非合理的ビリーフ」を書き換えるのです。

人生を理想に近づけるアプローチは他にもいろいろとあると思いますが、まず試してみる価値のある方法のひとつだと思います。