右の手首がピアノの弾きすぎで故障してから、なかなか立ち直れないでいる。

 

コロナのワクチンを打ってもらったら医者に行こうかなぁ。

 

釣竿を右手で持つので、大物を掛けた場合は痛みと魚、両方と戦う羽目になる。

リールを右手で巻くタイプにすれば、

と、思ったのだが、タイラバの釣り方はとにかく仕掛けを落としては巻くの繰り返し。

一日に何時間もやってると、手首も持たない。

だもんで、

電動リール投入。

中古品ながらパワフルな巻上げ力!

SONY全盛時代を知るワシにとっては「JOG」の文字に弱いんじゃ^_^;

なんだか便利そうに思ってしまう。

先日の船長にまた乗せてもらって再びしまなみに。

1名増えて総勢4人の釣行となった。

狙いのサイズ(70cm越え)は出なかったが、そこそこ反応があって楽しかった!

ワシじゃあ無いんじゃが、58cmの真鯛や50cmのアコウを釣ったメンバーも満足そうだ。

電動リールは慣れないのですっごく苦労したが、右手は酷使することも無く(まぁワシが釣った魚も小さいしのォ)無事、釣行を終えたのであった。

 

4人の釣果

おいしく頂きました。

ポセイドンに感謝!

COVID-19のおかげで広島県にも緊急事態宣言が発せられ行き場を失いつつあったおじさん達は一挙にアウトドアーへとなだれ込んだ。

密を避けソーシャルディスタンスを取るには釣りは最善の選択である。(と、いささか手前勝手な言い訳を先にぶちかましておこう)

釣具店には平日の昼間からお客がわんさか。

人気の釣り場は先行者にやられた後。

 

そこへ救世主が登場!

船長はワシの仕事のお客さんでプレジャーボートを持っている。

しまなみ周辺に「タイラバ」に連れて行ってもらった。

同行者はもう一人。3人での釣行となった。

半年前から作って持っていたリグ「オモック」の初お目見え。

ネットで探すとナツメオモリを使っているのがほとんどだけど、

ワシはホゴオモリを使ってみた。15号と20号の2種類。

DAIWAの紅牙四本針をスプリットリングで付けただけ。

これが、あたるんよ。

小さいアコウがなんぼでもあたるんよ。

25cm前後のアコウが10尾以上と、まあまあのサイズが1尾

このアコウは借りたタイラバで釣りましたが、ラバーもスカートも無く色も塗っていない仕掛けが一番釣れました。

これがそれで釣ったマダイ。

他の人はあたりが少なくて、でもサイズは出てたなぁ。

フォールスピードが速い事があたりの多さに影響をしているようである。

快適な釣行。感謝<m(__)m>

ここ数年前からフカセ釣りを始めた。

地元の「チヌ師」濱本さんが先生。

彼から10年以上前から「キンちゃん、チヌ釣り教えてあげるよ。絶対ハマるから。」

と言われ続けていたが「ワシゃルアーマンじゃけぇ、せんよぅ。餌まきゃあ誰でも釣れるんじゃろう?おもろう無いがぁ」

と、かたくなに断っていた。

“安い道具でデカイ魚を”のコンセプトに外れるし、餌代や磯渡しの料金を考えると高額で、できないと思っていた。

昔(30年位前)毎週のように磯釣りに出かけていた友人に聞くと釣竿は5万円台からと聞かされていたし、絶対に超えてはならない領域だと心に決めていたことでもあった。

 

ところが或る日、「道具も仕掛けも全部用意するからいっぺん付き合って」と言われ

真冬のチヌ釣りについて行った。

先生は10枚以上のチヌを釣ったが、ワシはフグが1匹だけだったんじゃ<(`^´)>

「じゃけぇこんな釣りはしたく無かったんじゃ!もう2度としゃぁせん!」

とはならなかった。逆にふつふつと闘志が芽生え始めていたのだ。

しか~し!道具を買う気にはならん。なんぼにも高杉晋作じゃ。

 

