手作り弁当(但し、兄貴宛て)
むかーし、私がまだ受験生の頃。
美大の入試を受ける時とか夏季、冬季で東京の美術予備校の講習に通う時は兄貴の下宿先を借りていた。
(実家は西のほうなのでした。毎回ホテルに泊まるほど裕福でもないしね。)
兄貴も美大に行っていたのだが、同じ兄弟なのになんでこんなに違う!と言いたくなるほど兄貴はモテた。
子供の頃に家の前に知らないオネェサンがうろちょろしてるのだって一度や二度ではない。
(ちなみに私は一切ナッシング!)
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と、話を元にもどすと、受験の一週間前くらいから泊まりこんでいたのだが、
ある日非常に困った顔をして弁当をもって帰ってきた。
そして、泊めてやってるんだからとりあえずこの弁当を全部食ってくれ!と言う。
この弁当はどうしたのか?と聞くと、学校の女友達からもらったと…
なんですか、私は毒見役デスカ?
しかもお弁当は2段重ね…
愛されてるね…
けどさ、はっきり言って何はいってるのか判らないじゃない?
髪の毛とか入ってたらどうするのよ?
男としてどーんと受け止めてやれよ!……………………………………と思ったのは秘密。
さすがに気持ち悪くて一人で全部は食べ切れなくて、しょうがないので兄貴も一部は食べてたけど。
今にして思えばあまり好きではない人に対して気をもたせるようなことをした兄貴が一番悪いような気がするぞ。
食べた後、弁当箱洗って返してたしな…
返したら当然のごとく、相手は次を期待しちゃうんじゃあねぇの?
その気がないなら、はっきり断ればよかったのに……………と思ったり思わなかったり。
コンビニの弁当を食べていて思い出した青春の1ページでした。
交通事情
仕事上、移動はほとんど電車かバス。
で、都内のバスなんですがピーク時でも10分間隔ぐらい。
老人だったら出発しそうな状態でも待っているのに、
若者の場合には必死で走ったとしても運転手は待ってくれない。
次に乗れってことか?
(そもそも、老人は時間があまってるだろうから、次の便になったってかまわないんじゃ?)
で、私もあっさりと目前で扉を閉めて走っていかれました。
待つこと10数分。
ようやくバスが来るころにはバス停の前には10人近い行列。
そしてその最後尾におばあさんが並びました。
で、乗る段になって最後尾のおばあさんが前に並んでいた人たちを押しのけます。
んで私も押しのけられて言われた一言。
「あつかましい!若者のくせに!」
ちょっと待てよといいたい。
通勤のめちゃめちゃ混む時間帯に乗るのはその人の自由ですけど、
みんながみんな老人をいたわる心をもってるとは限りません。
んで、それは要求できる性質のものでもありません。
立っている老人をみて「どうぞ!」と席を譲るのは善意であってすべての人にそれを要求するのはどうだろう?
なんか、譲って当然みたいなことを言われるとむかっ腹が立ちます。
たとえば座っている人が38度の熱を出しているのに、
それを押して仕事に向かおうとしていたら譲らなきゃいけないの?
それって外見からは判らないですよね?
そんな人に向かってあつかましいって…
(つまりは自分の事でした…
その後、駅の便所で吐きました、気分が悪くなって。)
ちなみにこのおばあさん、しっかり席を譲らせておいた挙句、終点で降りるときにもやっぱり他の人をおしのけて
一番におりていきました。押しのけられた人の中には席を譲った若者もいたのに…
お礼もなしです…
礼儀をしらないのはどっちなのかねぇ?
タダにしろ!
「タダにしろ!」
っていわれたことが何度かある。
アンタ、阿呆ですか?
なんでも、
「ウチは大企業なのでウチの制作物をやったと言えば大きな宣伝になる。
だからお金は払わない、むしろお金をもらいたいぐらいだ。
光栄だろ?
さぁ、仕事しろ!」
とうことだった。
馬鹿じゃないの本当に。
私は仕事でやってるのであって趣味でやっているわけではありません。
この会社は代官山にあるデザイナーズマンションブランドの会社だったが、
じゃあ、お宅は有名人が住んであげるといわれたらポイッとマンションあげちゃうのか?
あげないでしょ?
まぁ、要するにデザインをナメてるわけ。
誰でもできるもんだと思ってるわけ。
でもね、世間的にはデザイナーズマンション専門のデベロッパーで
刊行している雑誌にもウチはデザインにこだわりがある。
とか平気で言ってるわけ。
信用しちゃだめですよ~
代官山の○○
びっくりどっきりデザイン
データを渡したものの、出来上がりがどうなるのか全く予測がつかないデザイン。
それが、びっくりどっきりデザイン。
今、命名。
今回は現在進行形でお送りいたします。
と、いうか、渡したデータをそのまま縦組みにするのは止めてくれ、頼むから!
