COLORweb学生編集部 -124ページ目

今すぐ読みたい!! オススメの本紹介

こんにちは!げんちゃんです。

 

この間、芥川賞の発表がありましたね。受賞作は「おし、燃ゆ」という小説で、作者は宇佐見りんさんです。何とこの作者、僕と同い年の21歳とのこと。すごいですね・・。僕は「推し、燃ゆ」も読んだのですが、すごく面白かったです。やっぱり小説はいいな〜としみじみ思いました。そこで、今まで読んだ本を振り返り、おすすめの本を紹介していきたいと思います。

 

それではどうぞ!!

 

 

推し、燃ゆ/宇佐見りん

〈感想〉

 この本は、「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」という書き出しで始まります。社会にうまく適合できない主人公の女子高生が、推しを愛でることで物語が展開していきます。僕は、この「推し」というテーマがとても現代的で面白いと感じました。今の時代、推しの存在が生きがいになっている人も少なくありません。こういった人たちの心情や世間的とは言えない思考などが非常にうまく描かれており、自分の知らない世界を体験しているようでとても面白かったです。また、作中で推しを推すことを「背骨」と表現するなど、宇佐美りんさんの言葉選びは独特です。そういった部分でも「推し、燃ゆ」を楽しむことができると思います。

 

 

かか/宇佐見りん

〈感想〉

 二番目に紹介する本も宇佐見りんさんの本です。この本では、母親のことで悩む19歳の少女が描かれています。正直、内容はすごく重いですが、文章の独特な表現が癖になり、本の世界に引き込まれます。僕は一気に読んでしまいました。作者の宇佐見りんさんは現役の大学生で、この本がデビュー作になっています。同じ大学生とは思えないほど表現力が豊かで、今後の作品がさらに楽しみな作者さんです。

 

 

夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

〈感想〉

 この本は京都大学と思われる大学や周辺地域を舞台にして、さえない男子大学生と無邪気な後輩女性の恋物語を2人の視点から交互に描いた物語です。僕はこの本の表紙のイラストを書いている中村佑介さんのファンだったため、気になって購入しました。読んでみて独特な文章、言葉つかいが非常にクセになりました。難しい古風な文体で、さえない男子大学生と無邪気な後輩女性を描くというギャップが、他の小説で見たことがなくて面白いです。京都の街並みを所々で感じる物語になっているため、読み終わった後には京都に行きたくなりました。

 

 

劇場/又吉直樹

〈感想〉

 この本は、芸人の又吉直樹さんの長編小説です。簡単なあらすじとしては、売れない劇作家の主人公と上京してきた女子大学生との恋を描いた、恋愛小説的要素のある純文学作品です。僕は又吉さんの作品で初めて読んだのがこの「劇場」でした。芥川賞作家だからという軽い気持ちで読み始めたのですが、読み始めると又吉文学の世界観に引きずり込まれてしまい、3日ほどで読了してしまいました。ただの恋愛小説とは違い、どこにも分類することができない感情が湧き上がり、胸を締め付けられるようでした。あまりにも締め付けられてページをめくることを躊躇したほどです。なかなか重い内容の作品ですが、非常にオススネです。

 

 

うたうおばけ/くどうれいん

〈感想〉

 この本は僕が好きな岩手県出身の作家、くどうれいんさんのエッセイ集です。くどうれいんさんの文章は、あたたかさの中からたまに嫌味が顔をのぞかせるような作風で個人的にとても好きです。日常生活の一瞬を切り取って、作品にするのが上手な作家さんだと感じます。くどうれいんさんは作家だけでなく会社員でもあり、そんな生き方にとても憧れます。やりたいことを追求し続ける姿勢にいつも良い影響をうけています。

 

 

 

いかがだったでしょうか!気になる本が1つでもあれば嬉しいです。ここでは紹介しきれなかった本もたくさんあるのでまた今度の機会に紹介したいと思います。コロナウイルスで思ったように外出できない世の中、この機会にたくさんの本を読んでみるのも良いかもしれませんね!

 

 

Write &photo:げんちゃん

おやすみ前の15分で!冬夜に読みたいおすすめ短編集

みなさんこんばんは!りのタソです。

もう2月も半ばを過ぎましたね。節分もバレンタインデーもいつの間にか過ぎて、あとは3月の卒業シーンまで行事もいったんお休みになるこの季節、、、みなさんは2月の残りの日々をどのように過ごすか決まっていますか?

