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こむぎブログ~猫とコンピュータ~

3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【プリキュア集合】

プリキュアのコスプレで集まった4人です。

左からキュアマーチのみどりちゃん、キュアレモネードの麦ちゃん、キュアビューティの童子さん、そして今回あらたにキュアラブリーのやまはちゃんが登場です。

あと一人、赤キュアがいれば5人揃います(^▽^;)

それぞれがパーソナルカラーの電卓を手にしています。

 

 

【キュアラブリーのやまはちゃん】

ピンク色の電卓を手にしたキュアラブリーのやまはちゃんです。

 

 

【5色の電卓】

前回は昔の電卓の記事でしたが、今回は現行のデザイン電卓です。

現在発売されている手のひらに収まるミニサイズ電卓EL-760R(シャープ)です。

 

スマホの電卓アプリでも計算はできるのですが、やはり物理キーボードがついている電卓の方が使いやすいですね。

この電卓は実売価格も500円程度と安価ですが、可愛らしいデザインで、黄色と白のツートンカラーのものがうちにも置いてあります。

 

1960年代初頭にコンピュータの基礎理論もわからなかったシャープの若い技術者たちが世界初の電卓を開発するために、計算機理論の権威の大阪大学の尾崎 弘教授の元に勉強のため通っていた時に、シャープ専務(当時)の佐伯 旭さんが尾崎教授に「わたしはこの電卓を、八百屋のおばちゃんがそろばん代わりに使えるものにしたいんや、先生たのんまっせ」と言った際、尾崎教授は「このおっさん、無茶なこと言う…」と思ったそうです。

 

当時は計算機のプロの間でも、おいそれとコンピュータが庶民の手に入るほど安価で使いやすくなるものではないというのが常識でした、ですが、10年後に手の中に収まるほど小さくなった電卓を教え子だった技術者たちから贈呈された尾崎教授は「これだから(常識にとらわれない)シロウトは怖いんや…」とつぶやいたそうです。

 

今は100均でも手に入る電卓ですがれっきとしたコンピュータで、パソコンやスマホは大型コンピュータから降りてきた技術というよりも、電卓から上ってきた技術であることも特筆すべきことだと思います。

 

 

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今日の猫たちです。

 

【1960年代のオフィス】

1960年代の建設会社の設計室を再現したキナ鉄建設本社に遊びに来ている麦ちゃんたちです。

キナ鉄建設の大月部長が昔の電卓や製図台、青焼きコピー機などをみんなに説明しています。

 

 

【昔のレジ?】

昭和50年代頃までは商店などで見かけることもあった古いレジのようですが、これは電卓です。

麦ちゃんが童子さんに、なぜこんなにたくさんボタンがあるのかとか、手前のダイヤルみたいなのは何かとたずねています。

 

 

【世界初のトランジスタ電卓】

古いレジのような左側の機械は、今から60年前の1964年にシャープが発売した世界初のトランジスタ電卓[コンペット CS-10A]です。

 

当時の価格は53万5000円で、今の物価で言えばプリウスやフォレスターのような高級車くらいの価格で、重量は25kg、寸法は幅42cm、奥行き44cm、高さ22cmですから、20kg入りみかん箱(大箱)くらいの大きさです。

高価ではあったものの、当時の機械式計算機と同程度の価格で、計算速度は速く、しかも騒音が出ないと好評で、生産が追いつかない状態がしばらく続いたそうです。

 

各桁に1から9までの数字が刻印されたボタンがずらりと並ぶフルキー方式で、「0」はその桁のボタンを押し込まないことで数字を入力します。

 

当時でもこのようなフルキー方式よりもテンキー方式のほうが使いやすいことはわかっていたのですが、例えば123+456と計算する場合、[1][2][3][+][4][5][6]をいったんメモリに記憶させるよりも、ボタンを押し込んで数字を入力するフルキー方式の場合は[1][2][3][+]はメモリに記憶させ、[4][5][6]は押し込まれたボタンの状態を読み込めばよいので、その分、当時は非常に高価だったメモリを節約できたわけです。

 

表示が20桁もあるのは、10桁×10桁の計算結果を律儀にすべて表示させるためでした。

手前の小さなダイヤルは、よく使う数字をダイヤルの状態で記憶させておく定数メモリです。

 

CS-10Aから1年後の1965年に発売されたCS-20A(右)は、価格は37万9000円、重量は16kgと軽量低価格化されましたが、何よりも現在の電卓と同じテンキー入力ができ操作性が格段に向上しました。

 

この年には他の大手電機メーカーや電算機メーカーも電卓市場に参入し、2000年頃までとその栄光の歴史は短かったものの電子立国日本の時代が始まりました。

 

 

銀ねえとぐら兄

銀ちゃんとぐらは仲良く猫ベッドでホカホカでした。

 

 

ぐら

銀ちゃんはごはんを食べに起きたので、ぐらだけがベッドに残されました。

 

 

びわ

今朝のびわ坊です。

今朝は寒かったので、私が寝ていたふとんにそのあと入っていきました。

 

1月に入っても何だかバタバタしています(ノД`)

まとまった休みとかほしいのにー。

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【うる星やつら第2期放送開始】

今週から「うる星やつら」第2期の放送が始まったので、今回はうる星やつら女子キャラのイラストです。

昭和版アニメのうる星やつらが4年半にわたって放送された事に比べると、残り半年で令和版うる星やつらが終わってしまうのはちょっと寂しいものがありますが、最近のアニメ番組は1クール(3ヶ月、10~13話)で完結するものも多く、第1期、第2期合わせて1年間の放送枠が用意されたのはさすがだと思います。

 

 

【真冬なのにこの衣装(^▽^;)】

今日の新潟県は大雪になっていて冷え込みも厳しいです。

佐渡は現在5cmほどの積雪ですが、この後も雪が降り続き10cm程度の積雪になる予報です。

 

ラムちゃん(=麦ちゃん)たちは寒そうな衣装で登場です(^_^;

 

 

【世界初の電卓】

世界初のトランジスタ電卓、シャープCS-10A(1964年)の3Dモデル(左)を作成しました。

重量25kg、価格は53万5000円とデカいわ重いわ高いわといいこと無しのように思えますが、ここから電卓の歴史が始まり、やがてマイクロコンピュータにつながり、現在のパソコンやスマホに進化していきます。

この電卓ネタのイラストは次回で。

 

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