IPO(新規上場)のセカンダリーが好調ですね。

日足で、陽線を勝ち、陰線を負け、とすると、4つの銘柄の成績は次の通りです。

 

 

【7049 識学】 4勝1敗1分
【4429 リックソフト】 3勝1敗
【7050 フロンティアインターナショナル】  2勝1敗
【4431 スマレジ】 1勝2敗


※【4430 東海ソフト】は、初日の暴落を見て、その後は手を出していませんので、省きます。
 他の4つが人気で、値動きも好調なので、敢えて手を出す必要もないので(^^;


ですが、日中の値動きを見ている人は、かなりやりづらさも感じているかと思います。

あっという間に利益が無くなってしまったかと思えば、損切りしたらすぐに上昇してしまったり。。。
とにかく値動きが激しくて、凄い勢いで急落する「プチ暴落」が頻繁に起こっています。
大きなポジションをぶん投げる成行売りが多い感じです。

いくつか見てみましょう。

【7049 識学】

 



2月28日(木)の後場から、3月1日(金)の前場にかけて下落し、前場の引け前に急落しました。

しかし、この後は、後場に上昇して陽線となり、翌日3月4日(月)にはストップ高まで急上昇するのですから、手仕舞いさせられた人はたまりません。

【4429 リックソフト】

 



3月1日(金)の前場に急落しました。

しかし、こちらも翌日3月4日(月)には、ギャップアップからスタートして、ストップ高まで急上昇するのですから、手仕舞いさせられた人はたまりません。

【7050 フロンティアインターナショナル】



2月28日(木)は、前場に急上昇しましたが、後場に2回急落して、すべての利益がパーになってしまいました。

しかし、翌日からは、3月1日(金)、3月4日(月)と、2日連続でストップ高まで急上昇するのですから、手仕舞いさせられた人はたまりません。

【4431 スマレジ】



3月1日(金)の後場も、3月4日(月)の後場も、途中まで上昇していたのに、いきなり急落して、せっかく上昇がパーになってしまいました。

3月4日(月)はギャップアップからスタートしていますから、3月1日(金)に手仕舞いさせられた人はたまりません。
今日3月4日(月)に手仕舞いさせられた人は、明日3月5日(火)の値動き次第では、同じ気持ちを味わうことになるかもしれませんね。


プチ暴落のたびに、いちいち手仕舞いさせられて、また買い直させられて、「もう面倒くさい!」とうんざりしている人もいるかもしれません。
手仕舞いしたら、また上昇していくので、相場におちょくられている気がするかもしれません。

私も、ここに挙げた急落にすべて引っ掛かって、いちいち手仕舞いさせられました(^^;
結局その後また上昇するので、いちいち、また買い直す羽目になっています(^^;

でも、それでOKです。
「いっそ損切りをしないでおこうか」と考えてしまうかもしれませんが、自分のルールで手仕舞いするポイントまで下落したら、いったん手仕舞いするべきです。

もちろん、もっと長いスパンでトレードしている人は、急落しても手仕舞いせず、そのまま保有している人もいると思います。
ですが、デイトレードであれば、いったん手仕舞いして、必要ならまた買い直すのが正解です。

私も、いちいち手仕舞いさせられていますが、トータルでは利益になっています(^^)

 

 

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トレードを続けていると、トレードが上手くいかない時期もありますよね。

「勝てる!」と思ったのに負けてしまったり、「ここをブレイクしたら大きく伸びる!」と思ったのにすぐに戻ってしまったり。
逆に、「これは見送った方がいいな」と思ったものが大きく上昇したり、「しばらく何も起きないだろう」と思っていたら急に大きく動いたり。

こんなことが続くと、思わず、「どうも相場の動きが読めない」「今の相場の動きは良く分からない」などと、愚痴をこぼしてしまうこともあると思います。
そんな時、皆さんはどうしていますか?