お昼は暖かいけど夕方過ぎたらまだまだ肌寒い、、、早くお家に帰りたい、、、
でも、家に帰ってから何をしよう?と考えているみなさん、「夜の読書時間」を始めてみてはいかがでしょうか。

いやいや、「私、本読むと眠くなっちゃうから苦手なんだよね」という普段読書をしない方、はたまた「読書もしたい!でも夜はすぐ眠くなっちゃう」と私のように夜が苦手なみなさん、大丈夫です。

今回は、おやすみ前の15分で読める!冬夜に読みたいおすすめ短編集をご紹介します!

りのタソが実際に読んだ短編集で、異なるジャンルの3冊を紹介していきますね!
なお、出版元など3冊の詳細はページの一番最後をご覧ください


①コーヒーのプロの熱い人生から学ぶ!ロングインタビュー集
『コーヒーの人~仕事と人生~』大坊勝次 他(著)




コーヒーに情熱を注ぐプロフェッショナル6人それぞれの人生についてのロングインタビューが一つの本になっています。

この本は、「コーヒーが好き」、「コーヒー屋さんで働くあたたかい人々も大好き!」、「コーヒーと向き合い、仕事にするってどういうことなのか知りたい!」というみなさん、そして、「自分の人生の目標って何だろう。」というみなさんにおすすめしたい一冊です。

私は、自分の人生の軸って何だろう、と考えたときにこの本をめくります。感動した言葉には忘れずに付箋を貼るのがマイルールです。
6人それぞれの人生観を知って、共感したり、尊敬したり、憧れたり。この本一冊で、自分の人生で大切なこと、まだやっていないこと、諦めたくないことが浮かび上がってきます。。

1日の終わりに、自分を見つめ直すために読書すると、よく眠れそうです。
ページの最後では、プロの方が美味しいコーヒーの淹れ方も教えてくれますよ!

②切なくて忘れられない夏の日々を20ページずつ。全話合わせて物語がつながる!
『一千一秒の日々』島本理生(著)





この小説は、ナラタージュやファーストラヴの著者でも有名な女性作家、島本理生さんの短編恋愛小説で、私も大好きな作家さんです。

短編集といっても、登場人物は1冊を通して変わりません。登場人物それぞれが親友だったり、元恋人であったり、同僚であったりと、短編同士に関係性があり、それぞれをつなげるとひとつの長編物語が完成するのがこの小説の特徴です。

登場人物は、それぞれの立場や関係性の中で、自分の恋心を対処したり、過去を振り返って悩んだりしていて、関係性の移り変わりや距離感、気持ちのズレが「夏」を舞台に丁寧に描かれています

夏というと、さわやかで弾けるような恋物語が多いイメージですが、この小説を読んだ時、まるで冬のようにしっとりとして、誠実で、静謐な物語だなという印象を受けました。

寒い冬だからこそ、切ない夏を思い出しながら読み耽る夜も良いかもしれないですね。

ちなみに、一千一秒は「16分41秒」です。(笑)

③かわいくて、ほっこりして、寝る前にコーヒーが飲みたくなる12ページの小さな物語
『月とコーヒー』吉田篤弘(著)




この本をきっかけに吉田篤弘さんの本を読むようになりました。今では大好きな男性作家さんの一人で、この本は常に枕元に置いています。それくらいお気に入りの一冊です。

この本は、おとぎ話に近いかもしれません。12ページで綴られた物語の主人公は、どこかの星の住人であったり、仙人であったり、青年であったり、トランプの中から飛び出したジョーカーであったりと様々です。

共通しているのは、物語の中に必ずコーヒーが登場すること、最後は必ず心が温かくなることの2つです。
この短編集の中で私が特に好きなのは「アーノルドのいない夜」というお話です。このお話は、かけがえのない存在の大切さに気づかせてくれます。

この短編集を読むとコーヒーを飲みたくなる人が続出するかと思いますが、眠れなくなると困るので、朝に飲むのをおすすめします。(笑)


いかがでしたか?他にもおすすめしたい本がたくさんあるので、機会がありましたらまた紹介できるといいなと思っています。

それではみなさん、今日も一日お疲れさまでした!

