今日1月8日(火)は、バイオ株の日でしたね。
【4565 そーせいグループ】がストップ高になり、【4592 サンバイオ】も大陽線になりました。

幸い、【4592 サンバイオ】の大陽線を獲ることができました。

 




前日の株探のニュース:

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月7日発表分)

で、【4565 そーせいグループ】と【4592 サンバイオ】の好材料が載っていたので、監視していました。
 

■そーせいグループ
英アストラゼネカが次世代がん免疫療法の新規アデノシン2A受容体拮抗薬「AZD4635」の開発でマイルストーンを達成。これに伴い、アストラゼネカから1500万ドルを受領する。

 

■サンバイオ
米国で大日本住友製薬と共同で実施している再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b臨床試験において、カリフォルニア州再生医療機構から経過観察終了達成分の補助金100万ドルを受領。

 


寄り前の気配では、【4565 そーせいグループ】は早くから1078円のストップ高の気配、一方、【4592 サンバイオ】は8400円辺りまでややギャップダウンの気配と、対照的でした。

【4565 そーせいグループ】は買い板も薄く、買いと売りに圧倒的な差も無いので、9:00が近づくにつれて売りが出て、気配値は下がってくるかも、と思って見ていました。

私の狙いは【4592 サンバイオ】です。

【4592 サンバイオ】は逆に、9:00が近づけば買い注文が増えて、ギャップアップになるだろうと思っていました。

9:00が近づいても、予想外に【4565 そーせいグループ】が強くて、気配値が下がってきません。
なので、【4592 サンバイオ】も特別買い気配のまま寄り付かず、始値が吊り上ってしまうのでは、と心配しました。
幸い、更新値幅1つ分の、8700円で寄り付いてくれました。

【4592 サンバイオ】の1日の値動きが、こちらです。

 

 

 

 


寄り付くと、【4592 サンバイオ】はすぐに急騰しました。
おそらく、特別買い気配で買えないまま、始値が吊り上ってしまことを避けるため、大口の買い方が寄り付きでの成行買い注文を控えてくれていたのかな、と思います。

実際、寄り付きで全株を買うよりも、寄り付いた後に成行買いで買い上がった方が、平均取得単価も下がりますので。

そのまま、9580円まで一気に急上昇しましたが、10:12に日経平均が急落してくると、【4592 サンバイオ】も反落してきました。
9210円まで下落したので、せっかくの利益がほぼ半減、利益の4割以上をパーにしたことになりますが、自分の売買ルールに従って、ただ利益が減るのを見ていました。

ですが、その後は再び上昇して、大引けでは9700円まで上昇しました。
仮に1000株とすれば、1日で100万円の利益(税引き前)になります。


一方、【4565 そーせいグループ】は、9:31にいったん99万株の出来高で寄り付きました。
ここで急落すると、【4592 サンバイオ】もつられて下落するかも、と心配しましたが、すぐに20万株の買い注文で、再びストップ高に張り付きました。
その後は、10:12に日経平均が急落しても、売り注文は増えましたが、剥がれませんでした。

 

 

結局、前引けでは100万株、大引けの直前には400万株近い買い注文が出て、21万株の比例配分で引けました。

(大引けの注文数は見ていませんでした)

大引けにかけて見ていると、ものすごい勢いで買い注文が増えていきました。

(14:36)買い188万株
(14:46)買い225万株
(14:53)買い273万株
(14:59)買い380万株

前場に一度寄り付いているのですが、その時点では買えずに、大引けにかけて買いたくなった人が多かったのでしょうか。

 

 

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日経平均は、12月26日に18948.58円の安値をつけた後、大引けにかけて急上昇し、昨年末はやや反発して終わりました。

 



年末年始は、日本市場がお休みの間にも、アメリカ市場では取引が続いていましたが、為替もダウ平均も小動きで、相場は落ち着いたように感じていました。

ところが、日本市場が新年を迎える前日の1月3日になって、相場状況が急変しました。

まず、日本時間の1月3日の朝に、「アップルが大幅な業績下方修正」というニュースで、ドル円は109円台から104円台、ユーロ円は123円台から118円台へと、瞬間的に急激な円高が起こりました。
ほとんど一瞬の値動きでしたので、ストップロスもかなりスリップしたのではないでしょうか。

 