その後、先生の転勤が決まって神戸に移住となる。

「キンちゃん、餞別に磯ざおをあげるよ。他に小物もたくさん」

と、DAIWAの高げな竿やら、ドングリ浮き15個、針やコマセを打つ為の撒きえ尺とそれのケース、餌箱、等々・・・

追い込まれたなぁ・・・

もう断れんなぁ。。まぁ一番高い磯竿を貰ったんじゃけぇ何とかやるか。

後で調べてみたら、新品なら発売当時¥66000もする竿だった。

「自分にはちょっと硬い竿なんでもう使わないからあげるよ」

と言うことだったが、ワシなら誰にもやらん。

 

それで、腹を決めてあと少しの足らないものを購入したり、釣り番組を見たりインターネットでチヌ釣りの勉強をしたり。

フカセ釣りを知れば知るほどその奥深さに興味を引いた。

餌釣りをバカにしていた自分が恥ずかしくなった。

ルアーの釣りが面白いと思ったのは非常にテクニカルな釣りだからだ。しかしフカセ釣りはそれよりもっとテクニカルなのだ。魚に餌を届ける為の必要事項が一杯あって、それが水面下でどう流れているのかを想像し、目的のポイントにバッチリ送り込まれたときに結果が出せる。

チヌの生態もよく調べた。

たいがい海の底のほうに居るようだ。

これがワシには難しかった。

針先につけた餌の行方が5mくらいから先は見当がつかなくなり、釣れない時間を費やし何をしているのかわからなくなる。水深が深ければ余計にわからなくなる。

ある日、一人で練習に出かけた。撒きえの練習だと自分に言い聞かせて一日頑張ってみたが、そうです、撒きえの練習をしただけに終わった。

やはり、先生のお出ましを請うしかないなぁ・・・。

 

2018年夏。

先生と、しまなみ街道の大三島に行った。

 

 

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に早朝から行って大漁祈願。はしない。

「いつもありがとうございます。おかげさまで今日も楽しく生きています。」と報告。

結果

 

 

 

 

真鯛。61センチ。

正直、チヌよりうれしい。

これは神様からの贈り物なので、知り合いのお寺に奉納した。

これ以外にはな~んにも釣れなかった。先生は見事にチヌを釣り上げていた。

真鯛は餌を求めて水面近くまで追ってくることがまぁまぁ有るようで、下手な僕でも釣れたようだ。

 

同じ年の秋

先生と伯方島へ。

 

67センチの真鯛。

まだ神通力が?

しかし、チヌは釣れん。15cmくらいのは釣れたが「釣れた言うちゃぁいかん」だとさ。

 

ここから『チヌ狙いの鯛待ち』と毎回ちょっとひねくれた釣りが始まった。

マキエの配合に鯛が好みそうな構成にすこ~し寄せてみたり、付け餌を大きなものを選んだり。

 

が、

そんな下心には神様も知らん顔。

また、チヌさえ、いや磯ベラと小フグくらいしか釣れなくなっちゃた(;一_一)

それでも、闘争心だけは消えることは無く、何度か通うように・・・

1匹、2匹と釣れることはあったが、今年の夏はよく釣れた。

先生は11尾、ワシは5尾。

 

最初に釣ったのはワシ。37cm。

釣りはじめから1時間を経過していた。

 

さらにワシ。44cm。

 

先生。47cm。さすがじゃ。

 

 

この人が先生。

 

 

先生の48.5cm。午前11時。

 

 

ここで起死回生のワシの48.5cm!昼過ぎ。

ここからサッパリの時間が続く。

帰りの時間を考えると、午後3時までしかできない。

そろそろ最後の・・・

 

あ、来た。

ワシの41cm。ありがとう!


よう遊ばせてもろうた。

海はええのおぉ!

また来るぜ!

 

 

 

 

 

皆さま、お久しぶりでございます。

やっと書く気になりましたので、再開したいと思います。

あれから6年が経ちました。

いろいろありましたよ。釣りをやめた訳ではないのでな。

まぁ、ワシの話は置いといて、今回は弟子の話です。

同級生のD君。

「バス釣りを覚えたいんじゃが、手を貸してくれない?」と電話があったのが今年の4月末。

釣具屋さんをあちこち回り、1時間ほどルアーの投げ方を教えた。

 

それから、ガイドして回ったのが6月中旬。

彼の自宅に朝早く向かい、近場の野池から釣りを開始した。

野池ではなにも起こらず、三川ダムに移動。

大減水で釣り場が限られていた。何ヶ所かまわったが何も起こらず、八田原ダムに移動した。

こちらも減水で釣れそうな感じはなかったが、インレット近くのレイダウン(水の流れ込みのある場所に近い枯れ木が沈んでいるところ)で何投かした彼は47cmの大物を釣り上げた!

