141話
ペネロペが真実の鏡に触れると、隠しエンディング動画が流れる。レイラーがイヴォンの身体を乗っ取った事、ペネロペは魔術師だが何度も死亡したため魂が粉々になったこと、ヴィンターが時を戻したこと、解決するにはペネロペがレイラーを封じるしかないこと…全クエストを終了するとゲームは終了するとのメッセージも。

142話
前世のペネロペの様子も流れる。実は胃がんで家族に愛されていた。イヴォンにかけられた洗脳は全て解けるが、混乱するペネロペ。報酬として古代魔法を使える鏡棒を受け取る。現実に戻りカリストの腕の中で号泣。自分は本当のペネロペではないと打ち明ける。

143話
前世の自分についても話したペネロペに、カリストは愛してると告げる。さらに親の影響で愛を告げるのに抵抗があった事や、最初からペネロペが気になっていた事、ペネロペが死んだら自分も後を追うつもりだった事を告白。だが聞かなかった事にしてくれと言われ、ペネロペはまた号泣してしまう。

144話
ペネロペはカリストの告白に嬉しさや悲しさを感じるも、イヴォンを殺したら一緒にはいられないと打ち明ける。それでも追いかけると話すカリストとのキス。甘いひととき。その後カリストがセドリックと連絡を取り、2人は島を離れることに。

145話
国境近くの沼地に召喚されたペネロペとカリスト。カリストが皆の前でペネロペを次期皇太子妃として紹介し、部下達は祝福ムード。ペネロペは赤くなりながらも呆れる。突然デルマン軍が翼竜のような魔物を連れて真上から攻撃。

146話
激しい戦闘の中、ペネロペは竜に乗ったイクリスに連れ去られる。反乱軍の主になりペネロペを探し回っていたらしい。ペネロペは鏡棒でイクリスに対抗し、カリストの元へ落下。

147話
ペネロペは鏡棒で呪文を唱え、反乱軍の大半を撃破。イクリスに自分のことを諦めるよう伝えるが、イクリスはカリストへの敵意を剥き出しにし長剣を向ける。

148話
ペネロペが呪文で2人の戦闘を妨げると、イクリスは味方に連れ去られる。その後ペネロペは疲れから気を失う。場面は変わり公爵邸。ペネロペが出て行った後エミリーは失踪、レナルドは酒浸り、デリックはペネロペを探す旅へ。公爵は傷を負ったイヴォンの部屋を訪れる。

149話
公爵はイヴォンとの会話中、ティーカップのお茶にイヴォンが映っていない事に気づく。ペネロペとの会話を思い出し不審に思う公爵。外出したいと言うイヴォンを尾行するよう執事に伝える。イヴォンはヴィンターの元へ訪れる。

150話
過去の行動などを調べていたヴィンターにレイラーだと見破られ、正体を現すイヴォン。鏡の欠片を渡すよう脅迫する。拒否するヴィンターに対し、イヴォンは洗脳したラオンを使い屈服させる。

151話
鏡の欠片もラオンも奪われたヴィンターは呪文で爆発を起こす。おぞましい姿になったイヴォンは回復のため、尾行した公爵邸の魔術師を食べる。ひっそり公爵邸に戻ったイヴォンは公爵から様々な尋問を受ける。

152話
なぜ水に姿が映らない?という質問で開き直ったイヴォン。何体もの魔物を呼び公爵邸は混沌とする。レナルドは応戦するがデリックは人質としてイヴォンに囚われる。一方カリストとペネロペは馬車で公爵邸に到着し、状況を把握。皇宮に引き返そうとするカリストをペネロペは必死に説得する。

153話
カリストを説得し公爵邸の庭に着くと、父公爵が魔物に襲われかけていた。ペネロペは呪文を唱えて撃退。親子の再会後イヴォンが現れ、デリックを盾に取り脅迫する。しかし死んでも構わないと言うペネロペに愕然とするデリック。イヴォンはデリックを解放し更に大きな魔物を呼び寄せる。

154話
魔物がペネロペから鏡の欠片を奪おうとした瞬間、デリックがイヴォンを剣で刺す。胸を貫かれても死なないイヴォンに驚愕するデリックは、自身も胸を貫かれる。ペネロペが魔法をパワーアップさせるも、イヴォンは父を捕まえエミリーも人質になっていると告げその場を去る。

155話
運ばれていく瀕死のデリックに魔法のかかったネックレスを渡されるが、ペネロペは複雑な気持ちで拒否。魔法で身体が消耗したペネロペを心配するカリストとレナルド。それでも父を助けに行くと話していた矢先、父が自力で帰ってくる。

156話
父はペネロペに貰ったアミュレットのお陰で助かったと話す。今までの言動を謝罪し涙を流すペネロペを抱きしめる父。そんな中、皇宮が反乱軍に制圧されたとの知らせが。エレン侯爵が内部で手引きした模様。父はカリストに味方すると伝える。

