エクストリーム④ | コマオオフィシャルブログ

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結論から言えば好きにしなさいと言うことになる。

ビールは5杯までいってもいいらしい。


Tは地元の先輩の助言を反芻していた。


翌日から寝ずに100km歩く人間が、その大会前にアルコールを摂取するものなのだろうか。


下戸の私には理解が及ばなかったが、上級チャレンジャーが言うのだからそうなのだろう。


それでもやはり、私とTは後輩Sに完歩のコツを聞きまくった。


フルマラソン経験者のSとて、100kmウォークは未知の世界である。


彼は予想できる限りのトラブルを教えてくれた、気がするがよく覚えていない。


最後の晩餐は実に楽しかった。


何とかなるやろ。


ホテルに戻り、ひとっ風呂浴びた我々は居室のモニターでYouTubeを駆使し、コースの下見をした。


そして、いつの間にかいびきが聞こえていた。


私は歳を重ねるに連れて睡眠時間が短くなり、夜中に目が覚めることもしばしばである。


ぼんやりと明日を思う。


泣いても笑っても、翌朝、100km完歩に向けてスタートを切る。


この時の私はまだその重大さに気付かず、気持ちよさそうに眠るTとSを羨ましく思っていた。