Anthem編、第一章完結に伴い、本編ストーリーにおける登場人物達の現状と所在の確認をすると共に、それに纏わる「作者の余談」を簡単にですが述べてみました凝視

というわけで今回は、「あたモン世界におけるアヤ大陸」の現状説明からはじまり、第一章にて、新大陸*より、アヤ大陸へと向かった各勢力の所在地、及び、そのフィールドに纏わる簡単なエピソード*も復習しながら第一章を振り返っていきましょうキョロキョロ

*あたモン世界観における「新大陸」とは、過去記事でも何度か述べている様に、フォンロン地方がある大陸を新大陸とする「仮説」をもとに、世界観の構築、及びストーリーを進めています。

*また、あたモン世界観における新大陸とユクモとカムラ/なぜなにあたモンのおコーナーもご参考までにどうぞですお願い


「あたモン世界におけるアヤ大陸」の各地名の詳細、歴史については、今のところ、本編終了後、まとめて掲載しようと思っています。




~追憶に導かれ....

まず本編は、前回お送りしたRecollection編の「記憶」をバステトによって共有されたメンバー達のエピグラフと共にスタートしていきます。ヴェルドからはヴィルヘルムとキンババが、そしてヒンメルンを探索にきていたボワコフさん、カムラからはシオン・プラウズ、ポッケ村からは吾郎とおトキさんといった、Recollection編でUBUことキャロルムーアと親しい関係にあった、かつての仲間たちが彼女の想いと共に集結していきます。現在、UBUはマモーナスによって再起不能の状態となっており、そんな彼女と再会した彼らは深い悲しみと憤りに苛まれながら、それぞれの方法で旧友を救うべく道を模索していく中、その答えはアヤにあるとジーナ・ジラントは告げるのでした。




~あたモン世界観によるアヤ大陸とハンターズギルドの狙い

まずアヤ大陸の場所についてなのですが、公式地図*に基づいて話を進めており、ハンター大全に記されている説明から着想を得ています。

*World of Monster Hunter/大陸地図を見てみようのコーナー♪


ストーリーモードでは以前から「アヤ」の名前は時折、登場しており、その存在をほのめかしてきました(今回のAnthem編は4シーズンのプロットを考えていた過程で構想)。

また、アシュリー・クイーンやカール・エリオット(共にブラックギルド)、ギルドナイトではハロルド・フェリックス、ユクモクルセイダーズではゲルハルトがアヤ出身*であることも過去のストーリーにて言及されています。

*ゲルハルトがジェラードという偽名で旧フェイリン・メイリン国に潜入した際、ダミアンとの会話でその出身が明かされている。「Dragon Destruction編/PART7」の巻


またダミアンもフレッカーを通じ、アヤに兵器を輸出して資金を得ていたことから、この取引先がパパグラーナを支配するグランデギルドであることも予想できます。
「マリッジブルーと恋泥棒/その一」の巻

以上から、アヤは内訌の絶えない大陸であること、また公式同様、謎に包まれている、という設定をもとにあたモン風に構築させていただきました。

Anthem編は、このアヤ大陸で、統一国家を治めていた国王、コズタン一世が次男であるコズンダ・コズタンによるクーデターを受け、弑逆されてしまった直後の話です。奇しくもこのクーデター決行の日が、4シーズンラストにおける水没林の龍災と同じ日であったことも判明しています。「生きてまた逢おう」の巻

こうして国王を失ったアヤ大陸は再び動乱の時代へと突入し、群雄割拠するアヤ国の覇権争いにおなじみの新大陸メンバーが援軍要請を受けることになりました。

また、アヤは邪龍教が国教であり、そこを本拠とするタラスクギルドは「聖域の使者団」として現地では崇められている存在であること、そしてその教理から、アヤ大陸が古の時代より鎖国状態であることもストーリーの中で言及されていることから、外の世界の情報を知らない彼らに新大陸の各勢力の情報を教え、援軍を求めるよう導いたギルドナイト、シリウス・ハントの狙いもまた気になるところです。ハンターズギルドは事前にギルドナイトをアヤへ送り込み(シリウスとアンソニー)、現地調査を行わせていました。「名もなき同志の遺志を継ぐ」


