こんにちは
自信がなくて彼女が出来ない30代男性の方へ
東京でカウンセリングをしている心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回、「人が怖い」「人が苦手」という人は「彼女」がどうこう言う前にまずそれを改善しないといけないですよねという話をしました。
そして、実は「対人恐怖」には2種類ありますという話をしました。
1つ目は、身体レベルで怖い場合
2つ目は、心のレベルで怖い場合
今日はその内、「身体レベルで怖い場合」について詳しくお話したいと思います。
この場合、理屈抜きに身体が人を怖がってしまいます。
だから、やたらオドオドビクビクしてしまいます。
小さいころ、両親から虐待を受けたり、虐待まではいかなくても体罰がキツかったりするケースが典型的な例です。
あるいは学校で暴力的なイジメにあっていた場合などです。
それこそ、「いつ攻撃されるかわからない!」という恐怖です。
「身体レベルで怖い」というのは一体何が起きているのでしょうか?
それは、生命体としての防衛反応の現れです。
強い恐怖にさらされた時に緊張して恐怖を細胞に貯めこむイメージです。
それによって、同じような状況に陥ると恐怖を感じます。
それは危険回避するためには必要なことでもあります。
こんな話を聞いたことがあります。
交通事故にあって生還した人がいました。
後日車に乗ろうとすると具合が悪くなって吐き気を催してしまい車に乗ることが出来なかったそうです。
つまり、交通事故にあったことで、身体が車に乗ることを拒否しているのです。
思考レベルでは、怖いと思っていないのにも関わらずです。
同じことが言えます。
身体レベルでの対人恐怖は生命体としての防衛反応です。
では、どうすればいいのでしょうか?
身体に刻まれた恐怖を解放してあげる必要があります。
どうやって?
恐怖を感じることによってです。
感情は感じると減少しますが、見ないようにしてフタをしていると感じることが出来ずそのまま溜まってしまいます。
人間は怖すぎると感情を感じないようにしてしまいます。その結果、感情が抑圧されて溜まってしまうのです。
だから、そうして溜まってしまった感情をしっかり感じて解放してあげる必要があるのです。
と言っても、ひとりではやらないで下さい。恐怖のエネルギーが大きすぎるとコントロール不能となってしまいます。
必ず、専門知識がある人の下でやってください。
そうやってしっかり恐怖を感じてしまえば、後は、ウソのように怖いというキモチが軽減してしまいます。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介