ダウ平均が1086ドル高と、史上最大の上げ幅で急反発して、今日の日本株は全面高となりました。

私は、昨日のうちに【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】を買って、今日の大ギャップアップで利益を取ることができました。

 




私が何故、昨日のうちに買っていたのか、その時に何を考えていたのかを、紹介したいと思います。
デイトレーダーが、いかにコロコロと相場の見方を変えているか、そして、意外と予想が外れていることが多いことが、分かると思います(^^)


まず、週明けの25日(火)です。

日本が休日の間に、ダウ平均が2日間で1000ドル以上も暴落して、日本株は全面安となりました。
【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】も、16130円から14930円に大ギャップダウンしました。

ですが、この日はアメリカ市場がクリスマスで休場となります。
つまり、この日だけは、夜にダウ平均が暴落して、翌日に日経平均がギャップダウンする不安がありません。
ですので、すでに下がりすぎだった日経平均は、寄り底で、陽線で引けると想定していました。

ところが、日経平均はじりじりと下げ、大引け直前に安値を更新するという、意外な動きでした。
想定と違ったので、この日は見送りです。


次に、26日(水)です。

この日は、アメリカ市場が再開します。
ダウ平均が暴落して、翌日に日経平均がギャップダウンする不安があるので、買いづらく、ほとんど動かないと想定していました。

ところが、意外にも、日経平均は朝から買い優勢となりました。
【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】も、14480円から14940円に大ギャップアップして、寄り付き直後には14990円の前日高値を越えてしまいました。

これを上昇トレンドへの転換のサインとみて、14430円の前日安値を損切りラインとして、買うことも考えましたが、ここでは見送りました。
ダウ平均が暴落する不安のため、大引け前には手仕舞いする人が出て、下落すると想定したからです。

とはいえ、かなり高くスタートしたので、前日安値を割るとは思えませんでした。
もし割らなければ、【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】の日足は、高値・安値ともに前日から切り上げた形になります。


ここで、トレードの狙いと戦略を整理しておきます。

ダウ平均、日経平均ともに、いつ反発してもおかしくなく、その反発を買いで獲ろうと考えていました。

ただ、異常なほど暴落していたので、かなり大きく急反発しそうに思いました。
その場合、ダウ平均が反発するのを確認してからだと、日経平均は大きくギャップアップしてしまい、買うには遅すぎます。
そのため、リスクを取って、ダウ平均が反発する前に買うシナリオを、2つ想定していました。

①日経平均が陽線で引けた場合

この場合、ザラ場でエントリーしていれば、含み益を持った状態で持ち越せます。
仮にダウ平均が続落しても、含み益がある分、実際の損失を減らせます。

②日経平均が大陰線で引けた場合

この場合、仮にダウ平均が続落しても、日経平均はそれを織り込み済みの分、翌日のギャップダウンはそれほど大きくならない、と想定しました。


さて、26日(水)に戻ります。

前日安値を割ることはまず無い、と思っていたので、①のシナリオを想定して、始値を超えて陽線になるのを待っていました。
ところが、後場に入ると、予想以上に急激に下落してきました。
想定と違って、前日安値を割ってしまうところまで下落してきたので、①のシナリオは捨てて、②のシナリオに切り替えました。

ここで、想定を少し見直します。

高く寄り付いたにも関わらず、ここまで急落するのは、空売りも入っていると思いました。
ダウ平均はすでに下がりすぎで、いつ反発してもおかしくなく、空売りを持ち越すのも不安です。
そのため、大引け前には空売りの買戻しで、反発すると想定しました。

そこで、この時点では、次の2つのシナリオを想定しました。

②-1 反発した時点で買い、含み益の状態で持ち越し。

②-2 反発せずに、大引けまで下がり続けたら、大引けで買う。


14時頃、【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】が14430円の前日安値を割った後、日経平均が19000円の節目を割りました。

この時点で、

A 歯止めが利かなくなり、暴落する。

B 暴落してもおかしくないのに、暴落しないので、ここが底とみなした売り方が買い戻しを始め、反発する。

という、2つのシナリオを想定して見ていました。

実際には、Bの通り、日経平均は横ばいとなりました。
分足は三角持ち合いが収束して、すごく良い形になりました。

しばらくすると、三角持ち合いが上にブレイクしたので、ここで買いました。

※実際は、日経平均が19000円を割って下げ止まった時点で、打診買いも入れていました。

 