為替はほぼその日のうちに元に戻りましたが、その夜にはダウ平均が660ドル安と急落した状態で、日本市場は2019年の大発会となりました。

 



おかげで、日本株は全面安でのスタートとなりました。

日足を見ると、急落してから、年末に少し反発した後で、再び下落に向かったように見えます。
空売りしても良いところです。

 



ところが、日本株は寄り付き直後だけは下落しましたが、その日のうちに反発して、長い下ヒゲで終わりました。
さらに、その夜のダウ平均は、雇用統計が好調で746ドル高と、急反発してしまいました。

 



おかげで、翌週1月7日の日本株は、一転して全面高でのスタートとなりました。

日足を見ると、12月中の下落が、12月26日に底を打って、上昇に転じたように見えます。
買っても良いところです。

 



ところが、日本株は寄り付き直後だけは上昇しましたが、その日のうちに反落して、長い上ヒゲで終わりました。

ダウ平均が乱高下するおかげで、日本株は大ギャップダウンか大ギャップアップになってしまい、翌日まで持ち越すのがギャンブルになってしまう状況です。
とはいえ、日中はトレンドが続かず、すぐ戻ってきてしまうので、デイトレードもやりづらい状況です。

 

 

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勝てるトレード手法を教わったら、身につけるためには、練習が必要です。

最初はうまくできなくても、だんだん上達して、いつかは、教えてくれた先生と同じように利益が出せるようになるはずですね。

では、うまくできたかどうか、「勝てるトレード手法」が身に付いたかどうかは、どのように判断すれば良いでしょうか。


例えば、勝率70%のトレード手法を教わったとしましょう。

実際にトレードしてみたら、5勝5敗(勝率50%)になってしまいました。
同じ時期に、教えてくれた先生は、7勝3敗で、ちょうど勝率70%でした。
この場合は、ほとんどの人が「失敗した。。。」「うまくできなかった。。。」と感じることでしょう。

でも、もし、実際にトレードしてみて、9勝1敗(勝率90%)になったら、どうでしょう。
教えてくれた先生は7勝3敗で利益が100万円だったのに、あなたは200万円も儲かったとしたら。
この場合、多くの人が、「うまくできた!」「上達した!」と感じるのではないでしょうか。

この状況で、

「教わった通りにできなかった。利益が200万円になったのは失敗だった。。。」

と反省する人は、ほとんどいないと思います。

ですが、勝率70%になるはずなのに、勝率90%になったとしたら、それは、「教わったやり方とは別の、何か違うことをやっていた」という証です。

違うことをやれば、違う結果が出ます。

もし、先生と同じ勝率70%という結果を出せたのなら、この後も、先生と同じ結果が得られるでしょう。
おそらくは、順調に利益が増えていくことでしょう。

ですが、勝率90%になったのであれば、この後も、先生と同じ結果は得られないでしょう。
このまま続けていって、最終的に利益が出せるかどうかは、あなた次第、ということになってしまいます。

それでは、せっかく「勝てるトレード手法」を教わったのに、意味がありません。


「勝てるトレード手法」を教わって、それを身に付けたいのであれば、勝てる時に勝つだけでなく、負ける時には負けなければなりません。
極端に言えば、たとえ損すると分かっていても、わざわざ損をするために、トレードを実行する必要があるのです。

 

 

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世の中にはたくさんのトレード手法がありますが、とりわけ、勝率の高いトレード手法は魅力的に映ります。

ネットで見つけた教材が「勝率90%!」なんて謳っていたら、それだけで信用して、買ってしまうかもしれません。

ですが、勝率を見る時は注意が必要です。
何故なら、勝率は数え方によって、いくらでも変わってしまうからです。

例えば、次のようなトレードをしたとしましょう。
5回に分けて買って、5回に分けて売りました。

100円で1つ買い
120円で1つ買い
110円で1つ売り
140円で1つ買い
130円で1つ売り
160円で1つ買い
150円で1つ売り
180円で1つ買い
170円で1つ売り
170円で1つ売り


このトレード手法は、勝率はいくらでしょうか?

