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コマオオフィシャルブログ

結論から言えば好きにしなさいと言うことになる。

寝覚めは悪くなかった。


前日にマックスバリュで買っておいたパンやらを胃に流し込む。


ウェアを纏い、シューズを履く。


荷物の最終チェックを済ませ、私たちはチェックアウトした。


スタート地点へ向かいながらダラダラ歩いていると、チラホラ現れる参加者が目につく。


明らかに緊張してる奴もいれば、玄人感を滲ませる奴もいた。


そんな中で私は参加者の一般男性に声をかけられた。


彼は私が着用していたシャツを見て声をかけずにはいられなかったらしい。


私は今年のガンバソニックで配布されたTシャツを着用し、首には今年のファンクラブタオルマフラーをかけていた。


彼もガンバサポであり、直近の成績や翌日の天皇杯準決勝について意見を交わした。


彼はビギナーなので、翌日の試合を観戦することができるらしい。


私は100kmウォーク後の準決勝観戦はできないが、すでに決勝戦当日の往復新幹線は押さえていると伝え、お互いの健闘とガンバの勝利を願って別れた。


いい奴だったぜ。


スタート地点は賑わっていた。


すでにスタートした参加者も多い。


我々は荷物を預け、記念撮影をした。


そうしている間にチャレンジャーTが出発した。


必ず追いつく。


そう思いながら送り出した。


Tは笑っていた。


私とSもそうだった。


それからSは最終的な準備に取りかかる。


ワセリンを塗り、テーピングをしていた。


私はこれと言ってすることが無かったので、少しだけワセリンを借りて気持ち足指とかに塗っておいた。


チャレンジャーやビギナーはどんどん出発する。


約2,000人くらいが参加していたが、私とSのようなエキスパートはわずかだった。


何とかなるやろ。


私はスタートの合図を待った。

ビールは5杯までいってもいいらしい。


Tは地元の先輩の助言を反芻していた。


翌日から寝ずに100km歩く人間が、その大会前にアルコールを摂取するものなのだろうか。


下戸の私には理解が及ばなかったが、上級チャレンジャーが言うのだからそうなのだろう。


それでもやはり、私とTは後輩Sに完歩のコツを聞きまくった。


フルマラソン経験者のSとて、100kmウォークは未知の世界である。


彼は予想できる限りのトラブルを教えてくれた、気がするがよく覚えていない。


最後の晩餐は実に楽しかった。


何とかなるやろ。


ホテルに戻り、ひとっ風呂浴びた我々は居室のモニターでYouTubeを駆使し、コースの下見をした。


そして、いつの間にかいびきが聞こえていた。


私は歳を重ねるに連れて睡眠時間が短くなり、夜中に目が覚めることもしばしばである。


ぼんやりと明日を思う。


泣いても笑っても、翌朝、100km完歩に向けてスタートを切る。


この時の私はまだその重大さに気付かず、気持ちよさそうに眠るTとSを羨ましく思っていた。

大会前日、私は年次休暇をいただいた。


普段の週末であれば、土曜日に家の掃除をし、日曜日にシャツのアイロンがけをする。


今回はそれらができないため、家事は前日にしてしまいたかった。


そして、チャレンジャーTが我々エキスパートクラスよりも先にスタートするため、姫路に前泊する必要があった。


そんな具合なので仕事なんかしていられない。


庭掃除も含めてお昼前には用事が片付き、自宅で昼食をとってから出発した。


おそらく日曜日はボロ雑巾になることが予想されたので、市役所に寄って期日前投票もしておいた。


平日の昼間にのんびりと姫路へ向かう。


そんなつもりでいたが、ちょっとスタート地点の下見もしたいので尼崎から新快速に乗った。


しかし姫路には着かない。


新快速でこの時間、この距離かと怖気付いた。


15時前に姫路に着いたため、おやつを食べる必要があった。


そのままスターバックスに行ったが、ちょっと肌寒かったのでホットチョコレートを嗜んだ。


テイクアウトして姫路城まで歩く。


スタート地点は姫路城横の公園だが、私はどうしても行きたい場所があった。


その場所とは姫路市立動物園である。


昔々、20年以上前、私が大学生だった頃に姫路を訪ねた際、気になっていたけど行かなかった施設である。


平日夕方の市立動物園は人がまばらだが、過ごしやすい環境でもある。


見られる動物側はどうだろうか。


ライオンを見ていると、本当は走り回りたいのかなと寂しい気持ちになった。


少しナイーブになりながら動物園を出てエクストリームウォークのスタート地点に向かう。


その前に姫路護国神社があったので、3人の無事とゴールを祈願しておいた。


そして、スタート地点。


係の方々や下見のウォーカーがいたので遠目に会場を眺めていた。


Tが姫路に到着したので、そのまま待機し、スタート地点で合流した。


Tの顔つきは3ヶ月前と異なり、厳しい鍛錬を積み重ねた漢の表情になっていた。


一見細身のハードウォーカー。


チャレンジャーの中でもレベルは群を抜いているのが明らかだった。


Sは前日もお仕事だったので、合流は夜になる。


Tと先にホテルにチェックインし、荷物を置いてからマツモトキヨシを訪ねた。


サプリや栄養補助食品等を物色している内にSが到着する。


メンバーが揃ったところで最後の晩餐に出かけた。