初めてのアタリを逃さず、バラさず見事に取った。

なかなか無いですよ!

バス釣りなんて普通は1年くらいは釣れないのが常識。

こ~んなのまぐれに決まってる!

 

それがですね皆さん。

まぐれでは無くて彼はいわゆるモッテル人だったんです!!

彼から届いたメールを了解を得たのでここに乗せることにしました。

国文科出身の彼の文章は面白い!

では・・・

 

《8月16日の2時間》

8月16日。台風一過、上下は晴れ。
クラコおばちゃんが、夕食は巻き寿司かいなり寿司が食べたいと言うので、世羅に買い物に行くことにし、上下を10:30頃出発。
そう言えば、台風の雨で多少水かさが増しているはずと思って、三川ダムの初めてcom-shotくんと釣りした所を、偵察に行きました。
いい感じの増水。
しかも、釣り人の車なし。
11:00かぁ、ま、ちょっとやってみるか。
com-shotくんにいただいたネイビーブルーのULの竿に、ダイワのリールに0.8号のフロロライン。
これもいただいたジャッカルのシャッドテール2.8インチをノーシンカーで。
川に向かって立ち、右側に注ぎ込む水の音を聞きながらの一投目。
風と流れがあるので、ルアーは着水後、底に着くまで5m位流されます。
リールを巻くと竿の動きに逆らうような、いわゆる、持って逃げる感。
ガツンと合わせたら釣れました。
先日の羽高湖のより 少し大きい、500mmぺットボトルサイズ。
自己3匹目。この竿で初めて釣れたバス。
満足して記念写真。ガラケーなので映ったかどうかよく分からん。
 

バスは仕掛けを喉奥まで飲み込んでいたので、ラインを切って針をはずし、竿を変えました。
この竿もcom-shotくんにいただいた黒のMLに、シマノのリールに1.25号のフロロライン。
OSPのドライブクローラー4.5インチに、ジャッカルのタングステン カスタム シンカー ハンマーネイル1.8gにマス針を付けたネコリグでやってみました。
が、当たりはあっても、掛からずが2~3 回。
13:00近いし、釣りする予定なく来たので、熱中症対策もしてないので、ぼつぼつ帰ろう。

 

 

 

《次に送ってきたメール》

 

と思ったものの、あと5投だけしてから買い物して飯食って帰ろう、と思っての2投目。
当たりあるも、掛からず。
クソッと思って、同じ所に3投目。
持って逃げる感とは違う、吸い込まれる感じ。
ちょっと待って、ガツンと合わせた。
バッチリ。
やったと思うと同時に、ジージーとドラグからラインが出て行く。
糸緩めるなっ!のcom-shotの言葉を思い出し、腹に竿尻を付けてグリグリリールを巻いていく。
まさに格闘じゃ!
見えた。デカい。
寄せて岸際にやっと付けたら、バスは急におとなしくなった。
記念写真、記念写真。
そうじゃ!ダイソーで買ったメジャーがあった。
で、計ると、50ジャスト!
ガラケーなので映っているかどうかわからないまま、5枚撮って終了。


com-shotの黒竿で、3匹釣れたが、そのうち2匹が45オーバー。
すげー!
だった2時間でしたが、最高の2時間でした。
また、バス釣りにズブズブとはまっていくな。
祝杯、祝杯!

 

 

《その後追伸》

写真、撮れてて良かった!
写真じゃよくわからんが、バスは跳ねるし、メジャーが、よれるし(バス釣りあるある)、本当に50あるの?と疑われそうですが、本当にあったんよ。
やっぱり釣りは、二人で行くのが一番!と思いました。

 

とな。

釣具を買ってから3ヵ月半で50アップ。

凄過ぎ~

ちなみに、ネイビーブルーのULの竿とは

MajorCraft BassPara BPS-662UL (安いよ)

黒竿 MLとは

POPEYEオリジナル FIRST STRIKE PFBS-652ML(もう売ってないけど¥3780)

なっ!安いロッドでもデカイ魚は釣れるやろ!

