こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回も、《成長》に関するリミッティング・ビリーフ(メンタルブロック)のひとつである【成長してはいけない】について詳しく説明したいと想います。
※ビリーフとは「心の抵抗」のことを言います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
【成長してはいけない】
【症状】
・「(私はまだ子どもだから、)できない」と思ってしまう
・「依存的で、自分で解決しようとしない」「自分の力で深く考えられない」「最後までやり遂げられない」「大事なところでよく失敗する」「いつも時間に遅れる」「うっかりミスを繰り返す」等、「できない人」の立場を取る
・義務感や使命感が希薄(「昇進する」「リーダーになる」等、責任ある立場を任されるのが苦手)
・自分のことしか考えていない
・笑ってごまかす(できない事、失敗した事を楽しそうに話す)
・甘えん坊キャラ(失敗しても許される)
・些細なことでよく口ゲンカをする(子どものような心理状態にいることが多いので)
・容姿や振る舞い等が実際の年齢よりも幼い
・子どもや子どもっぽい人を見ているとイライラする(子どもがライバル)
・男性のロリータ・コンプレックス、女性のファーザー・コンプレックス
【ビリーフが出来る背景】
・過保護、過干渉の親に育てられた
・末っ子に生まれて、「お前はまだ小さいから」と親が代わりに何でもしてくれた
・子どもっぽい振る舞いをしたときだけ、「子どもらしくてかわいいね」と条件付きで可愛いがられた
・自分が無力で何もできないと、親が喜んだ
・親がいつまでも小さい頃の話ばかりをする(「あの頃は可愛かったねえ・・・」)
・何かをしようとすると、「子どものくせに・・・」と否定された
・子どもの頃、親から何の期待もされずに育った
・子どもの頃、両親からまったく可愛いがられなかった
・性的、肉体的虐待を受けた
・親から「大人は大変だ」と聞かされてきた
・子どもの頃に母親が父親に依存している姿を見て育った
ロリコン(ロリータ・コンプレックス)
というのがありますよね?
よくわからないという人もいるかも
しれないので簡単に解説しておきます。
ロリータ・コンプレックス ( Lolita complex) とは、
幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情のこと。
元は「Lolita」(ロリータ)と「complex」
(コンプレックス) から成る和製英語。
「Lolita」は、中年の男性が年の離れた少女を愛する
ウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ (Lolita)』、
または、同小説の登場人物である少女の愛称
ロリータに由来する。
ということで平たく言えば、幼い少女
に恋愛感情や性的感情を抱くことですね。
実はこのロリコンも「成長してはいけない」
のビリーフ(思い込み)が影響していること
があります。
10歳くらいで精神的に成長をやめてしまうと
恋愛対象がその前後になってしまうのです。
よく大人の女性に受け入れられる自信がないから
ロリコンになるというような話を聞きますが
そういうこともあると思います。
そして、それ以上に自分にちょうど釣り合うのが
それくらいの幼い年代だということになりますね。
そして、「成長禁止令」を解除してから
精神的に成長していけば、ロリコンは解消できる
というわけです。
ただし、ロリコンであるその人自身はそのことで
悩んでいないこともあるので、自分からカウンセリング
に来ることはなかなか考えにくいですね。