神に、そして紙に祈っています。
頼むよ~、ちょっとでいいから「おおお!」と思える成果を出してください。
自分で自分の存在意義を立てないと、流石に何度もはかばえません。
以上、現場からのレポートでした。
ちなみに先日、スターバックスでコーヒーのんでたらワーキャー騒ぐ女の子達のグループがいたんですが、
会話が成り立ってないの。
「こないだのあの新曲さ~あんまり良くないよね」
「おなかすいた~」
「これから、どこにいく?」
「なんか最近ユウコ(仮名)つめたくない?」
「マックでいいからポテト食べたい!」
みたいな感じ。
私がおじさん化してるからかもしれないけど、
ちゃんと会話が成立してないとイライラする、まぁ、その当人達にとっては大きなお世話なんだろうけど。
そもそも聞いて欲しいんじゃなくて、一方的に話したいんだな、という事に気づくまでしばらくかかりました。
で、知り合いの女の子で実験してみた。
相手が何を話しても適当に受け流してみる…
結果:
「私の話全然きいてないでしょ!ふざけないでよっ!」ってすげえ怒られた。
内容はどうでもいいようなことだったのに。
仕事場の愚痴(主に人間関係)なんて聞き流す以外にどうしろっていうのかねぇ…
なんだ、何が怒りのキーワードなんだかわかりません…orz
黒くてシャイなあんちくしょう
夏です。
奴らの元気になる季節です。
何がって?
黒くてシャイなあんちくしょうの事ですよ。
いや、仕事で急に直しが入って2、3日帰れなかったりすると、鍋にたんまりと残った晩御飯が
腐海のようになりますわな、特に夏場は…orz
で、
それを食料にしてるのかどうかは知らんが、夏場はとにかくヤツとの戦いが始まるわけですよ。
昔は照明が消えないと出てこなかったのに、いまでは夕方6時くらいからフル活動中。
精密機材が置いてあるので殺虫剤は使えないし始終PCは稼動しててあったかいし、
奴らにとっては天国のようです。
コンバットってありますよね、アレすぐには効かなくて、巣に戻って死ぬわけですよ。
で、その死体を他のヤツが食ってという連鎖反応で殺していくわけですが、
正直見えん所で死なれても、「死んだかどうかわからん」と思うのは私だけ?
なので時代に逆行して我が家ではホイホイさんが活躍中。
かかった数を見ると正直引きますけど。
というか、こんだけの数の奴らと衣食住を共にしていたかと思うと全身トリハダもんですよ。
ステットラー派
僕はステットラー派。
意味解りませんか?
う~ん。
鉛筆のハナシです。
美大に行く人は必ずデッサン用に30本以上鉛筆をもっています。
もちろん芯の硬さはちがうのでそれぞれの硬さで2本ぐらいですけど。
(HBとかBとかの、アレ。)
表題のステットラーはドイツ製の青い塗装がされたニクイ奴。
あと絵を描く時に良く使うのが日本製のハイユニ。
ハイユニはユニの高いバージョンだと思ってください、茶色の塗装がしてあるあれです。
だいたいデッサン用鉛筆はこのどちらかになることが多いようです。
ちなみにハイユニ派は少数です(笑
書き味が全体的に固めなのがステットラー、柔らかめなのがハイユニ。
どちらも1本あたり130円くらいしてたので、美大に行くことを決めた時に
全財産をはたいて買ったような覚えがあります。
とりあえず私の場合、美術予備校に行くと、カッターナイフで鉛筆がまともに削れるように
なるところから始まりました。
なんでも、鉛筆一本満足に削れない奴に絵が描ける訳ねーだろ!ということらしいです。
最近の小学生は鉛筆とか使っているのかな?
なんとなく気になったりして…
フリーマン
自由すぎる人々の観察。
私は自由業なので昼の3時とか中途半端な時間に移動をしてることが多いんですよ。
で、自宅に戻るときに良く見るのが
・バスの中で食事をはじめるオバさん
いや、朝とかならいいんだけど。(よくないか。)
ホラ、朝だと時間無くて食べれなかったんだなーとか思いますけど、
昼の3時ぐらいだし。
家まで持って帰って食べなさいよ!と思うのは私だけだろうか。
家まで待てないくらいお腹がへっていたのか?
