こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回は、《生存》に関するリミッティング・ビリーフ(メンタルブロック)のひとつである【自分の性別であってはいけない】について詳しく説明したいと想います。
まずは、【症状】と【刷り込みの場面】を改めてみてみます。
【くつろいではいけない】
【症状】
・のんびり、だらだらできない。のんびりすることに罪悪感を感じる
・横になって身体的に休むことはできるが、心からくつろげない
・ついガンバリ過ぎてしまう
・くつろいでいると、自分の居場所がないと感じる
・(非定型ではない)定型うつ病の人(うつ病で休んでいる自分を責める。うつ病なのに休めない)
・肩コリ、首コリ(つねに過緊張の状態)
【刷り込みの場面】
・くつろいだり、ダラダラしていると怒られた(「ダラダラしてないで、ちゃんと勉強しなさい」等)
・「自分だけくつろいではいけない」と思った(なぜなら、「大変そうにしている親に悪いから」等)
・両親がくつろいだり、ダラダラしない人だった(「平日は仕事、週末もずっと家事で働きずくめの母親」)
・親からの汚染(「努力の先に栄光あり」「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」等)
「くつろいではいけない」のビリーフの
特徴は読んで字のごとくくつろげないことです。
くつろげる人にとっては「??」なのですが、
日本人は、程度の問題はあってもわりあいに、
持っている人は多いと想います。
症状としては、休日でも、
何かやっていないと気が済まない。
休日でもハードスケジュールで、
色々飛び回っているような傾向があります。
何か生産的なことをしていないと
「罪悪感」があったりします。
これが重い人は休日でも、手帳が空欄だと
「休んでいていいのだろうか?」
と想ってしまうのです。
そして、家でゆっくりするということ
ができずクタクタになっても
外出したり、何かしようとします。
それでも楽しかったり充実感が
あれば何の問題もありませんが、
「苦しい」のに休めないというのが
重い人です。
そして、何でそんなに一生懸命
頑張るのかというと、実は裏側に
別のメンタルブロック(ビリーフ)
が潜んでいることがあります。
これについては説明が少し簡単にはいかない
ことと、とても大切なことなので、次回改めて
ひとつの記事として書きたいと想います。