【コーヒーの人~仕事と人生~】
著者:大坊勝次、田中勝幸、國友栄一、濱田大介、松島大介+加藤健宏
編者:numabooks
発行所:株式会社フィルムアート社
2015年12月20日 初版発行

【一千一秒の日々】
著者:島本理央
発行所:株式会社KADOKAWA
2012年2月25日 初版発行

【月とコーヒー】
著者:吉田篤弘
発行所:株式会社徳間書店
2019年2月28日 初版発行

Write&photo りのタソ

COLORweb学生編集部が“カタカナーシ”で遊んでみた!

 

みなさんこんばんは!
卒業論文の提出が無事終わりホッとしたのも束の間、今度は引っ越しの準備でバタバタしているすぎちゃんです。


さて本日は、COLORweb学生編集部のメンバーでミーティングの時間に“カタカナーシ”というゲームで遊んだときの様子をお送りします!! 



“カタカナーシ”とは?
カタカナ語のお題を、カタカナ語を使わずに説明し、みんなに当ててもらうカードゲームです!
某人気番組でも遊ばれていたので、知っている方も多いかもしれません。

今回はオンラインで、カードを使わずにこんなやり方でやってみました!
↓↓↓↓↓

○プレーヤー配分
・出題者:1人(今回はすぎちゃん
・説明者:1人 
・回答者 その他

○ルール
①出題者がカタカナのお題をLINEで説明者だけに教える。
例)キャッチボール、アナウンサー、アイスクリーム、パソコンなど

②説明者はカタカナを使わずにそのお題について説明をする。
※この時カタカナを使ってしまった場合、回答者が気づき指摘できればその時点で回答者のポイント!

③説明を聞いて回答者はお題を当てる。何回答えてもOK!

④正解者はポイント獲得!また、正解者は次の説明者になる。

①~④を繰り返し、獲得したポイントが1番多かった人の勝利!!

 

 

 


今回ゲームに参加したCOLORweb学生編集部のメンバーは、(左上から時計回りに)ひとみんげんちゃんしょーたくあもちゃんなっちゃんです。それから、右上にちょこんとすぎちゃんもいます(笑)。

みなさんもお題が何なのか、考えながら読んでみてくださいね!
それではさっそくゲームスタート!!!


ROUND1
説明者:げんちゃん

げんちゃん「これは…1人ではできません!1つの球を使います。参加者はみんな手に革製の手袋をつけます。その球をその人たちで投げ合います。」

………

なっちゃん「はい!キャッチボール!」
げんちゃん「正解です!」


なっちゃんに1ポイントが入りました~!素晴らしい!!
げんちゃんの説明もとても的確で素晴らしいですね!私だったらボールと普通に言ってしまいそうです(笑)。


ROUND2
説明者:なっちゃん

なっちゃん「これは…いつもみんなが見てる画面があって…。家に1台…。」
げんちゃん「はい!ネットフリックス!」
なっちゃん「違います(笑)。家に1台あって画面がピカピカ光る、みんなが見るやつあるじゃないですか!それで流れる番組があって、その番組の中で司会をする人…。日々の事件とかを報道する番組で…。」

………

しょーたく「はい!アナウンサー!」
なっちゃん「正解です!」

しょーたくに1ポイント入りました!
なっちゃんがとても頑張って説明していて、見ていた私は表情がニヤついていました(笑)。
それにしてもげんちゃんが最初になぜネットフリックスと答えたのか…。とても不思議でした(笑)。


ROUND3
説明者:げんちゃん

げんちゃん「これは…僕は好きです。これは小麦粉を練るんですかね?みーたんが作ってそうな料理で、形はねじれてるかな?」
しょーたく「はい!ニョッキ!」
げんちゃん「違います。小麦粉で、ねじれてて、甘くて…。」
あもちゃん「はい!チュロス!」
げんちゃん「あ~違う…!そんな長くなくて、もっとコンパクトではないけど…。」
なっちゃん「あ!コンパクト!カタカナ!!」

げんちゃんがカタカナを使ったことに気づいたなっちゃんに1ポイントが入りました~!
ちなみに今回のお題は「クロワッサン」でした!難しかったですかね!
げんちゃんが「僕は好きです」と説明したのがツボでした。おもしろい(笑)。


