その品格に反抗を 53話 感想


クロエの生存を確信したデミアンが、清々しいほど迅速に動き始めましたね。

やっぱりデミアンはこうでないと。

さすが切れ者と言うか、頂点に立った男は違うなーと感心させられた回でした。


クロエが事前に家族に知らせていた?

それなら現在クロエが平穏そうに暮らしているのも納得がいく。

父が行方不明なのは逆に怪しまれると思うけれど、デミアンから追及があるのを見越して身を隠したのかな。


そしてイライザ、病院で働いてたのね。

代わりの焼死体の謎も解けた。

それでも倫理的にはギリギリアウトな気がするし、クロエらしくないとは思うけど…

ただ逃げるんじゃなくてデミアンに敗北を味合わせるため、相当な覚悟で行動に移したんだろうなぁと。


全ての謎が解けていくデミアンの推測は本当にお見事だった。

つくづく敵に回したくない男(笑)

そんな彼と対等に渡り合って、翻弄もしているクロエもすごい。


でもイライザの言う通り、人間には血が通ってる。

デミアンにとってクロエは大事な存在だけど、歯向かいながらも最終的には自分の思い通りになると鷹を括ってたのかも。

実際、愛があれば解決するみたいなこと連呼してたし。


そんな考えのままクロエと再会しても、元通りの仲に戻れる訳がない…

イライザはデミアンを自分の子供のように思っているからこそ、クロエの逃亡を手助けした。

そして最後のセリフを伝えたかった。


デミアンはどう受け取るのかな。

最後の表情はハッとしてるように見えるけど、すぐ理解して考えを改めるのには時間がかかりそうな気がする。

でもイライザの一声は、大きな一歩になるような気もする。



それまでのあらすじはこちら↓



悪役のエンディングは死のみ 160話 感想


カリストがカッコ良すぎた…

小説読んでこの回が来るのを楽しみにはしていたけれど、漫画で読むと更にグッと来るものがありました。

もうヒーローを超えて神?

最悪な出会いから、こんな頼もしい存在になるなんて思いもしなかった。


直近の好感度が100%じゃなくてペネロペはガッカリしていたけど、今思えばイクリスが特殊だっただけで、カリストの好感度の上がり方やアプローチは自然だったと思う。


最初の頃は怖かったけど(笑)

割とすぐ裏表がないキャラだと分かって。

あと意外と紳士的と言うか、行動力はあってもペネロペの感情を無視するような事はあまり無かった気がする。


洞窟で2人きりになった時も変に盛り上がらず、終始ペネロペを守る事に徹していたし。

からかいながらも好意はさり気なく伝えて、ペネロペも満更でもなさそうで。

お互い好感を持つようになる言動も分かりやすかった。

プロポーズだって、ゲームの世界じゃなければペネロペは素直になれただろうに…


ペネロペのことを「公女」または「ペネロペ・エカルト」と呼んでたカリストが、「ペネロペ」と呼び捨てたのは今回が初かな。

こんなストレートに想いをぶつけてるのは初めて見たのでドキドキしました。


それにしてもデリックよ。

そこまで意固地にペネロペを落とそうとするのは、洗脳のせいだけじゃないよね?

カリストも言うように、どうしてもペネロペを下に置いときたい変な意地を感じる。

そうする事で自分の身(気持ち?)を守りたいかのように。


その点、同じく前科持ちの兄弟でもレナルドは素直だなと思う。

イヴォンの正体をいまだ疑っている所も好ましい。

ただエカルト家の中では大きく出られない立場だから、良い人止まりになりそう。

お父様は明らかに優しくなってくれたけど、エカルト家の矜持みたいなものを崩せない所があるし。


彼らを含めたエカルト家のペネロペに対する釈然としない扱いは、今まで何度も見てきてその度にイラっとさせられた。

なので一蹴してくれたカリストを見て、スカッとしました。


ヴィンターは一見すると部外者なだけあって、客観的な意見を述べていてそれも良かった。

でもカリストに「あの時のイかれた裸足野郎」ってバレた模様。

カリストがニヤッとしたのは何か思惑がありそう。


そしてまたも蚊帳の外のイクリス。

果たして再び出番があるのかな?

ゲームで最も翻弄されて不遇な立場になってしまったので、個人的にはどういう形でも幸せになってほしい。


とにかく最初から最後までカリストがカッコ良すぎた回でした。



前後のあらすじはこちら↓