やる気や向上心の高いトレーダーであれば、

「では、どうすれば今の相場の動きを読めるのか?」
「どうすれば、今の相場の動きに合わせたトレードができるのか?」


と考えてしまうかもしれません。

「相場の動きが読めない」という問題を、何とかして解決して、相場の動きが読めるようにしよう、という訳ですね。


ですが、自分が思わず口にした言葉を、良く考えてみましょう。

「どうも相場の動きが読めない」「今の相場の動きは良く分からない」

もしこの言葉を、「自分には相場の動きを読む能力が足りない」と解釈してしまうと、

「では、相場の動きを読めるように努力しなければいけない」

となってしまいます。


しかし、この言葉は、自分は相場の状況をちゃんと認識できていて、それが口をついて出てきたのだ、と考えることもできます。

つまり、

「どうも相場の動きが読めない」「今の相場の動きは良く分からない」

という言葉は、

 

「今の相場は、自分のトレード手法とは合わない時期だ」

 

と判断した、という意味になります。

 


もしそうであれば、トレーダーとしてやるべきことは、

× 何とかして今の相場を読めるようになること

ではなくて、

○ 今はトレードを休むこと

が正しい行動、ということになります。


せっかく、「どうも相場の動きが読めない」「今の相場の動きは良く分からない」と分かっているのですから、無理にトレードをしようとせず、しばらくトレードをお休みするのも良いと思います(^^)

 

 

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皆さんは、トレードで稼ぎたい金額の目標を決めていますか?

もしかしたら、お正月に「今年中に1000万円を稼ぎたい」などの目標を立てた人もいるかもしれませんね。
または、売買ルールのバックテストをして、「毎月およそ50万円は稼げるはずだ」と計算している人もいるかもしれません。

ですが、トレードでは、稼ぎたい金額の目標は立てない方が良い、と思っています。
稼げるはずの金額を意識してしまうと、途中経過が想定より下回っている時に、焦ったり、無理したりすることに繋がるからです。


例えば、「毎月およそ50万円は稼げるはずだ」と思っていたのに、月の半ばになって、もしも10万円しか稼げていなかったら、どうでしょう。

「今月は、前半は失敗してしまったから、後半で巻き返さないと!」

といった気持ちが湧いてくるかもしれません。

すると、

「後半で40万円を稼ぐために、リスクを2倍にしよう!」

とか、

「トレード回数を増やしてやろう!」

と考えてしまうかもしれません。


ですが、もしも売買ルール通りに正しいトレードを実行したのであれば、前半で10万円しか稼げなかったとしても、逆に50万円とか100万円とか稼げたとしても、特に行動を変える必要はありません。

もともと、あなたが最も効率良く資金を増やせるベストな方法として、売買ルールを決めていたはずです。
そうであれば、後半に最も稼げる方法は、これまでと同じく、売買ルール通りにトレードを続けることです。


金額の目標を決めて、目標金額を稼ぐためにトレードをすると、歪みが生じます。
勝算が薄いのにトレードしてしまったり、損切りを躊躇してしまったり、余計な失敗をやらかしてしまう可能性が高まります。

むしろ、今月はいくら利益になっているのか、それとも損になっているのか、分かっていないくらいで、ちょうど良いと思います。
トレードの利益を計算するのは、毎月の月末に1ヶ月分をまとめて集計するだけでも良いでしょう。

※スキャルピングであれば1~2週間毎、スイングトレードであれば半年~1年毎くらいでしょう。

相場環境を正しく認識して、ルール通りにトレードを実行すれば、結果は後からついてくる。
そう思って、金額を意識せずにトレードした方が、良い結果になりやすいと思います。

 

 

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2月28日(木)は【4431 スマレジ】と【7050 フロンティアインターナショナル】の2社が同時に新規上場しましたが、どちらも上昇しました!
先に上場していた【7049 識学】と【4429 リックソフト】も、高値を更新しており、IPOの地合いは好調が続いています(^^)

