こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回も、引き続き心理カウンセラーの立場から
子育てについてお話したいと思います。
先日、上北沢の『パパフェスタ』にてミニセミナーを開催しました
http://ameblo.jp/com-kaizen/entry-11770864835.html
タイトルは
『心理セラピストが伝える子供を幸せにする10歳までの子育てで一番大切なこと
～子供は十分に甘えさせることが大切です。十分に甘えた子供ほど自立します～』
です。
このセミナーで僕は３つのことをお伝えしました。
１，子供は甘えさせることが大切です。
２，子供は甘えと反抗を繰り返して成長していきます。
３，甘えさせると甘やかすは違います。
前々回と前回2回にわたって、
「１，子供は甘えさせることが大切です。」
ということをお話しました。
今回は『子供は甘えと反抗を繰り返して成長していきます。』についてお話ししますね。
産まれたばかりの赤ん坊は
当然自分一人では何もできません。
全部ママとパパに助けてもらって
生きています。
つまり、ママとパパに依存している状態です。
ここで、たくさん「抱っこ」してもらって「安心感」
が出来て成長してくると、今度は、ママとパパが
手伝うのもイヤがって自分で何でもやりたがります。
つまり、反抗ですね。
「自立」の始まりです。
自分でやりたがりますが、
何しろやったことがないので
失敗して痛い目にあったりします。
そうすると泣きながらママとパパの元に
戻って来ます。
そうしたら、十分に甘えさせてあげてください。
ここで、
「自分でやるって言ったんだから最後までやりなさい！」と突き放すことが自立につながると思いがちですが、実は逆です。
十分に甘えて再び「安心感」を充電した子供は
自分からまた反抗するようになり、
自分でやろうとするのです。
そして、また失敗して痛い目にあって、
ママとパパの元に戻って来る。
そうしたらまた、甘えさせてあげる。
すると「安心感」を充電して、また子供は
自分でやろうと挑戦する。
ということ、つまり「甘え」と「反抗」
を繰り返しながら成長して自立していくのです。
だから、突き放すことが
成長につながるのではなくて、
「安心感」をしっかり作ってあげて、
自分でやりだしたら見守ってあげる
ということが子供を自立に向かわせます。
自立に何より大切なのは「安心感」
なのです。
続きはまた次回