その後は、予想外に急激に買いが集まって、一気に急上昇しました。
大引けまで上昇が続き、日経平均は始値を超えて、陽線で引けました。
【1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信】は陰線でしたが、かなり大きな含み益を持った状態で持ち越すことができました。

大引け直前の急激な上昇も、ダウ平均の史上最大の上昇も、どちらも予想していた訳では<ありませんが、狙い通りのトレードができました。

 

 

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今日の2社上場で、12月のIPOラッシュも終了しました。

ダウ平均、日経平均、マザーズ指数が軒並み暴落しているこの相場環境では、IPO株も壊滅状態でした。

振り返れば、1年前の2017年12月は、IPO株が絶好調でした。
IPOに当選するだけで大きく儲かり、外れても、初値で買えばセカンダリーでも大きく儲かる、というバブル状態でした。

例えば、【6698 ヴィスコ・テクノロジーズ】は、公開価格4920円に対して、初値は15000円と約3倍。
そこから連日の上昇で、10日後には43900円と、公開価格の約9倍、初値からでも約3倍までになりました。


その他にも、
【8919 カチタス】は、1665円の初値から、10日後には約1.7倍の2880円まで上昇。
【6563 みらいワークス】は、6080円の初値から、8日後には約2倍の13940円まで上昇。
【6565 ABホテル】は、3060円の初値から、4日後には約2倍の6300円まで上昇。
と、短期間で急騰する銘柄が連発していました。
ストップ高も当たり前に起こっていました。

 

 

 

 


ですが、今年は、注目の【9434 ソフトバンク】が公開価格1500円に対し、初値が1463円と、まさかの公募割れから急落。

 

 


ソフトバンクが上場する前から、IPO株のセカンダリーは壊滅状態でした。

例えば、【7044 ピアラ】は5030円で初値を付けた後、初日に4030円のストップ安まで急落。

 

 

 

 

 

それでも、その後に一時は6140円まで上昇するなど、まだ希望がありました。

 

ですが、ソフトバンクが上場した後のIPO株は、さらに状況が悪化したようです。


【6232 自律制御システム研究所】は、3400円の公開価格を大きく割って、2830円で初値を付けた後、わずか20分で2330円のストップ安まで急落。
抽選に当たってそのまま保有していたら、資産の30%が失われることに。

 

 

 

 


【7047 ポート】に至っては、売りが殺到し、上場初日には売買が成立しないという異常事態。
IPO株で、公募割れで初日に値が付かずに翌日に持ち越しになるケースなんて、初めて見ました。
結局、1480円の公開価格に対して、37%も安い930円で初値が付きました。

さらに、【7330 レオス・キャピタルワークス】が、相場環境が理由ではありませんが、上場する前日になって急遽、上場中止。

こんな状況で日本が休日の間に、ダウ平均が2日間で1000ドル以上も暴落して、今日も、朝一番の気配値には絶望的な雰囲気が漂っていました。

ですが、本日上場の2社はいずれも公開価格を上回って初値を付け、【4428 リンク】は陽線で引け、【7048 ベルトラ】も陰線ながら長い下ヒゲを付けました。
また、直近IPO株の【4427 EduLab】と【7047 ポート】がストップ高で引けました。

今日は米国市場がお休みということもありますが、少しは状況が好転するでしょうか。

 

 

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ここ何年かは、年末は株価が上昇することが多かった気がしますが、今年は株価が下がり続けています。

特に、ダウ平均の急落がすごいです。
先週までは、24000ドルの下値支持線で支えられていましたが、24000ドルを割ったら底が抜けたかのように、今週は5日連続の陰線でした。

しかも、日本時間の夜中には大丈夫なのに、朝起きてびっくりの「おはぎゃー」が続いていますので、安心して眠れません(笑)

