おはようございます。
「東京カウンセリング自信がなくて彼女が出来ない30代男性の方へ」
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前々回、「人が怖い」「人が苦手」という人は「彼女」がどうこう言う前にまずそれを改善しないといけないですよねという話をしました。
そして、実は「対人恐怖」には2種類ありますという話をしました。
1つ目は、身体レベルで怖い場合
2つ目は、心のレベルで怖い場合
今日はその内、「心のレベルで怖い場合」について詳しくお話したいと思います。
日本人に多いタイプですが、「人にどう思われているかが異常に気になる」タイプです。
どうしてそうなってしまうのか?
原因としては、イジメだったり、からかわれたりというケースがあります。
例えば、イジメで「ダサイ」と言われ続けたとします。
そうなると、実際は普通でも「ダサイのではないか?」と異常に気になったりします。
それは、イジメが終わればなくなるとは限りません。
長い期間、多数の人に言われてくるとそれが真実のように思えてしまうのです。
だから、人にどう思われているか気になって仕方ないということになります。
あるいは親自身がそんなタイプで、子供であるあなたに対しても「人にどう見られているかわからないよ!」などと半分強迫観念的に言っていたりするような場合です。
もともと、繊細で内向的なタイプの人がなりやすいですね。
この場合、身体レベルでは人が怖いと感じていません。
基本的には、自分の心のなかで無意識に想像して怖くなります。
「この人は自分のことを嫌っているかもしれない」
「自分はキモチ悪いと思われているかもしれない」
「自分は変なんじゃないだろうか」
というように想像して怖くなっています。
では、どうすればいいのか?
カウンセリングでどう対処するのかをかいつまんでお話します。
イジメが原因の場合も、両親が原因の場合も「他人がどう思っているか異常に気になる」きっかけとなった出来事を思い出します。
思い出したらその場面で感じた感情をしっかり感じて出します。
そして、感情を出したら「他人がどう思っているか異常に気になる」元になっている【思い込み】を変えます。
例えば、イジメが原因で、毎日毎日、「お前ダサイんだよ!」と言われ続けたことが原因だとします。
この場合、自分は「人が何と言おうとダサクありません。僕はありのままで魅力的な存在です。」としっかり宣言することが大切です。
そうすることで「自分はダサイ」という【思い込み】を変えることが出来ます。
そして、この宣言がしっかり心に入るためにはその前提としてしっかり感情を出していることが大切です。
余計な感情があると、それが邪魔して宣言が心に入って来ないのです。
ですので、感情を感じるというのはとても重要なプロセスになります。
そして、それがしっかりできていれば、【思い込み】が変わって、人目が気にならなくなるでしょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
心理カウンセラー吉田亮介でした。