着物のサイズや着方をファッションデザインの視点から考える | 着付け着物ふわりとまとう ものづくり

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作られる背景にも魅力ある まとう ものづくりがライフワークの
着物も洋服も大好き♡ファッションデザイナーと着付講師の日記


着物のカタチはひとつですが、着付けで変わります。

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同じ着物でも着方で見え方が違います

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衿合わせも自在にしてみると、似合う!好みの衿元がわかってきますうさぎさんはい

衿元を自在に作れるようになると
着物の楽しみが倍増


着付け教室「着物ふわり」は
ファッションデザイナーと着付け講師2足の草鞋を履く講師が教えています。

着付けレッスンの初回にいつも
「どんな風になりたいですか?」と伺います。
私の役目はその方の表現したいスタイルになるようにすること。
それは着物でも洋服でも変わりません。

その方の体型に合った、よりキレイに見える
一番しっくりくる着物の着方があり、
そして楽にキレイに着られるサイズもあります。
大人の女性に頼もしい知的ゲームのような衣服が着物なのです。

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デザインする時には闇雲に決めているわけではなく
ここ!!っていう決め所があります。
ファッションデザインの視点を盛り込んで、
その方だけのキレイを一緒に見つけるレッスンを今後行っていきたいと思っています

こうご期待

以下は、過去のブログです~


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洋服を作る仕事に携わってきた者として、
ファッションデザインの視点から
着物の寸法について記事にしたいと思います
きっと長くなるので、しばらくお付き合いください。



思えばファッション業界に入ってから10年です、わたくし

その間、ず~~っとサイズ、デザイン、など服を
見て、触って、着て、可不可の判断してきました
時にはこの1型で12万枚の商品を生産するという企画から
この1型は1点ものという企画までい~ろ~い~ろ、ジャッジしてきました。
その1型1型に相当な集中力で取り組みます

そのジャッジは数は20,000回を超えるでしょうか?

シーチングで1回
1stサンプルで1回
2ndサンプルで1回
本生産前に1回
本生産後に1回
1型につき5回チェックします。

既製服を買われる時に、フィッティングされる、あの作業を何回も行います

 
これはシーチングでの型を決める作業中

このカタチのボリュームやバランスはカワイイかな?と
何回検討することか~~


単純に計算しても
3カ月1シーズン500回×4=年間2000回を10年で20,000回
これに一回カタチを決めるごとにおこる、
これカワイイ??と考える回数入れたらもっと判断してしてることになるけども


この何万回と真剣に見てきた衣服と身体の関係を見続け
そこで培ってきた目が言うのです

着物の寸法って???
美しいサイズあるのでは?と
なぜ、そう思うようになったかというと

呉服屋さんに言われるがままに作った着物は
とても美しくありませんでしたガクリ
いや、プレタの着物ではなくて、誂えたらきっとキレイな着物ができるに決まってる!!
しかも呉服のプロに計ってもらったサイズだもの!
と思って楽しみにしていました
上がってきてびっくり

大きい
これが運動量?いや、おかしい、、、余ってるのよ~
余りは運動量ではない!!

せっかく仕立て代出して誂えたのに、なぜ

私たちは洋服では、本生産に入る前に3回はカタチの確認作業ありますが
呉服屋さんは一度、さらっと計るのみ。
しかも計測場所は洋服に比べると、極小

サイズやデザインの検証作業回数の多い洋服に対して、
着物はサイズへの検証作業は少ないですね。。。


これはまだ着付けを習いに鞠小路に通うよりも前のことなので
当時はこの大きい着物が私のサイズなのかな。。。。と思っていました
今から思うともったいないけども、その後も何枚か、このサイズを元に作りました
そして最近、着物のサイズが突然わかるようになったのです
これは今までは洋服では体験していたのですが
パターン引く時に一発でラインが決まり、バランスが決まることがあります
そんな感じです


着付け時間を短縮したいがために
今回、マイサイズを割り出しました
マイサイズだとほんとに着やすくなるので、時短出来ます


ほんとに長くなりそうなので、本日はここまで