IPO株は上値が軽いので、大きく上昇しやすく、大きな利益になりやすいです。
今のように地合いが良ければ、ただ持っているだけで利益が増えたりします。

しかし、下値も固まっていないので、値動きがたいへん激しく、乱高下することも多いです。

2月28日(木)に新規上場した2社も、【4431 スマレジ】はストップ高、【7050 フロンティアインターナショナル】も陽線となりましたので、買っていれば、含み益で持ち越しできました。
しかし、途中は激しく株価が上下しましたので、振り落とされてしまった人もいるかもしれません。

特に、14:40頃からは、日経平均が突如として、底が抜けたように暴落していったので、IPO株も連られて暴落するシーンがありました。
一気に地合いが悪くなった感じでしたので、その時に思わず手放してしまった人もいるかと思います。



■【4431 スマレジ】



14:11に3225円で寄り付いた後、わずか15分で、一気に3925円のストップ高まで駆け上がりました。

しかし、ストップ高には張り付かず、その後、わずか4分のうちに暴落して、3565円まで急落してしまいました。
せっかくストップ高まで上昇したのに、その利益の半分以上を失ったことになります。

この時、せっかくの利益が半分になってしまい、ストップ高で利益確定しなかったことを後悔した人も多いと思います。
また、わずか4分で半値まで暴落したので、あと数分で、始値まで戻ってしまい、マイナスになってしまうかも、と想像した人もいると思います。
不安や恐怖で、この暴落の時に思わず手放してしまった人も多いかもしれません。

その後は反発、上昇したので、慌てて買い直した人もいるかもしれません。
ところが、日経平均が暴落してくると、14:43には【4431 スマレジ】も、3850円から3630円まで、またも一気に暴落しました。
ここでも、思わず手放してしまった人もいるかもしれません。

しかし、そこから急上昇して、結局、最後は3925円のストップ高で引けました。


途中は、ものすごい勢いで暴落し、すぐにも売って利益を確定しないとまずい、と感じられたかもしれません。
ですが、値動きの激しいIPO株では、下がらないうちにうまく売り抜けるのは、かなり難しいです。

【4431 スマレジ】は、たいへん人気がありましたし、陽線で引けて、翌日も上昇する確率は高いと考えていた人が多いと思います。
そうであれば、途中の値動きは無視して、初値で買って、あとはそのまま保有しっ放しにする方が、良い結果になりやすいと思います。

■【7050 フロンティアインターナショナル】



こちらは、それほど期待が高くなかったのでしょうか。
朝のうちに早々に寄り付いて、しばらくは2715円の初値を下回っていました。
しかし、10:08から急上昇し始めると、3000円の節目を超えて、3215円のストップ高には僅かに届きませんでしたが、一気に3090円まで駆け上がりました。

その後も高値を維持していましたが、14:12に突如として暴落しました。
2715円の始値まであと僅か、というところまで急落したので、ここで、思わず手放してしまった人もいるかもしれません。

その後は反発、上昇していましたが、日経平均が暴落してくると、14:42には【7050 フロンティアインターナショナル】も、またも一気に暴落しました。
この時、2715円の始値を割って、マイナスに転換してしまいました。
しかも、売り注文が多すぎて、連続約定気配が出てしまいました。
ついさっきまで利益だったのに、売れないままどこまでも下落して、大きな損失になってしまう恐怖を感じた人もいると思います。

しかし、2636円まで下がった後、そこから急上昇して、結局、最後は2830円まで上昇して、陽線で引けました。


この【7050 フロンティアインターナショナル】は板が薄く、100円くらいの値幅は一気に動いてしまいます。
ですので、うまく値動きに合わせて高値で売り、安値で買い直すのは、かなり難しいです。
やはり、途中の値動きは無視して、初値で買って、あとはそのまま保有しっ放しにする方が、良い結果になりやすいと思います。

なお、1回目の暴落では、まだ始値を割っていないので、そのまま保有しっ放しで良かったです。
しかし、2回目の暴落では、2715円の始値を割ってしまったので、いったん同値撤退した方が良い状況です。
(実際には、連続約定気配で2699円まで約定しなかったので、僅かに損失となりました)

