IPO(新規上場)シーズンが始まりましたが、まずは好調のスタートを切りましたね!

今日まで3社が上場しましたが、

【7049 識学】 ⇒ ◎ 20%上昇 ※即金規制

【4429 リックソフト】 ⇒ ◎ 14%上昇 ※即金規制

【4430 東海ソフト】 ⇒ × 14%下落

と、セカンダリーは2勝1敗と、まずまずの成果でした。

特に、人気の高かった【4429 リックソフト】が高い初値を付けて、さらに上昇して、10000円の大台に乗せたのは、とても良い感じです(^^)


IPOのセカンダリーが好調だと、大きく資金を投入したいところですが、連日IPOが続きますので、資金管理には注意が必要です。

新規上場したばかりの銘柄は、信用取引が使えませんので、現物株を購入できるように、現金を残しておかなければなりません。

さらに、今日までに上場した3社のうちの2社が、初日には値が付かずに、即金規制となっています。
他の銘柄を売却して現金を用意しようとしても、受渡日まで3日かかりますので、即金規制がかかった銘柄は、すぐには買うことができません。

これからも人気の銘柄が上場しますので、即金規制になることを想定して、予め現金を用意しておかなくてはなりません。


単発のIPOであれば、資金が一極集中することもあります。
しかし、今回のように多数のIPOが続く場合は、次のIPOに備えて現金を残しながら買うことになります。
ですので、人気のある銘柄でも、そこまで極端に買われることが無いかもしれません。
それでも、3社のうち2社が大きく上昇したのですから、IPOの地合いはとても良さそうです。


さて、明日2月28日(木)は、

【4431 スマレジ】

【7050 フロンティアインターナショナル】

の2社が上場します。

人気の高い会社が2社同時に上場しますので、明日(または、もしどちらも即金規制になれば明後日)が、今回のIPOシーズンのハイライトになるかもしれませんね。

 

 

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【4563 アンジェス】は、ようやく上昇の勢いが止まりました。

3日連続でストップ高になり、今日も1320円まで上昇しましたが、1335円のストップ高には届きませんでした。

さすがに上がりすぎ、と思えますので、今日は空売りを仕掛けてみました。

売り目線で見ていれば、今日は何度か空売りを仕掛けるポイントがありました。



■9:21 寄り付き

朝の早いうちは、大量の成行買い注文が出て、1335円のストップ高まで上昇しそうな気配でした。
ザラ場が始まる頃には少し下落してきましたが、それでも、まだ気配値は1300円を超えていました。
しかし、特別買い気配になり、板寄せの値段が切り上げてくると、気配値は下落して、1250円で寄り付きました。

この時点では、まだ上昇の勢いが止まったことを確認できていないので、私は空売りしませんでした。
それでも、前日の終値1035円から215円もギャップアップしていますので、寄り天井になると想定して、逆張りで空売りを仕掛けても良かったかもしれません。

実際、寄り付いた後は、一気に1179円まで急落しましたので、空売りは成功でした。
ただ、その後は急激に反発したので、すぐに同値撤退になってしまったと思います。



■12:46 トレンドライン割れ

後場が始まるとすぐに、1300円の節目を超えて、1320円まで上昇しました。
その後は、1335円のストップ高までは届かずに反落しましたが、まだ上昇トレンドに乗っていました。

しかし、12:46に1分足で大陰線が出て、トレンドラインを割ってきました。
この時点で、空売りを仕掛けても良かったかもしれません。

ただ、前場もたびたび急落しかけましたが、すぐに急反発していましたので、この時点での優位性はちょっと弱いと感じました。
ですので、私は空売りしませんでした。

実際、この後は1250円の始値を割らずに、すぐに反発してしまいました。



■13:05~13:06 三角持ち合いブレイク

1250円を割らずに反発しましたが、1290円を超えずに、三角持ち合いの形になりました。
ずるずると上値を切り下げてきた後、13:05に揉み合いを下放れし、13:06には1250円の始値を割って、陰線になってしまいました。

この時点は、空売りを仕掛ける大きなチャンスでした。
実際、この後に株価は暴落して、一気に1111円まで急落しました。

ところが、その後はもの凄い勢いで急反発して、わずか数分で、ほぼ全戻しになってしまいました。
ですので、もし空売りを仕掛けても、すぐに同値撤退になってしまったと思います。

とはいえ、この暴落が【4563 アンジェス】の上昇が止まり、下落に転じた強いサインになりました。

私は、このチャンスは見逃してしまいました(^^;