このギルドナイトによる長期計画の目的とは、かねてより叛意の兆しがあったコズンダにクーデターの計画を授け、彼が国王となった暁には、正式にハンターズギルドをアヤへ迎え入れることを約束させることでした。これが可能となれば、ハンターズギルドは所属するハンターや調査団を現地に送り込むことができ、晴れてハンターズギルド・アヤ支部をアヤ各地に設立することができ、それは彼らにとって事実上の支配を意味するからです。そしてギルドはコズンダに兵器提供を行うことも約束しました。この兵器こそが竜機兵であり、その目的は、アヤに潜む黒龍を討伐することだったのですが、直近のエピソードにて、その目論見は達成されることなく第一章は終わりを迎えるのでした。

またシリウスが反体制派に援軍を送るよう仕向けたのは、動乱後の事後処理を託すという意味以外にも、目的がありそうなのですが、現状では明かされていません。その狙いにも注目です。


作者の余談おばけくん:王羽美の顔グラ初公開について。今までずっと彼女の外観は想像上のものでしかなかったのですが、モンスターハンターライズにてキャラメイクを試してみたところ、意外と従来どおりのイメージに仕上げることができ、今回、満を持しての顔グラ公開となりました。とはいえ、彼女は「足技の人」なので、ゲーム上で彼女をハンターとして使うことはなく、キャラデータをしっかり保管しています(笑)これは肉まん君やローズダンテも同じで、ハンターとしてプレイしなくとも、キャラデータに保存しておけば、いつでもロード可能、そして手軽に撮影ができるようになった時代の進歩に感謝するばかりなのです。然しながら、サムソンやディオマリアシスターズに関しては、以前のイメージ(サムソンはMHP3でのキャラメイク、シスターズはドス(PS2)でのキャラメイク)が強く、サムソンは何回もライズにてキャラメイクしたのですが、MHP3のような抽象的かつ無骨なベテラン狩人のイメージを作ることができず、彼は今のところ、従来の顔グラを使用しています。ワールドシリーズでも試してみようかと思っているのですが、顔グラもまた風景画像と同じで、あくまでもイメージ画像であり、慌てて全キャラを新シリーズにする必要もなく、旧シリーズのキャラ達を残すのまた、アーカイブなのではないか?と安易に捉えています。なので決して、サムソンに愛情がない、というわけではありません(笑)




~アヤ大陸のおおまかなイメージと新大陸勢力の配置

アヤ大陸は、おおまかに東西南北のフィールドに分かれており、各地(地名とその地を支配する勢力、及び、その地に留まる新大陸勢力の名前も記入)を四季にあてはめると

春=東部(パパグラーナ:グランデギルド、ローゼンクロイツ組)
夏=北部(エル・ディアラ・サンドリア:コズンダ・コズタン軍、タラスクギルド、カーブー組、鉄平組)
秋=西部(失望の谷:アグダ・マズラー、モンスターミリシア組)
冬=南部(穹冥の要塞:月蝕の翳氷、エヴァーウィンターナイツ組)

となっており、この中央には聖域とされるラ・エメシスがあり、そこがタラスクギルドの本拠とみなされ、またマモーナスの巣もここにあるようです。またラ・エメシスは禁足地であり、そこを守る獰猛なモンスターも潜んでいるといわれ、今後の展開でまたこのフィールドの詳細も明らかになっていくでしょう。

以上の勢力以外にも、暗黒団の船に潜入しているギルドナイツ組、SBI組の存在もあり、本編が多面的に展開されていることもわかります(頑張れ作者)。




~ユクモクルセイダーズ組、北部(首都エル・ディアラ・サンドリア)

