こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回も、《生存》に関するリミッティング・ビリーフ(メンタルブロック)のひとつである【自分の性別であってはいけない】について詳しく説明したいと想います。
※ビリーフとは「心の抵抗」のことを言います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
【症状】と【刷り込みの場面】の場面については
コチラをご覧ください。↓
自分の性別を否定して生きる人 【ビリーフ】「自分の性別であってはいけない」(その1)
あまり、女性らしくしたくない
女性っていますよね。
実際のケースでお話します。
ボーイッシュな感じの女性で、
こんな女性がいました。
自分が女性らしくしたり
女性らしく振る舞うと
自分が気持ち悪いという方です。
セラピーで幼少期の頃のことを
思い出してもらいました。
すると、その女性は小さい頃、
お母さんがボーイッシュで
やはりあまり女性らしい服装や
振る舞いをしなかったそうです。
さらに深く探って行くとお母さんを
差し置いて自分だけ女性らしい格好をしたら
お母さんに愛されなくなってしまう。
と思い込んでいたのです。
だから、お母さんと同じように
女性らしくしないことで
お母さんに愛されようと思っていたわけです。
セラピーで心の中のお母さんと
対話してもらって、女性らしく
してもお母さんの愛はなくならない。
そんなことでお母さんは嫌いに
なったりしないんだということを
確認してもらいました。
そして、女性らしくしてもいいし
しなくてもいいし、自分らしくして
いんだということが腑に落ちたのでした。
その後、その女性は外見的に
すごく変わったかというとそんなことは
ないのですが、女性らしくすることに
嫌悪感はなくなったとのことでした。
また、そのことを知らなかったはずの
第三者の女性がその女性に会った時
「女性らしい感じになりましたね。」
と言っていたのでやはり外面的にも
変化はあったようです。
こんな風にメンタルブロック 解除セラピーでは、
過去の記憶をたどって
心の中のお母さんやお父さん と対話することで、
その人が持っている メンタルブロック(ビリーフ)
を解除すること ができるのです。