■13:17 急反発から、再び下落へ

1111円まで暴落してから、わずか4分で1243円まで急反発しましたが、1250円の始値を超えずに、反発の勢いが止まりました。
13:17には、1分足で大陰線が出ましたので、この時点で、反発から再び下落に転じたと判断して、空売りを仕掛けても良かったかもしれません。

ただ、この後は1156円まで下落しましたが、安値を更新することはできずに、反発してしまいました。
ですので、もし空売りを仕掛けても、すぐに同値撤退になってしまったと思います。

私は、このチャンスも見逃してしまいました(^^;



■14:10 上昇から下落へ

1250円の始値が上値抵抗線となってきました。
一方、下値は、1111円、1156円、1191円と、次第に切り上がって、三角持ち合いの形になってきました。

1250円の上値抵抗線を根拠に、1239円からまたも反落し始めた14:10頃に、空売りを仕掛けてみました。

これはちょっと判断が早すぎる、というのであれば、三角持ち合いを下にブレイクして、1200円の節目を割りに行った、14:24頃に空売りを仕掛けても良かったと思います。

1200円の節目を割ると、一気に1150円まで暴落しましたので、空売りは成功でした。

しかし、2分ほど乱高下をした後に、急激に反発してきました。

 

私は、13時すぎの暴落によって、今日は大引けまでには大量の売り注文が出て、大きく下落する、と想定していました。
ですが、この時点では買いの勢いがかなり強かったので、いったん同値撤退しました。



■14:37 上昇から下落へ

1230円の辺りで揉み合いが続いた後、14:37に、揉み合いを下に放れてきました。
1250円の上値抵抗線も効いていますので、また、空売りを仕掛けてみました。

私は、13時すぎの暴落によって、今日は大引けまでには大量の売り注文が出て、大きく下落する、と想定していました。
ですので、残り20分で暴落するシナリオを描いていました。

実際、1150円まで急落した後は、乱高下しつつも、次第に下落している感じでした。
14:55には、下値支持線だった1150円の、4万株の厚い買い板も割りました。
大引けでの引け成り注文も、次第に売り注文が増えて、最後には下落して引けそうでした。

ところが、大引けの2~3分前になって、急に引け成りの買い注文が増えて、さらに、1分足も陽線で反発してきました。
結局、終値は1190円と、かなり高い値段で引けてしまい、ほとんど利益にはなりませんでした。





【4563 アンジェス】は、とにかく成行注文の大きさに対して、買い板も売り板も極端に薄くて、値段が乱高下してしまいます。
ちょっと買い注文が出ただけで、1分足がもの凄い大陽線になってしまい、それが強い印象を与えて、さらに買い注文が集まっている気がします。

極めつけは、大引けの買い板と売り板の差です。
買い板は1140円、売り板は1190円、その差(FXで言うスプレッド)はなんと40円です!

これだけの売買代金があって、ここまで差が広がるのは、なかなか見たことがありません(^^;

 

 

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【4563 アンジェス】は、今日も凄かったですね!

これで、3日連続のストップ高です。
2月20日(水)の終値635円から、今日の終値1035円まで、およそ63%も値上がりしました。



ここ2日間とは違って、今日は寄り付きがほぼ安値、大引けが高値の、ほぼ丸坊主の大陽線となりました。
ですから、寄り付きで買って、ストップ高になるまで、ただ持っているだけで大きな利益を得られました。

しかし、実際には、寄り付きで買うのも、ストップ高になるまで持っているのも、難しかったかもしれません。

■朝は、気配値が急落

今日も、朝の早い時間から、大量の成行買い注文が出て、大ギャップアップしそうな気配でした。
ストップ高は1035円ですが、8:30を過ぎても、ストップ高寸前の1020円あたりまで寄り付かなそうな気配でした。

しかし、朝早い時間に、やたら気配値が高くなっているのは、却って不安もあります。
本当は売りたい人が、株価が上がりそうな雰囲気を演出するために、わざと買い注文だけを出して、売り注文を出さないことがあるからです。
実際、9時のスタートの直前になって気配値が急落し、結局、前日とほぼ変わらずに寄り付くことも良くあります。

案の定、9時が近づくと、次第に気配値が下落してきました。
【4582 シンバイオ製薬】は、一足先にギャップダウンの気配に変わりました。
【4563 アンジェス】は、8:50になってもまだ999円と高い値段を維持していましたが、その後に気配値は急落し、結局、前日からわずか15円高の900円で寄り付いてしまいました。