157話
ペネロペは時が来るまで公爵邸に留まることに。しかし預けた鏡の欠片が気になり、強引にヴィンターの元へ行く。爆発でめちゃくちゃになった部屋には誰もいなかったが、隠し扉を見つけ呪文を唱える。

158話
その先は何故か前に訪れたレイラーの墓だった。真実の鏡の前では、赤い魔法陣の中で燃えているヴィンターが。時間を巻き戻す禁断魔法に手を出した見返りらしい。もうレイラー復活は止められないから逃げろと言うヴィンターに憤るペネロペ。

159話
最後まで闘う意思を示すペネロペに、ヴィンターは自分が起こした爆発でイヴォンが持つ鏡の欠片にヒビが入ったと話す。空間から戻ったペネロペの元にイクリスが現れる。エミリーら人質を盾に取られ、渋々と馬車に乗り込む。公爵邸は父兄以外を全滅させた、貴方以外はどうなっても良いと言うイクリス。

160話
イクリスが連れてきたのは皇宮にある部屋だった。鏡棒や鏡の欠片を取り上げられる。狂気的な愛をぶつけられるが、他の人を愛してると言うペネロペ。イクリスは絶対に自分の物にすると言い放ち部屋を出る。その後カリストが暖炉から這い出てくる。

161話
カリストの手引きで秘密通路を通り脱出することに。カリストはペネロペの身を案じつつ2人で太陽宮へ向かう。太陽宮ではエレン侯爵がイヴォンに皇帝の首を差し出していた。そこにイクリスが現れ、ペネロペから奪った最後の欠片をイヴォンへ渡す。

162話
鏡棒は渡さない、人質の安全は保証しろと言うイクリスに了承するイヴォン。そこに帝国軍が進軍してきたとの知らせが。イクリスは急いでペネロペのいる皇后宮へ向かう。イヴォンは狼狽る事もなくパーティーの始まりだと宣言。潜んでいたカリストが敵を一刀両断、ペネロペはエミリーら人質の救出を行う。

163話
皇帝の至宝を持ち地下へ消えたイヴォンを追いかけるカリスト。ペネロペは鏡棒を取り戻し、エミリーや子供達に遠くへ逃げるよう伝える。急いで戻ってきたカリストが走るよう急かす。その瞬間すごい振動と轟音が響き、目覚めた黄金の竜が現れる。

164話
ヴィンターから貰ったバラの花で竜の炎は避けられたカリストとペネロペ。イヴォンの後を追おうとするもイクリスが立ちはだかる。ペネロペと手を繋ぐカリストに剣を向け、2人の戦いが始まる。ペネロペは魔法で竜を追い詰めるも危機に瀕したカリストの元へ。

165話
ペネロペは咄嗟に魔法を唱えると、一つの氷がイクリスに命中。その後イクリスは竜に追い詰められたペネロペを助ける。牙で胸を貫かれ吐血したイクリスは愛してると呟いた後、竜にどこかへ飛ばされる。茫然とするペネロペを奮い立たせるカリスト。カリストは竜と、ペネロペはイヴォンと闘うことに。

166話
イヴォンと対峙したペネロペ。魔法を仕掛けるも上手くいかず劣勢に。しかしヴィンターの話を思い出し、イヴォンが待つ鏡のヒビに剣を刺しイヴォンの心臓まで貫く。鏡は一部が粉々になり、イヴォンは吐血し恨み言を言いながら窓の外へ落下。ペネロペはその様子を無情に眺める。

167話 エピローグ
イヴォンが落下した後、黄金の竜が落下するのを見たペネロペは急いで階下へ。竜の翼の下から這い出てきたカリストに抱きつく。しかしカリストは竜の牙をペネロペに渡すと崩れ落ちる。彼は背中の傷から大量の血を流していた。助けを呼ぼうとした瞬間に画面が現れ、エンディングを迎えたと知る。報酬と共にここを離れますかとの選択肢が。状況を悟ったカリストは、ここでの事は全て忘れて早く行けと伝える。最後に愛の言葉を囁かれ、躊躇するペネロペ。泣き崩れながら自分の気持ちを整理して、決断したのはー「私もあなたを愛してる。だから…」

168話 本編最終回
ペネロペは元の世界には戻らず、カリストの命を繋ぎ止める選択をした。カリストは竜の毒によって長い眠りにつき、ペネロペは皇宮に留まっている。訪れた父と会話をした後カリストの部屋に行くと、カリストが目覚める。暫く現実かどうか確かめるカリストを見て切なくなるペネロペ。どうして残ったのかと聞かれ、大金が惜しくなったと答える。変わらずお互い悪態を付きながらも、気持ちを確かめ合う二人。ようやく訪れた安息。


本編はここにて終了。ペネロペ✖️カリスト派にとってはハッピーエンドな結末になりました。しかしイクリスやヴィンターのその後については有耶無耶のまま。ピッコマで連載中の外伝で語られるかもしれません。