ROUND4
説明者:あもちゃん

あもちゃん「普段使っている電話をする機械に、道具を取り込む…。道具を携帯電話の中に取り込むこと。」

………

しょーたく「はい!Air Drop?」
あもちゃん「違います!」
げんちゃん「はい!インストール」
あもちゃん「正解です!」
すぎちゃん「え~?!嘘でしょ?」

またまたげんちゃんに1ポイント入りました! 
とっても難しいお題を出したつもりなのに当てられたので、つい声が出てしまいました(笑)。


ROUND5
説明者:しょーたく

しょーたく「僕はよくするんですけど、みんながよく使っているものに入るために名前と鍵を使わなきゃいけないんですよ。皆さんが携帯電話や二つ折りの機械で何かに入る際に、名前と鍵を使って入らないといけないんですけど…。」

………

あもちゃん「はい!ログイン!」
しょーたく「正解!」

あもちゃんに再び1ポイント!これはすごい…!
説明も上手で、ふたりともお見事でした!拍手!!


ROUND6
説明者:あもちゃん

あもちゃん「茶色くて、温泉によく入っている動物。」

………

しょーたく「はい!アライグマ!」
あもちゃん「違います(笑)。」
ひとみん「はい!カピバラ!」
あもちゃん「正解です!」

ひとみんに初めてのポイントが入りました!おめでとう!!心から拍手を送りました(笑)。


ROUND7
説明者:ひとみん

ひとみん「よく吹奏楽部の人が使っているイメージで…(ばれなくてよかった…)。」
なっちゃん「はい!トランペット!」
ひとみん「違います(笑)。時間を計るじゃないけど…。」

………

しょーたく「はい!メトロノーム!」
ひとみん「正解です!」

しょーたくにまたまた1ポイント入りました!
ひとみんが「イメージ」と言っていましたが、誰も気が付きませんでしたね(笑)。


ROUND8 ◎最後のお題です◎
説明者:しょーたく

しょーたく「これ何なのかイマイチわかってないんだよな~。僕はあんまり食べたことないんですけど、野菜とかお肉とかを器に入れて、上に黄色い粉をかけて、火の中に入れて焼きます!黄色くて熱を加えると溶けるものを上にのせた状態で火に入れます。そして熱します。そしてできあがり!」

この時点では誰もわかりそうにありません(笑)。

しょーたく「似てるものもあって、違いがイマイチわからないんですけど。黄色くて熱を加えると溶けるものがたくさんのっている感じです。お肉とかお野菜が入ってる。」
げんちゃん「本当に食べたことないんですか?
しょーたく「1回か2回しか食べたことないけど…。」
げんちゃん「それはあんまり好きじゃないから?」
しょーたく「いや、あんまり食す機会がない!あまり食卓に出てくるようなものではない。どちらかというと、お店に行って食べるかもしれない。あの~欧州の料理のイメージ…。あ…。」
ひとみん「あ、イメージって言った(笑)。」

ひとみんに1ポイントが入りました~!
しょーたくが説明を頑張っていましたが、ついカタカナが口から出てしまいましたね(笑)。
正解は「ラザニア」でした!私も何なのかイマイチわかっていませんでした。ごめんなさ~い(笑)!



さあ、結果発表です!

優勝者は3ポイント獲得した、げんちゃんしょーたくでした!!!
ひとみんなっちゃんあもちゃんの3人はそれぞれ2ポイントの獲得でした!

 



お題が少し簡単すぎたという反省もありますが…(笑)。
みんな説明がとっても上手でした!さすがはCOLORweb学生編集部のメンバー!素晴らしいです!!



COLORweb学生編集部の“カタカナーシ”、いかがでしたか?
楽しさが伝わっていたら嬉しいです!

オンライン・オフライン問わず遊べるゲームなので、外出を控えたい今にもぴったり!
家族や友人など、皆さんでぜひやってみてくださいね!!



最後にお知らせです!

COLORweb学生編集部ではメンバーを随時募集中です!!!
学年や性別、加入するタイミングは一切問いません。
やる気、情熱、新しいことに挑戦したい気持ちがあれば、いつでもウェルカム!
メンバーはみんな優しいですし、取材を経験することでコミュニケーション能力が身に付いたり、記事を作成することで文章力が身に付いたり…と、良いことばかりです!
今回のようにみんなでゲームをするなど、楽しい企画をすることもありますよ~!

興味を持った方は、TwitterやInstagram、HPから気軽にメッセージを送ってくださいね~!
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Write:すぎちゃん