ある人は、
「5回のうち、最後の1回は負けたけど、4回は勝った。勝率は80%!」
と言うかもしれません。


でも、別の人は、
「1つは大きく勝ったけど、小さな負けが4つあった。勝率は20%。。。」
と言うかもしれません。


数え方が違うだけで、勝率は大きく違ってしまいます。

勝ってばかりの「勝率80%」のトレーダーと、負けてばかりの「勝率20%」のトレーダーが、よくよく見たら、まったく同じタイミングでトレードしていた、ということもある訳です。

 

 

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「これからトレードを始めよう!」と思っている方は、まず、どうすればトレードでお金を増やせるのか、「勝てるやり方」を知りたいと思うことでしょう。

確かに、ネットで検索すると、「このやり方なら稼げる!」と謳っている「勝てるやり方」がたくさん見つかります。
そして、実際にトレードした実績が載っていることが多いです。

では、稼いでいるトレーダーから教われば、「勝てるやり方」を知ることができるのでしょうか?


今年は株式市場が暴落して、日経平均が7年ぶりにマイナスで終わったというニュースがありました。
逆に言えば、過去6年間は、年の初めに株を買って、年末に売れば、毎年お金が増えていました。

 

年初 年末 騰落率
2012年  8549.54  10395.18  +22% 
2013年  10604.50  16291.31  +53% 
2014年  16147.54  17450.77  +8% 
2015年  17325.68  19033.71  +10% 
2016年  18818.58  19114.37  +2% 
2017年  19298.68  22764.94  +18% 
2018年  23073.73  20014.77  -13% 


では、

『年初に株を買って、年末に売る』

これは、「勝てるやり方」なのでしょうか?
あなたはどう思いますか?

①今年は負けたけど、6勝1敗だから、すごく勝率の高い良いやり方だ(^^)

②去年までは儲かっていたけど、今年は損したから、これからはもう使えない。。。

いろいろな考えがあると思いますが、いずれにせよ、「もっと早く知りたかった!」と思う人は多いかもしれません(^^;


では、7年前に遡ってみましょう。
2011年の年末に、この
『年初に株を買って、年末に売る』
というやり方を教わったら、あなたはどう思いますか?

 

年初 年末 騰落率
2008年  15155.73  8859.56  -42% 
2009年  8991.21  10546.44  +17% 
2010年  10609.34  10228.92  -4% 
2011年  10352.19  8455.35  -18% 


過去4年間の実績は1勝3敗、トータルはマイナスです。
しかも、2008年には、たった1年で資産の4割を失っています。
この成績を見たら、とても「勝てるやり方」と思えませんね。

でも、もしこのやり方を信じてトレードを始めていたら、それから6年間で、大きくお金を増やすことができていた訳です。


では、4年前に遡ってみましょう。
2014年の年末に、この
『年初に株を買って、年末に売る』
というやり方を教わったら、あなたはどう思いますか?

 

年初 年末 騰落率
2012年  8549.54  10395.18  +22% 
2013年  10604.50  16291.31  +53% 
2014年  16147.54  17450.77  +8% 


過去3年間はすべて勝っています。
この成績を見たら、「勝てるやり方」だと思う人もいるかもしれません。

でも、「たった3年の実績では信用できない。本当に勝てるのか、様子を見たい。」という人もいるかもしれません。

では、それから3年間様子を見て、6年間の実績が出たらどうでしょう?

 

年初 年末 騰落率
2012年  8549.54  10395.18  +22% 
2013年  10604.50  16291.31  +53% 
2014年  16147.54  17450.77  +8% 
2015年  17325.68  19033.71  +10% 
2016年  18818.58  19114.37  +2% 
2017年  19298.68  22764.94  +18% 


2014年の年末に教わった後も、勝ち続けています。
でも、この成績を見て、ようやく「勝てるやり方」だと信じた人は、次の2018年には、マイナスの結果になってしまった訳です。


教わっているやり方は同じなのに、どのタイミングで教わるかによって、「勝てるやり方」なのか、感じ方が変わってしまうと思います。
そして、実際にトレードした結果も変わってしまいます。


「6年間ずっと勝ち続けた、資産を倍にするトレードのやり方」

と、

「たった1年で資産の4割を失った、失敗するトレードのやり方」

実は、まったく同じ、

『年初に株を買って、年末に売る』

というやり方だった、という訳です。

ただ実績を見るだけでは、本当に「勝てるやり方」かどうかは、分からないのです。


良いピッチャーなら、ストライクが取れるだろうが、
ストライクが取れたからといって、良いピッチャーとは限らない。

 

 

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