泥吉からの援軍要請を受けたユクモクルセイダーズのメンバーは、海を渡り、アヤの北東に位置するスパーンスコーン山脈の麓エリアに到着し、そこで独自の操竜術を持つシャーマラーン・ハハーン族の故郷を訪ねます。そこでも同行していたゲルハルトが現地の民しか知らない言語を理解していたりと、彼がアヤ出身であることを匂わせています。「◎~~!!」イヤァ~~~~♪の巻


また鉄平達は、同じくこの北東の地を訪れていたカーブー組のメンバー、ニャークと泡狐竜の知的生命体種ウズメと遭遇し、鉄平は首都に向かうメンバーと北東に残るメンバーを分けることにしました。「ニャ~ねぇ~(だから不安だ)」の巻


こうしてクルセイダーズのメンバーは

首都調査隊:鉄平、ゲルハルト、ニャ太郎、泥吉
北東待機組:一也、マクシミリア、グレンジャガー、サンダーソニック、ジャブ吉、ニャーク、ウズメ(後ろ二人は正確には「カーブー組」のメンバー)

に分かれ、一也達もまた、様子を見ながら、アヤの中央にあるという、タラスクギルドの本拠とみなされるラ・エメシスの調査を行うことになりました。


作者の余談:泥吉さんとジャブ吉さんの登場は、MHWの狩猟日記を書いていた頃より、待望していたもので、ようやくストーリーモードに登場してもらうことができました。泥吉さんはすでにRecollection編におけるムーアの記憶の中でも登場しているのですが、現状では、泥吉さんはムーアの状況を知らされていない為、今後の展開からも目が離せません!



~カーブー組とジーナ・ジラント、北部(首都エル・ディアラ・サンドリア)

ジーナの護衛を引き受けたカーブーは夢幻如来衆にて食客として迎えられていた泡狐竜の知的生命体種ウズメ、同じくボディガードとしてサザンゴッドのお馴染みのメンバーらと共にアヤへ向かいます。北東ではスヘイラも再登場し、彼女を現地コーディネーターとして迎えた一行は、首都を目指し北部へと移動します。そこで彼らは首都を目指すアプケロス便を強奪。行商人とその一行に扮して首都潜入に成功しました。首都に入ってからはRecollection編ではおなじみの憩いの地であった「Antique Shop NyaNya堂」も再現されており、カーン一族の末裔、アニャニャニャ・カーン三世も登場するなど、カーブーは同じく首都入りした鉄平組とも再会することができました。またスヘイラは執拗にカーブーを毛嫌いしており、「アンジェリカ」の名前も口にしていることから、その真意が気になるところでもあります。

作者の余談:カーン一族は個人的にお気に入りのキャラクターで、アニャニャ・カーン二世の跡継ぎである三世の活躍をこれから描けると思うと胸が踊ります♪またジーナの顔グラについては、今のところキャラメイクする予定はなく、「謎の美女(悪女またはヴィラン)」、という想像上の孤高の存在というイメージでいきたいと思っています。然しながら今後のストーリーの展開、及び、新シリーズのキャラメイク状況によっては分かりませんが・・。それも二次創作の楽しみでもありますよね。

Antique Shop NyaNya堂やアニャニャ・カーン二世に関する情報はこちら↓

■あたモン世界における王都ヴェルド~「なぜなに★あたモン」のおコ~ナ~

■タラスクギルドとそのメンバーたち/登場人物紹介




~ローゼンクロイツ組、東部(パパグラーナ)

ラインハルトは愛娘ローズダンテとの安らぎの時間もままならず、かねてより内密に交流を図ってきたグランデギルドの代理人としてロックラックへ援軍要請にやってきたタラスクギルドの信者、コズマ・ブリーニと共にアヤ東部の交易都市、パパグラーナへ向かうことになりました。そこでラインハルトはグランデギルドから、コズンダの抑圧から逃れる為、王墓へ向かったという、かつての婚約者であり、王太后(前王妃)であるスカルリーナ・コズタンの捜索を依頼されます。その後、同ギルドのグランドマスターであるヴァンニクローゼ・デヴィマッツォがコズンダ軍の私兵、ゲ・アゲルゾンによって首都へ連行されてしまうと、緊急クエストとして、彼の救出も引き受けることになってしまいました(一章でのローゼンクロイツサイドのストーリーはそこまで)。


