こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
さて、前回からの続きです。
前回、娘を過保護に育てる芸能人の話をしましたね。
今日は、そうやって父親に過保護に育てられた娘がどうなるのか?
という例についてお話したいと思います。
何度も言っていることですが、こういう環境で育ったら必ずこうなる!
というような決まりきったパターンはありません。
ですが、こうなることが多いというパターンのようなものは存在します。
過保護の父と娘の場合どうなる傾向があるのかというのをお伝えします。
先ず、以前にも、このブログでお話したのですが「成長してはいけない」というビリーフ(無意識の思い込み)や「親から離れてはいけない」というビリーフが出来やすいです。
これらのビリーフの特徴は子供の成長や自立を阻害してしまいます。
小さいころから何でもパパがやってくれる。パパが願いを叶えてくれるので、まるでお姫様のようにワガママになりがちです。
小さなお姫様ということでリトルプリンセスと呼んだりします。
そうなると、困るのは大きくなってから恋愛や結婚がなかなかうまくいかなくなることです。
なぜうまくいかないのか?
それはリトルプリンセスだからです。
つまり一言で言えばワガママだからです。
パパが何でもやってくれるのが当たり前なのです。
ワガママを言ってもパパが叶えてくれるのです。
何でもパパが面倒をみてくれてお姫様のように大切されるのが当然なのです。
つまり、恋愛や結婚ではそれと同等のことが出来る男性でないと「面倒見切れない」となるわけです。
そもそもそんな調子ですから結婚するにしても、細々と家事などをやるには向いていないのです。
対等の関係では大切にされているとは感じません。「何でやってくれないの?」となります。
だから、このリトルプリンセスが恋愛や結婚がうまくいくには年上で、目の中に入れても痛くない娘のように可愛がってくれる男性を探すのが現実的です。
年下でも、同じ対応が出来ればもちろんかまいませんが、それはなかなか難しいので、そうなると10歳以上上の男性が現実的でしょうか。
それが、難しい、イヤだというならリトルプリンセスであるあなたが、無意識に持っている「成長してはいけない」「親から離れてはいけない」と言ったビリーフ(メンタルブロック)を解除するしかありません。
つまり、あなたが、成長してワガママを卒業するしかないのです。
今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
心理カウンセラー 吉田亮介
※ビリーフとは「心の抵抗」のことを言います。
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