そして、急激に反発して、2715円の始値を超えた時点で、やっぱり陽線で終わる可能性が出てきたので、改めて買い直すのが良いでしょう。

但し、この【7050 フロンティアインターナショナル】は板が薄いです。
連続約定気配が2699円で約定した時の出来高は8700株だけでした。
反発して、2715円の始値を超えた頃、売り板は1000~2000株程度でした。
そのため、数百万円ほどのポジションでないと、下がったらいったん同値撤退して、上がってきたら改めて買い直す、というトレードは実行できませんでした。


どちらも、途中の値動きはかなり激しく、いったん下がり始めたら、思わず手放したくなる気持ちも分かります。
ですが、値動きに合わせてうまくトレードしよう、と考えるよりは、途中の値動きは無視して、マイナスにならない限りは保有しっ放しにする方が、良い結果になりやすいと思います。

マイナスになってしまう場合は、仕方ありませんので、いったん手放して様子を見た方が良いと思います。
また上昇するようでしたら、改めて買い直せば良いでしょう。

 

 

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皆さんは、ついポジションを取りたくなってしまう「ポジポジ病」に罹っていませんか?
私も、やらなくていいトレードを、つい仕掛けてしまうことがあります(^^;

今回は、私が余計なトレードをしないためにやっている方法を紹介します。
皆さんが「ポジポジ病」を治すのに参考になれば幸いです。

■何故、ポジションを取りたくなるのか

まず、何故つい余計なポジションを取りたくなるのか、を考えてみました。

トレーダーは、事前に銘柄を調べたり、チャートを見てシナリオを考えたり、いろいろと準備をしてから、ザラ場に臨みます。
すると、せっかく準備をしたのだから、その準備を無駄にしたくない、トレードを実行したい気持ちが湧いてきます。

特にチャンスもなく、何もトレードせずに終わってしまうと、ザラ場を見ていた時間が、ひどく無駄な時間を過ごしたような気持ちになります。

つまり、

 ポジションを取って、トレードを実行した = 準備した甲斐があった

 ポジションを取らず、何もしなかった = 準備した時間も、ザラ場を見ている時間も無駄だった

という連想が働いていました。

■ポジションを取っても、取らなくても、同じだけ「仕事」をする

そこで、ポジションを取らなくても、実際にポジションを取ってトレードした時と同じだけ「仕事」をすることにしました。

皆さんは、トレードをしたら、いつどこでエントリーして、いつどこで手仕舞いして、損益がいくらになったか、記録を取っていると思います。
これを、ポジションを取らずに、トレードを見送った場合でも、記録を残すことにしました。

こんな感じの記録です。


●実行したトレード
2月27日 A社 300円→320円 2万株 +40万円
2月27日 B社 800円→795円 1万株 -5万円

●ポジションを取りたくなったけど見送ったトレード
2月27日 A社 325円→315円 2万株 -20万円
2月27日 B社 790円→795円 1万株 +5万円
2月27日 C社 500円→490円 1万株 -5万円



こうすることで、たとえトレードを一度も実行しなかったとしても、その日の成果はきちんと残ります。
ちゃんと「仕事をした」という実感があるので、時間を無駄にした、という感じがなくなってきます。

■振り返れば、ポジションを取らなかったおかげでいくら利益が残っているかが実感できる

さらに、後からこの記録を見直すと、ポジションを取っていたらいくら損していたか、つまり、ポジションを取らなかったおかげで手元にいくら利益が残っているかが実感できます。

さきほどの例では、ポジポジ病のせいで20万円も損して、手元に残る利益が半分以下になっていたことが分かります。

こうした振り返りによって、

 ポジションを取らず、何もしなかった = 利益を残せた

という連想ができます。

こうしたやり方で、私は、余計なトレードをすることが無くなっていきました(^^)

 

 

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