ザラ場が始まる直前に、気配値が100円も下がってしまったのですから、ここで買おうと考えるのは難しいかもしれません。

■寄り付き直後は、乱高下

9:01に900円で寄り付いた後は、およそ7分に渡って、900~940円の間で乱高下しました。



9:01に一瞬900円を割りましたが、その後はずっと900円の始値を割らなかったので、寄り付きで買っていれば、損切りせずに済んだように見えるかもしれません。

しかし実際は、9:05に939円まで上昇したのに、わずか2分後の9:07には900円の始値まで急落しています。
このような値動きを見ては、ポジションを維持するのは難しかったかもしれません。

そもそも、前日2月22日(金)は840円から885円まで、値幅は45円でした。
今日は、わずか1分ほどで、前日の値幅とほぼ同じ範囲を乱高下するのですから、冷静に見るのは難しかったかもしれません。

■ストップ高には、150万株ほどの厚い売り板が控えている

その後、株価は一方的に上昇していきましたが、1035円のストップ高まで届くかどうかは、疑問に思っていた人もいると思います。

1035円のストップ高には、およそ150万株もの厚い売り板が出ていました。
すでに、前日比でも10%以上も上昇していますので、ここから大口の買い注文が出てストップ高に張り付くよりは、利益確定の売りが出てきてもおかしくない、と考えた人もいると思います。

それでも、10:13には1035円のストップ高まで上昇してしまいました。
もっとも、この時点ではそれほど大口の買い注文は出ておらず、ストップ高には張り付かずに、下落に転じました。

ですが、午後には再びストップ高を目指して上昇していきました。
結局、最後には50万株以上の大口買い注文も出て、ストップ高に張り付いてしまいました。


その後、夜間のPTS(私設取引)では、1090円あたりまで上昇しています。
【4563 アンジェス】の強さには驚きますね。

 

 

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2月から3月にかけて、またまたIPO(新規上場)が続きます。

その先陣を切った【7049 識学】は、今日は陽線となり、まあまあ好調なスタートとなりました(^^)

■朝は弱気の気配だったが、直前になって強気に変化した

2月22日(金)に上場しましたが、初日は買い注文が多すぎて、気配値は4140円の上限まで上昇しましたが、取引が成立しませんでした。

今日2月25日(月)は、早い時間は成行売り注文が多く、4000円あたりまでギャップダウンの気配でした。

しかしこれは、値段が上がってしまうのを避けるため、買いたい人が直前まで買い注文を出さないでいるのだろう、と考えていました。
案の定、9時のスタートが近づくと買い注文が増えて、気配値が上昇し、ギャップアップとなりました。
 

■どんどん買い注文が増えて、なかなか寄り付かないまま、値段だけが上がる


結局、「値段が上がってしまうのを避ける」目論見は、うまく行かなかったようです(^^;
板寄せで値段が切り上がるたびに、さらに買い注文が増えて、合致点がどんどん逃げてしまう、追いかけっこの状況になってしまいました。

更新値幅が210円、更新時間が10分ですので、9:10までに4350円以下で寄り付くと想定していました。
しかし、4200円、4300円、4400円の節目に、次々と1万株ほどの買い板が出て、気配値がどんどん上場してしまいました。

それでも、9:10には「もうちょっとで寄り付きそう」という状況で、更新値幅は70円、更新時間も3分に変わりました。
合致点が4420円以下なら9:13には、4490円以下なら9:16には寄り付くことになります。

しかし、4500円に4万株ほどの厚い買い板が出て、合致点が4500円を超えてしまいました。
結局、9:19になって、ようやく4550円で寄り付きました。

公開価格は1800円ですから、およそ2.5倍の初値を付けました。

■順調に上昇しかけるも、およそ1.7万株の大口売りが水を差す

4550円で寄り付いた後、すぐに4740円まで上昇し、とても順調なスタートでした。
売り板が薄いので、あわよくば5250円のストップ高まで急上昇すると期待した人もいると思います。

ところが、初値をつけてわずか1分後の9:20に、突如として、4500円におよそ1.7万株もの大口の指値売り注文が出ました!
買い板も薄いため、すぐには取引が成立せず、連続約定気配となってしまいました。

上昇する楽観的な雰囲気だったところに、かなり冷や水を浴びせる売りだったと思います。

しかし、幸いにも、そのまま売りが売りを呼ぶ展開にはなりませんでした。
4500円におよそ1.6万株の買い板も出て、4500円で約定しました。

その後、4425円まで下落しましたが、そこから反発、上昇しました。

とはいえ、買い板が薄いため、ちょっと大きめの売り注文が出ると、100~200円くらい一気に急落してしまう状況です。



■5000円の節目を超えるも、ストップ高には届かずに、失速

昼休みが終わると、5000円の節目を超えて、いよいよ5250円のストップ高も見えてきました。
ストップ高の近くにも、1万株ほどの売り板しかなく、大口トレーダーが買い上がれば、ストップ高もあり得ると思っていました。