 

 

 

 

毎日35度を越える猛暑日が続く朝。

ワシは愛車「トゥデイ」のキーを回した。
目を覚ましたエンジンは今日も調子よく、小気味良いリズムを打ち始めた。

行き先は「羽高湖」



府中市を抜け福塩線を渡ると、右折して登りの続く山道へと入る。

標高500mの目的地を目指し、何度か離合に気を使うような山道を突き進んでゆく。

途中、視界の開けたところから見る景色は、これから行く場所が天空の楽園であることを想像させる。



極楽 釣り日記-totyu

最後のカーブを曲がりきると、そこには満々と水をたたえる小ぶりな湖が現れる。

周囲1キロ程度なのだがその1周の殆んどは並木道であり、日影から釣りが出来る。

まして標高500m。

下界よりは2~3度気温が低い。

さっそく釣りを始めると小さなBassとブルーギルがワンサカ寄ってきた。

いつもの光景ながら久しぶりに釣りをやるのでテンションは上がる。

10cmに満たない子達は針掛りせず、

リールを巻いて来ると途中で離れてしまう。

それでも何度も果敢に追ってくる姿が可愛くて思わず吹き出してしまうくらいだ。

「デカイ奴はおらんか?」と5mほど歩いてはキャストして探して廻る。

チョロチョロと水の流れ込むエリア。暑い日はサカナも涼しいところへとやって来るらしい。

沖の深いところにルアーをキャスト。

中層を、ぽにょぽにょと誘いながら引いてくると「ずしり。」と手ごたえが・・・。

ワシは大きくアワセを入れリールを巻く。

3ポンドラインをグイグイと引っ張るBassの反応。

それほど大きくないな、と抜き上げた。


極楽 釣り日記
35cmくらいだろうか?

まあまあサイズだ。

同じ場所にまた投げるとまた同じようなサイズのBassが釣れた。

この場所で合計6尾。

もう充分楽しませてもらったので、気になるゴミをいくつか拾って帰宅した。


釣り場に来て明らかに釣り関係のゴミを捨ててゆく馬鹿者達。

何日か先、いや明日かもしれん。

釣り禁止の看板が掲げられるのを想像できないもんかなぁ?


湿度が高くて、酸素濃度が低い・・・。


それほどかっ!って言うくらいしんどい。



釣り場に着く。光林寺池だ。

車のバックドアを開けて、ロッドケースからメジャークラフトのバスパラBPS-662ULを取り出してこいつは2本継ぎだからラインを通すガイドを良く睨んで真っ直ぐあわせて挿し込み、プチプチに包んできた2500番のスピニングリールを取り付ける。

ドラグを緩めてジリリリと引っ張り、3ポンドラインをガイドに通してゆく。

ラインの先に輪ゴムをくくっているので、掴みやすい上に、ウッカリ手が離れてもガイドを滑り抜けては行かない。

それから、フックを1個選びラインに結ぶ。

小さな穴にラインを通すのが最近辛い。

老眼が進んでいるのでいちいち近視用のメガネを外して作業するのは面倒だ。

アゴをぐっと引いて上目使いにすると、レンズを通さずに物を見ることが出来る。

老眼鏡をかけて新聞を読んでいたお爺さんが『うん?なんじゃ?』とこちらに目線を合わせる時と同じしぐさだが、目的がまったく逆だ。

ところでワシはPEとリーダーの結束以外は何でも「ユニノット 」で結ぶ。これしか覚えられん。

リールのスプールには2回まわし。

ダウンショットのフックには3回まわし(これでも抜けるこたぁにゃぁ)

それ以外のルアーもフックも投げ釣りのおもりも全て4回まわし。

ちょっと気合いが入ったときだけ、5回まわし。。


今回はエビ系のダウンショットだから3回まわした。


Gパンの右の後ろポケットにおもりとフックの入ったケースを突っ込む。

左の後ろには色々なワームの入ったケースを押し込む。

ベルト通しのループに「ピンオンリール」に付けたラインカッターをぶら下げ、

右の後ろのループにはステンレス製の大型先曲がりペンチをぶら下げる。

これが、最近の最軽量装備。

だが、7mの護岸を降り釣れないので移動のために再び車のところまで上がろうとすると、57歳の自分の体が重装備・・・。

しかも、空気は薄い。

三浦雄一郎さんの大変さが良くわかる・・・。(同じにスンナァ~!)


