令和4年10月25日 19:48
さそり座で新月、日食です。
蠍座は水の固定サイン
つながりを求め、
変わることより変わらないこと、
感情の領域で、
安定を求めます。
が・・・
この地球という
時間の経過がある世界では、
変化するということは必須で・・・
生まれて死ぬという宿命からは、
誰一人として逃れることはできない。
それは言い換えると
「成長のプロセス」と
言えるかもしれません。
そんな世界の中で、
「変わらないものは何か?」を
問い続けることも、
12星座の中で4つある、
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の
4つの固定星座です。
そして蠍座は水的に
「変わらないもの」を
求めます。
しかし、水が象徴する「感情」ほど、
移ろいやすいものはないでしょう。
変わらないことを
強烈に求めながらも、
変わっていく関係性の中で、
葛藤を抱えながら生きること。
天の視点では蠍座は
「生命感覚」
生きるとは痛みを伴うこと。
痛みを経験するからこそ、
他者の痛みを感じることができ、
変容しながら成長する。
私はこの世界観が
意外と好きです。
日食図
太陽は10月23日19:36
蠍座に入りました。
その直後の蠍座の日食です。
太陽と月は
蠍座に入るまに
蠍座のルーラである、
火星(伝統的占星術)と
冥王星(現代占星術)と
コンタクトを取りました。
二つの天体は、
地上の視点で見ると
「凶星」です。
しかし出来事を通して、
チャレンジと
根底的な変容を求めます。
特に冥王星の関わりは不調和。
根底から変容するための
エネルギーをチャージされた
大きな種を一人一人に手渡される
そんな変化変容の
タイミングとなるでしょう。
また逆行しながら
魚座に惑星回帰する木星とも
不調和な関わりです。
切なさは美しさ
ここから一気に紅葉が進み、
11月7日の立冬のあたりから
春とは違う美しい季節を
私たちは目にすることができます。
いのちのはじまりも
終わりゆくいのちも美しい。
しかし終わりに向かう美しさは、
「切なさ」という感情が
寄り添います。
今回の日食には、
金星がピッタリと重なり、
蠍座の金星は、
華やかさとは違う、
「切なさ」という感情を
表現してくれているようです。
そして立冬から冬至へ。
一旦世界は闇に向かい、
その闇の世界へ向かう境界の番人が
毒を持った蠍です。
日食前後も世界が闇に包まれ、
世界の「死」を象徴します。
日本の神話での天照大神が、
岩戸にお隠れになる様子は
日食がモチーフになっていると
聞いたことがあります。
蠍座の日食は最も
「終わり」と「はじまり」を
象徴するのかもと感じました。
それは外的なことではなく、
内的なこと。
意識の変容です。
個人のホロスコープでは
滅多にないことですが、
個人のホロスコープの天体や
アングルと言われている地点で
日月食が重なると
運行中の天体が以上に
インパクトのある
変化変容のときとなります。
今年は、
5月1日に牡牛座10度で日食。
5月16日に蠍座25度で月食。
そして今回の日食は蠍座2度。
11月8日に牡牛座16度で月食です。
今年の9月にお亡くなりになられた
イギリスのエリザベス2世は
太陽が牡牛座にあり、
また女王の人生を支配する土星が
蠍座の24度にありました。
5月16日の月食がまさに重なり、
しかもMCとも重なっているので、
女王のお立場にも関わることでした。
大きな変化変容の
タイミングであったということでしょう。
私個人も、2019年の射手座の月食が
MCに重なった半年後、
仕事に関わることで
大きな出来事を経験し、
仕事に対するスタンスが
徐々に変化してきています。
そして今回は、
出生図の水星に重なります。
ドキドキしますが、
これから起こるであろう
変化の流れに逆らわず、
受け入れていける
強さを持ちたいと思います。
10月も後1週間・・・ですね。
1日1日を大切にしたいです。
♪お知らせ♪
開催日時
①10月27日(木)14:00〜
②10月27日(木)19:00〜
③11月5日(土)11:00〜
※リモートでの開催
※無料です。
自主上映会開催
10月29日(土)
10:00〜満席
12:30〜満席
15:00〜残席6名
富田林市民会館
ご予約は、
こちらのお申し込みフォームから
12月14日(水)
11:00〜
14:00〜
参加費:1,000円(場所+お茶代として)
※初めての方がいらした場合、
1〜3儀式になります。
初めての方は儀式で使う
パイストーン代700~1,000円
●西洋占星術講座の
体験動画作りました。
●スタンドFM収録
神話研究家マッキー先生へのインタビュー
など、コラボ収録。
また一人で気ままに話してます。