しかし、13時から下落し始めると、もうストップ高には届かない、と見切ったトレーダーが多かったようです。

一気に4560円まで急落して、ほぼ初値まで戻ってしまいました。

■大引けにかけて乱高下

その後はやや反発して、かろうじて陽線をキープしていましたが、14:15に再び急落して、初値を割ってしまいました。

しかし、すぐに反発すると、直近高値を超えるまで、みるみる上昇しました。
大引けでの注文を見ると、高い値段でおよそ4500株ほどの買い注文が出ており、陽線で引けるだろうと思って、買う人が多かったのだと思います。

ところが、大引け目前の14:54に、またも急落して、4550円の初値まで戻ってしまいました。
この時は、小口の売りが殺到したようです。
やっぱり陰線になりそう、と思った個人トレーダーが、相次いで手放したような印象です。

■大引けにかけて反発し、結局、陽線で引けた

しかし、またも反発すると、大引けにかけては上昇して、4700円で引けました。
結局、やや長い上髭は出ましたが、+150円の陽線となりました。




陽線で終わったので、明日以降も期待が持てそうです。

明日は即金規制が解除され、信用取引ができるようになります。
より多くの資金が入ってくると思いますので、このまま上昇が続くかもしれません。

 

 

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皆さんは、いつも同じポジションサイズでトレードをしていますか?
それとも、その時によって、大きく賭けたり、小さく賭けたりしていますか?

状況に応じてポジションサイズを調整するのは、効果があります。


もちろん、負けた時に熱くなって、「くそ、次で取り返すぞ!」とポジションサイズを倍にして勝負する、なんていうのは最悪です。

昨日のブログ「 負けた時にがんばる人は勝てない 」でも書きましたが、負けた、ということは、トレード手法と相場がうまく合っていない可能性があります。
そんな不利な時に、わざわざ大きく賭けるなんて、わざわざ損を広げるようなものです。


逆に、トレード手法と相場がうまく合っていない時は、ポジションサイズを小さくすると効果的です。

 

そして、勝ちやすい時、勝算が高い時には、ポジションサイズを大きくすることで、利益を伸ばすことができます。


例えば、A社、B社、C社、の3つに銘柄を監視していて、このうちのA社は勝算が高い、と思ったとしましょう。
ふつうにトレードしたら、例えば、次のようなトレード結果になります。

●1日目

 A社 +10万円
 B社 -1万円
 C社 -1万円

●2日目

 A社 -1万円
 B社 +2万円
 C社 +2万円

2日間の損益は、+11万円です。


もし、A社は勝算が高いからポジションサイズを2倍にしたら、こうなります。

●1日目

 A社 +20万円
 B社 -1万円
 C社 -1万円
●2日目

 A社 -2万円
 B社 +2万円
 C社 +2万円

2日間の損益は+20万円と、ほぼ倍になります。


ここで、もし仮に、A社の他にもう1つ、D社も、A社と同じくらい勝算が高い、と気づいたとしましょう。
ふつうにトレードしたら、例えば、次のようなトレード結果になります。

●1日目

 A社 +10万円
 B社 -1万円
 C社 -1万円
 D社 -1万円
●2日目

 A社 -1万円
 B社 +2万円
 C社 +2万円
 D社 +10万円

2日間の損益は、+20万円です。

つまり、

・勝算が高い時に、ポジションサイズを2倍にすること。

・勝算が高いトレードのチャンスに遭う機会が、2倍になること。

この2つは、ほぼ同じ結果になります。


但し、この2つには、大きな違いがあります。
それは、万が一、とんでもない想定外のことが起きた場合のリスクです。

A社とD社には、直接の関係はありません。
たとえA社が突然に倒産したとしても、D社は影響を受けません。
しかし、ポジションサイズを2倍にした場合は、もしA社が倒産したら、損失も2倍になってしまいます。

仮に、1つのポジションサイズが、資産の半分だとしましょう。
A社とD社、勝算の高いチャンスが2つだった場合は、万が一A社が倒産しても、資産は半分になるだけで済みます。
しかし、ポジションサイズを2倍にした場合は、A社には資産の全額を賭けることになりますので、もしA社が倒産したら、資産はゼロになってしまいます。


このように、とんでもない想定外のことに対するリスクが高まることを理解して、適切なポジションサイズを取りつつも、勝ちやすい時、勝算が高い時には、ポジションサイズを大きくすると良いでしょう。

 

 

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