来週から酸素ボンベを・・・。


100mほどの護岸を釣り探ってみたが、ブレイクに潜む魚に巡り会えなかった。

ふと、池の最奥に目をやるとアルミボートが浮かんでいる。

二人の若者が楽しそうにBass釣りをしている。

この数ヶ月、ほぼ満水なのでオカッパリできる有望スポットは少ない。

ボートやフローターならおいしそうなポイントはめじろ押しだ。

うらやましいなぁ。

デカイBass釣れたのかなぁ?


しばらくするとその二人は撤収して帰ってしまった。

まだ朝の10時だと言うのに・・・。

釣れんと思うたか?

ボートを上げている間、スロープの近くでライズ が起こったのをワシは見逃していなかったので、静かにその付近に移動した。

「この辺にいるはず。」

オカエビ 以外のエビ系ワームも試したのだがまったく反応が無い。

「もう、あれしかないな。」

ワシはフォールシェイカーノーシンカーワッキー にセットを仕替えた。

浅場のウィード エリアの外側にキャストする。

その先が急なブレイク になっているからだ。

このワームは自然に沈んでいくのを待つのが良いようだ。

フリーフォール 中にBassが食うのだ。

1秒で10cmほど沈む。

投げた所は2mくらいの深さなので、20カウント数えた。

放射状に何箇所かを探ったが何も起こらない。

思わずため息がもれる。

「あと3回投げたら帰ろう・・・。」

そう、思った瞬間、

20mほど先の浅いところの水面に『モアモアモア』と何かが動いた波紋。

すかさずその先にキャストし、沈むのを待つ。

一旦反したベールを再びオープンにしラインを送る・・・。

おかしい、そんなに深くないはず。

川じゃないので水の流れも無いのに。

真っ直ぐゆっくり出て行く・・・。

「アワセるか?」

糸ふけ分を巻き取り、ロッドを振り上げ大きくアワセた。

「ジィィィィ・・・ジジジジ!」

巻いても巻いてもなかなか寄ってこない。

結構デカイようだ。

潜られると厄介だと思ったのでロッドを高く上げ、さらにリールを巻いた。

4m先まで来たときにBassはジャンプ!

水面に浮いてくるのが見えたので、すばやくロッドの先を水面に突っ込みバラサないように気をつけた。

今度は手前のウィードに突っ込み、ウィードごとモシャモシャニなって出てきたBassは42cm。



極楽 釣り日記


左手でアゴを掴んだまま、

100mの道のりを時々Bassを水につけて弱らないように気遣いながら車のところまで帰り、写真に収めた。

最軽量装備ではカメラとメジャーがないので釣れた場合は大変なのだ。

おまけに酸素濃度が低く・・・



もうええって!
















風のない穏やかな朝

久しぶりに神辺町の野池に出かけた。

だいたい姑息な手段が好きなワシは、ここんところ「オカエビのダウンショット、3ポンドライン」が定番のBass釣りタックル。


小バスが浅場にちらほら居るのが見える。



ちっちゃいヤツは警戒心が低くてすぐ釣れるかと思いきや、ルアーの着水音で一気に散ってしまいどこかに隠れて出てこない。

仕方なく、遠投して深場に潜んでいるBassを探す。


しかし、全く反応が無く空虚な時間だけが過ぎてゆく。

ま、慣れっこではある。

足音をなるべく立てないように奥のインレットを覗いてみると、、

なんと!デカイヤツが束になってウロウロしている!

4~5匹は居るようだ。

さて、足場が高く3~4mあるのだが玉網は持っていない。

3ポンドの細い糸では食ったとしても釣り上げられない。

もしも運よく掛かった場合は、落水を覚悟で下まで降りるか?


な~んて、いろいろ考えているうちにBassは居なくなってしまった(-_-;)


また、もとの場所に歩いて戻り小バスを探す。

小バスが居ないうちにウィード(水草)の近くに着水させて辛抱強くシェイクして待ってみた。

すると、ウィードの中から小バスが2匹出てきた。

「よしよし、いい子だから喰ってみぃ。怪しくない、怪しくない・・・。」

2匹のうち小さい方のBassがスーッと近づいてきた。

すると、大きい方が「それボ~クの!」とばかりにサッと泳いできてルアーをパクリ!