さて、ダウ平均のチャートを見ますと、さすがにこれだけ下落したら、いつ反発してもおかしくない気がしてきます。


日経平均も、ダウ平均に引きづられて下落していますが、ダウ平均が数百ドルの下げでも、翌朝の日経平均の寄り付きがあまりギャップダウンしていないのは、「さすがにこれ以上は下がらない」と考えている人が多いからでしょうか。

 


実際、「下がりすぎ」を理由に、計画的なナンピン(分割エントリー)で打診買いを始めている方もいるかと思います。

ただ、ちょっと前からネットでは「下がりすぎ」というコメントが出ていましたが、その後も株価は下がり続けています。
早い段階から打診買いを始めた方は、そろそろ資金が限界に近いかもしれません。

 

 

新興市場の下げ方もきついです。

 

 

個人トレーダーは、すでに限界を超えて、投売りしている感じもします。

 

 

 

 

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これからトレードを始めてみよう、という方は、まず、いつ買っていつ売るか、トレードのやり方(手法)を知りたいと思うことでしょう。

私は、自分で創り上げた独自の手法でトレードしています。
ですが、世界にはたくさんの優れたトレーダーがいて、優れたトレード手法もたくさんあります。

自分で相場を研究し、独自の手法を編み出すのは、自分にぴったり合ったトレード手法を見つけられる、というメリットもありますが、勝てるようになるまで時間がかかる、というデメリットもあります。
もし、これからトレードを始めるのであれば、すでに成功しているトレーダーから、その手法を教わって身に付けた方が近道になります。

では、たくさんある手法の中で、どれを身に付ければ良いのでしょうか?

たいていは、勝率や、「○年で○倍になりました!」という実績で判断することが多いと思います。

ですが、一発勝負をするのではなく、これからトレードを続けて資産を増やしていくのであれば、自分の性格に合った手法、つまり、実際に自分が続けられる手法かどうかも重要になります。

例えば、勝率99%(!)の手法があったとしましょう。
毎日1万円ずつ、ほぼ確実にお金が増えていきます。
これだけ聞くと、「その手法を知りたい!」という方もいると思います。

ですが、ごく稀に起きる負けの時は、大きく損するかもしれません。
もし、20連勝して、1ヶ月で20万円を稼いだ後、たった1回の負けで25万円を失ったとしたら、どう感じるでしょうか?
忙しい仕事や育児の合間に、なんとか時間を作って、やっと積み重ねてきた20万円の利益が、たった一度ですべてパーになったら。。。
それでも、その後に78連勝できると信じて、続けるモチベーションが保てるでしょうか?

または、勝ちの時でも、うまくやれば、もっと稼げたかもしれません。
例えば、2017年の仮想通貨。
あなたの友人とあなたは、同じ日に買ったとしましょう。
あなたは手法の通りに、1万円の利益が出たら売ってしまいました。
ですが、あなたの友人は売らずに、ずっと持ち続けました。
1ヶ月後、あなたは20回の売買をして、20万円を稼ぎました。
でも、あなたの友人は、何もせず放ったらかしで、500万円も儲かりました。
それでも、この勝率99%の手法を捨てずに、続けるモチベーションが保てるでしょうか?

トレードには、メンタルが大きく影響します。
自分の性格に合わなければ、いかに優れた手法であっても、実際に利益を出すのは難しくなります。

とはいえ、本当に自分に合っている手法かどうかは、実際にやってみないと分からないかもしれません。
案外、自分のことは自分で分からないものです。
迷った場合は、まずは試してみて、自分がどう感じるかを知るところから始めてみて下さい。

 

 

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2008年11月18日に株のトレードを始めて以来、おかげさまでトレーダーとして10周年を迎えることができました。

ジョージ・ソロスの格言「まずは生き残れ。儲けるのはその後だ。」の通り、まずは10年間生き残って、専業トレーダーになれたことに感謝いたします。

この12月には、10日ほどハワイに旅行に行きまして、素晴らしい経営者の仲間と一緒に、ホノルルマラソンを完走し、マウナケアで星空を観測して、リッツ・カールトン・ホテルでビジネスの計画を考えました。
トレーダーとして成功すれば、経済的・時間的な自由が手に入ると実感しています。

10年という節目を迎えましたので、これからは、これまで自分が培ってきたトレードの手法や考え方を、お伝えしていきたいと思います。

 

 

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