まぁ、体格はかなりのものでしたが…
疲れてるときに近くでモシャモシャ食ってる音を聞くと昔の会社のことを思いだすので
嫌なんだよね。
・なぜか夜11時なのに音楽にのってステップを踏む女性
同じくバスの中で見た方なんですが、夜中に自宅に戻るときに4回ぐらい見ました。
夜中なのに全然疲れた様子もなくipodから流れているであろう曲にあわせてステップを踏む女性。
アンタは仕事で疲れていないのか?と思うくらい激しく踊っています。
かなりノリノリなので隣の人の足を踏もうが持っている鞄が座っている人の顔にあたろうがお構いなし。
周りは当然迷惑なので離れていきます。
すると自分の周囲にアキが出来るもんだから余計に激しく踊りまくり…
自分の世界に入りきっちゃってる感じなのです。
わりとキレイな方なので余計目立ってるんですけど、正直、自由すぎますやん。
ブレスト
ブレーンストーミング略してブレスト。
ようするに、皆で集まってのアイデア出し、ということになりますかね。
お仕事で実制作ではなくディレクションのみをお願いされることもたまにあるわけですが、
何故かはわからないけど、与えられた素材をそのまま使うような仕事をする新人さんが多くて困ります。
それでは単なるオペレーションで、仮にもデザイナーである以上自分の色というか、フィルターみたいなものを
通した結果を見せて欲しいというのが正直なところ。
なんか、こう思考の広がりを微塵にも感じさせない仕上がりをみるとがっくりときます。
どうなんだろう、最近は若年齢化が激しいからいきなり現場に放り込まれることも多いようなので、
そんな教育をされていないのかもしれません。
でもさ、単なるオペレーションだけじゃつまらないと思うのは私だけなんですかね?
表現を考えるというのはある意味デザインの一番おいしいトコロなわけで。
本当にイメージ何もなし!というならしょうがないけど、20年ソコソコ生きてればある程度の
人生は歩んでいるんだし、面白い表現とか出来ると思うのですけどね。
夏の思い出
夏になると、学生の頃にやっていたアルバイトを思い出します。
普段から仕事柄、建築模型などをつくることもあります。
もともと模型が趣味なのでそれほど苦になるような作業ではないですけど。
学生の頃、ガレージキットといわれるごく少数のみつくられる模型の注形アルバイトをしていました。
簡単に言うとたい焼きのようなもので、型にレジンと呼ばれる特殊樹脂を流し込んで20分ほど放置。
すると樹脂が固まって型から取り外せる、というようなものなのですが、
なんせ作ってるのが「セーラームーン」とかのフィギュアでした_orz
はっきり言っておくと当時からアニメとかには一切興味がなくて、興味がないだけに扱いもかなり粗雑になり、
型から取り出した商品はダンボールにまとめて入れていくのですが、面倒なので上から乱暴に放り投げていたら首から上が
ポキンポキンと折れまくって、社長さんに物凄い怒られました。
「これ、商品だぞ!」ってね。
そらそうか。
レジンという素材の勉強のためにやっていたんですけど、お世話になっていた模型会社の注形工場が陸橋のたもとにあって、
夕暮れ時にそこのテラスから見る梨畑の風景が好きでした。
そういや仕事中にかけているJ-waveに乗ってながれる音楽はTRFでしたね。
もう、何年前の話なんでしょうか?
それすら良くおぼえていないくらい記憶の彼方ですけど。
p.s 今はもう人件費の安い中国にみんな委託しているらしく、私が勤めていた現地には何も無いそうです。
立川も駅前はかなり様変わりしたようで。
ハチクロ
「ハチミツとクローバー」の映画をみてきました、美大出の人間として。
あ~、なんですかね。
前出の友人と私の才能についてのくだりと同じような事が描かれていました。
別にパクって書いたわけではなくて、美大に入った人間なら殆んどの人間が
感じる普遍的な事なのだと、ちょっと安心。
まぁ、それはおいといて。
原作が少女マンガのせいか、観客の8割は若い女の子。
たぶんこれに影響されて「私も美大にいきたーい!」なんていう人も出てくるかと思うのですが、
絶対数でいえば美大は医大より数が少ないので入るのは難しいです。
学校を選ばなければ多少学力が低かったり、絵があまりうまくなかったりしても入れますけど。
原作の美大のモデルとなったのは(映画の撮影場所でもありますが)武蔵野美術大学か、
多摩美術大学だと思われます。
これらの大学は東京藝術大学とならんで、3大学として他の美大とは別格の扱いで、
普通の大学で言うなら慶応か、早稲田かその辺。
学科も偏差値で56~59ぐらいは最低限必要で、学科でまず足きりが行われて、
そこから実技の試験で競い合わなくてはいけません。
実技だけでもかなりの難易度で、県の主催するコンテストで最優秀賞をとったことのある
人間なんて星の数ほどいます。
かなり道は厳しいですが、目指す人は、がんばってみてください。
逆に、まったくといっていい程絵の勉強をしてこなかった人も一割ぐらいは入ってきてますよ。
ちなみに建築科は美大の入試で唯一数学がある科です。
好き勝手につくるのがデザインではないという事ですかね。