「はぁ~。どこの世界にも居るんじゃなぁ。

我先にとモラルもルールも無視して自己中心的な行動を起こすヤツ。

ま、おかげでボウズは逃れた。


さてさて、先ほどのデカバス達は戻っているかな?

また、そ~っとインレットの上に近づいてみる。

2匹のデカイBassが見えた。

いろいろ考える事もせず、なんとなくオカエビを投げてみた。

が、知らぬ顔。

「え゛~?エビだよ!知らんのん?」

或いは『知りすぎている』?

そこで、ルアーを替えて見ることにした。

フォールシェイカー(FISH ARROWと言うメーカーのプロデュースでGARY YAMAMOTOと言うメーカーから出ているストレートタイプのワーム)の5インチをノーシンカー(おもり無し)のワッキー(脇差しの事らしい)で・・・。

何のことかワカラン?

でも、タブンそういう人もこのブログを覗いているんよね。

ま、ええか。


でな、そのルアーを投げてみたんじゃが、近すぎても驚いて逃げるだろうしと遠めにキャストすると気が付いてくれない^m^

何度かやってみたが、思惑通りに行かず若干イライラしてきた。

で、タッタカターッと水面を引きずってきてBassの前で止めると、ゆっくり沈んでゆくワームに「ハッ!」と言う感じで気付き一瞬にして「バクリ!」と喰ってしまった。

「うほ=っ!やった~!」

は、ええが、3ポンドの細い糸。

1ポンドは0.45kgであるからして、約1.4kgの対加重強度があることになるのだが、結び目があるのでその半分位が実際の限界値。

見事な魚体は1kgくらい有りそう・・・。

「あちゃ~降りるかのぅ・・・。」

でも水の中に立つしかないから膝までは濡れる。

万が一滑り落ちたら、全身ずぶ濡れは確実。

「抜く・・・。」

昨年、55cmをベイトタックルで抜き上げを試みたば~に、ロッドを破壊してしまったことを思い出した。

糸をつかんでゆっくり上げればどうかな?

もし切れたら、サカナに申し訳ない。

今日から釣り針が刺さったまま、暮らしていかねばならないからだ。

2.5秒ほど迷った挙句、自分が大事だと言うほうを選んだ。

足元ぎりぎりまで手を伸ばし右手でラインをつかむ。

これで、ゆっくりリフトアップし手を頭の上まで持ってくると2mくらい上がってきた。

右手を上に伸ばしたままで左手をしっかり下げてラインをつかむ。

あと、まだ1mくらい残っているがBassの目と目が合う。

半開きの口の中にしっかりと釣り針が掛かっている。

「切れるな、切れるな、切れんでくれよ・・・」

祈りながらBassを引き上げ足元まで来たとき、

「ジタバタ!ジタバタ!」

Bassが暴れた。 

気持ちはわかるが、今せんでもええのにィ!

「プチ」

ラインは当然のごとく切れた。

しかし、運よく足元の草に引っかかりワシは大慌てでデカバスを捕まえ、左手の親指をヤツの口の中に押し込んだ。

下あごをがっちりと握り持ち上げるとその重さの感じは1kgどころではなかった。

「ウゥォッシャァ~~!」

いつもは冷静なワシなのだが、極度の緊張から開放された為か大声で叫んでしまった。


極楽 釣り日記

45cm

おるんよねぇ。ここの池。

50cmを越えるやつも居るし。

さぁ、もう少し奥のウィード際を探しに行こうか。

インレットの先に木々のすき間から水面が開けた場所がある。

覗いてみると、またデカイBassが5匹!

よせば良いのに、フォールシェイカーをキャスト。

先ほどと同じように「タッタカターッ」と引きずって来てBassの近くで自然に沈める・・・

またも!デカBassがダッシュ!パクン!

「あ、喰った?」

ツイッ!とアワセを入れるとドラグが「ジャー!!」

「あ~っごめんなさい!ごめんなさい!無理です!あなたそれは無理ですぅ~!」

50cmアップ。

かけてしまった。

身のほど知らず。

状況判断能力、なし。

もう、切るしかないのか?

