「並んで待つ」という光景は高級ショッピングセンターのトイレでしか見たことがない。
というわけでもちろんこんな状況に


明らかに子どもじゃなくても受け取る気満々、整列用ロープをくぐる、一度もらったのに涼しい顔して何度ももらおうとする、など初日は大荒れに荒れた様子。
すると副市長がカウンターパート(私の受け入れ担当者)を訪ね何やら頼みごとを。
「1から1300までの整理券を作ったから、切って1から250ずつ順番に束ねてくれ」
市役所のなんでも係の人達がみんなおもちゃイベントの後片付けに追われていたためカウンターパートへお願いが参り込んできたようです。
前職で散々整理券を作ってきた血が騒ぎ研修の準備もあるのに「Le ayudo手伝いますよ」と申し出。
最初は私の動きを不思議そうに見ていたカウンターパートでしたが2回作業を繰り返したところで効率性を理解してくれました。
途中でなんでも係のブレンダが登場し、カウンターパートは会議へ。
ブレンダに効率的に整理券を順番通りにまとめるために手順を説明します。
が
「・・・no entiendo...」
ちーん
じゃ、やってみよう!やってみたらわかるからね!数字並べるだけだからね!
と言ってブレンダとの共同作業スタート
ブレンダがまとめた整理券の束は
「131,129,146,142,132,256....」
おい!
ということで改めて 数字並べるだけだから!
と言ってブレンダとの共同作業再スタート
ブレンダがまとめた整理券の束は
「146.145,144,143,142,141...」
逆!!!
「ah, equivoqué..」
いいよいいよ~といいながら整理券の順番を正しているのを見てすべてを理解してくれた様子。こうして再再スタート。
慣れるまで数字とにらめっこしていたブレンダ。
途中何度も「●●番がない」とまだ束ねていない整理券を探すブレンダ。
すでに束ねた中に一緒に入ってるからだよ~
前から大好きな職員さんでしたが困った顔、理解してピンときた顔、全部終わって嬉しそうな顔いろいろ見せてくれてもっと大好きになりました。

この微笑み!!!

女の子用おもちゃと男の子用おもちゃ
ちなみにおもちゃを配ることについて、
若手女性職員と話をしました。
「日本でも市役所はクリスマスにおもちゃ配るの?」
「配らないよ。」
「そうよね。やっぱり予算の無駄遣いよね。」
貧困層の生活を私は理解していないかもしれないが、テレビでもショッピングセンターでもよくおもちゃをあげよう、という募金キャンペーンをしている。おもちゃ=子どもを幸せにする という図式が定着しているようだが、実際はすぐに飽きてしまう。よく道に壊れたおもちゃが落ちてるしものをあげるにしても教科書とか、もっとほかに使った方がいいと思う
「でもこれは慣習なの。もし今年からおもちゃ配りません、ってなれば市民は文句を言う。政権を維持するためには慣習は変えられない」
とのこと。
5月に市政をとった現政権は財源が豊かで市民スペースなどの整備などどんどん進めているけれど、今までの市役所がこれだけのおもちゃを毎年用意できていたのなら、あの地方の学校のトイレはさっさと直せたじゃないか。
そうは言ってもおもちゃがもらえないと市民は文句を言う。
だって慣習だから。
うーん














