表現を諦めてしまいやすい成長の節目があります | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

一昨日は心が動いたことをそのまま表現する頃
についてお話しました。
 
今日は、それからもう少し進んで、小学生になってからのお話をしましょう。
 
小学生になると、「自分と他の子を比較する」ようになってきます。
あの子は足が速い、あの子はいつも給食を完食できる、あの子は音読がうまい、みたいに。
 
絵についてもおなじです。
教室に貼り出されている絵を見て
「あの子は絵がうまい、私は…」ということが考えられるようになってきます。
 
そして
私は絵が下手だ、私はこれが苦手だ
という苦手意識を持ち始める子もでてきます。
おおよそ8歳ごろ(2-3年生)と言われています。
 
自分の表現に対して「失敗だった」と自分で気づくこともできますし、
イメージ力が発達してきて、頭の中ではかなり緻密なイメージを描くことができるようになるので、自分の表現力の足りなさに失望することもあります。
 
{445EF996-2386-4874-B466-259597A118CC:01}

 
こんなに、自分で自分自身を振り返っているんです。
「苦手だ」と、表現をやめてしまうのもこの頃からです。
 
じゃあ、私たち大人は、表現力を育てるために、この頃のこどもにどうやって接していけばいいのでしょう?