『あ~ワシゃあ、このBassに悪い事したなぁ。申し訳ない・・・』

と一瞬、頭をよぎる。

恐らくロッドを持つ手が緩んだのか、一閃Bassがジャンプした瞬間、

「ポンッ」と針が外れてデカBassはウィードの林の中に逃げてしまった。

ワシは大きく深呼吸をし

「ハーッ!えかった」

普通はバラシてえかったは無かろうが、後悔にさいなまれる心配も無く楽しい釣行を終えることが出来て幸いであった。

年々プレッシャーが高くなってきた「光林寺池」

水曜日の朝、仕事前に2時間ほど寄ってみた。




満水に近くなってから、殆んどの足場が水没し、オカッパリで釣りが出来るポイントがめっきり減ってしまった。

さらに、シャローフラットのホットスポットにはヘラブナの釣り人がヘラ台持参で座り込んでいる。

「ここって、ヘラブナ居るのかなぁ?」

と思いつつ、釣りの用意をしていたら、

毎週水曜日の恒例「ラジコンボートの会」が始まった。

これは特に障害にならない。

むしろ、ボートの周回エリアからサカナが逃げてくるので釣りやすいところに固まってたり、騒がしい水面にサカナの活性が上がってたりで意外にも良く釣れる。

さっそく「オカエビ」のダウンショットで第一投。

減水していたときの地形を思い出して、急なかけ上がり付近をねらう。

細かく誘いながらチョンと煽ったとたん・・・

「トゥン!」

と、アタリが伝わる。

「よし来た!」と軽く思っていたら、なかなかの大きさ。

「ウッハァ・・・。チョット待ってェ。想定外じゃがな!うわ、どうしょう・・・。」

ラインは3ポンドの細仕掛けだし取り込みのツールも鉤はずしの道具もないし。

ドラグを締めれば切られそうだし、、、

なんて弱気なところを見透かされたか、サカナは走る。

「ジ=ジジジリリリリ~」

精神的には完全に負け。

ひたすらリールを巻くしか道は無い。

やがて、どうにかこうにか足元まで寄ってきたのはアゴのしっかりした大きなブラックバス。

左手でしっかり掴んで持ち上げるとずっしりと重かった。


極楽 釣り日記
44cmあった。

釣られた痕があったので

「以前にもお会いしたことがなかったですか?」

と、尋ねたが無言だった・・・。


気を取り直してチョット奥のワンドで探っていると先程よりチョット小さいが

36cmのおなかペッちゃんこ君だった。


極楽 釣り日記
オスかな?





定休日の月曜。

岡山県の旭川ダムに行ってきた。

五月中旬にしては気温が28℃と完全に夏日。

水温は20℃まで上がり、アマゴやニジマスは何処へやら・・・。

今回はうちのお客さんを連れて、楽しい楽しいタンデム釣行。


極楽 釣り日記

この日の水位は通常の5mアップで、いつもは見えている地形が殆んど水没。

浅場に定位しているであろうBassを探すにも浅場がない。

いきなりドン深の白濁り、高水温。

難しい・・・。




前日はBass釣りの大会が開かれ、その釣果を見ると参加51名中、釣れた人はは17名。

約、3分の2の人はボウズだったのだ。

ただし、上位10名程の選手は、1匹だけど1kgを越えるBigBassを釣っている。

中島レンタルボート 」の島田さんに

「何処で釣れてました?」と聞くと

「小森ワンドに行くと良いかも」とのこと。

その理由は前日の大会では釣り禁止区域なのでプレッシャーがかからず釣れる可能性が少なからず高いのではないかと言うことだった。

早速、小森ワンドに移動。


いつもは行けない奥のほうまで水があるのでいける所まで行ってみた。

サカナっ気は有るのだが釣れない。

アタリっぽい感触もあったのだが釣れない。


お昼になったのでチョット休憩してワンドの出口に向かって流してると、

日陰の深いところで1匹食いついてきた。

だが、アタリは小さく、くちびるに皮一枚で掛かっていた。


極楽 釣り日記


巻尺を車に忘れたようで、正確なサイズは判らないが、35cmくらい。

700~800gって感じ。

Bassはこれっきり。

あとは「ハス」が1匹。


極楽 釣り日記
よっぽどマジックで点々書いてやろうかと思った。。。