作者の余談:今回、彼は騎士団よりクラーラ・ファンクーン率いる二番隊(銃槍歩兵隊)と四番隊の副隊長であるミカエラ・フェットチーネを同行させています。現在、彼らは東部沿岸で待機をしている状態なのですが、今後の二番隊、そして革命編以来の躍動となるフェットチーネ姐さんの活躍にもまた注目です!そして二番隊ということは、あの子も当然、来ているのです照れ



~エヴァーウィンターナイツ、南部(穹冥の要塞)

フロージア山岳地帯にある穹冥の要塞を代々守り抜く月蝕の翳氷(つきはみのえいひょう)はコズンダによって幽閉されていた(コズンダとは母親違いの兄にあたる)アダンカ・コズタンを救出、彼を正当な王位継承者として担げあげ、コズンダ軍に対抗。この支援をエヴァーウィンターナイツが引き受けることになったのですが、オクサーヌ・ヴァレノフに関しては、どういうわけか現在は眠ったままの状態で、指揮権を副官?であるゼットに託しています。また、ボワコフさんも彼らに同行、月蝕の翳氷の女戦士スリーとその愛ガルク、カーラ・スノウをはじめ、彼らの活躍もまた期待されます。



~モンスターミリシア組、西部(失望の谷)

モンスターが人間を我が子のように育ている荒廃の地、西部からは七つの義憤と呼ばれる知的生命体種を崇める人々から結成されたアグダ・マズラーの要請を受けたモンスターミリシアが預言者たる存在ともいえる一対の夜鳥、ジュディ・ホロロ&ライラ・ホルルに導かれ、同地に辿り着き、そこで摩訶不思議な知的生命体種の仲間達と出逢います。アグダ・マズラーは反乱軍として旧国王軍に牙を向くも、先王率いる討伐隊に返り討ちにあい(この国王自らの西征がクーデターの要因に)、現在は戦力を回復中の状態です。そこにモンスターミリシアのメンバー達が合流したところで第一章での彼らの出番は保留になっているのですが、二章でもまた新たなモンスターが登場するのでこちらにも期待です。



~暗黒団、ギルドナイツ、SBI、そして新大陸組とキャロルムーア

暗黒団の大型船に潜入したギルドナイツ組、SBI組もアヤに向かっており、こちらのサイドもまた賑やかなメンバー構成となっております。純平にいたっては、「人の姿」で潜入するなど、ハロルドは体の大きさを利用してタルネコに扮したり密航気分を味わっています。アシュリー・クイーンと荒波ケンジ(扮する鈴木純平)の関係もちょっと気になり、アヤがクイーンとカール・エリオットの故郷であることも今後の展開に影響してくるでしょうか。そして「新人ナイト」としてのシオンにも注目です!

そんな感じで第一章は、新大陸の各々が援軍要請を受けた勢力が拠点とするフィールドに辿り着いたところで終わりを迎えるのですが、ユクモ、ロックラックに残っているメンバーの存在も気になります。霊峰で祈祷を続けるバステトは果たして誰に呼びかけているのか、そしてル’ヴォーによって破壊された竜機兵が発した光を見上げるUBUは何を思うのか・・。

そんだこんだで楽しみな第二章は9/1(木曜日、0時更新予定)からスタート!!





というわけで懲りずにランキング参加中だぜ!!
みんなの激アツ一票で応援してくれよな♪

次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第60話 「吉兆・・或いは・・・・」

9/1(木)0時更新予定

二章も俺達の活躍を期待してくれよな!!
そんだば、次回も読もう!!見よう!!読も見ようぜよ!!



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