ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

私は、漫画を読むのと同じくらい音楽を聴くのが好きなんですが、

主に聴いているのがハードロックです。

高校の時はMR.BIG、B'z。

エアロスミスになって、同時期にQUEENにはまって。

大学の時にラルクアンシエルを見て、なんて美しい人なんだろうと思ってそれからラルクアンシエルにはまって。同時進行でX JAPANが好きになって。

今もその人たちを聴いているかな。

あと、マニアックなところだとHarem Scarem。。。

見た目と違うねってよく言われるんですが、ハードロックが好きです。

ちなみに奥村は、めちゃくちゃクラシックなんですよ。

すみません、今日は、脱線の話が長いんですけれど。。。

 

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。

前回は、文科省の資料を引用しながら、こどもの表現力を伸ばすメリット

「知っていること・できることをどう使うか。そしてやってみる(外に出してみる)」

これが、表現力を伸ばすメリットのひとつ(たくさんある中のひとつ)ですよとお伝えしました。

 

で、私、こんなに「表現力表現力」って言ってるんですけれど、

表現力を気にして生きてきていないんですよね。

 

うちの代表の奥村は、確か9歳だったと思うんですけれども、

9歳からずっと舞台に立っているんですよね、クラシックの音楽の舞台に立っていて。

なので、彼女はずっとどうやって表現するんだろうとか、声の出し方とか、

すごく表現というものと近く生きてきた人なんですね。

 

でも私は普通に、表現力ってそんなに気にしないで、

むしろ学校の点数、いわゆるテストの点数を重視しながら生きてきた感じですよね。

仕事している時も、重要だとか使っているとか考えずに生きてきたんです。

 

あ、私の時の(1997年に大学に入っています)教育学科なんですけれども、

その時に特に表現について学んだりとかしなかったんですよね。

「思考力・表現力・判断力」という言葉も特になかったです。

(あんまり真面目じゃなかったから覚えてないだけかもしれない)

 

でも、表現力を伸ばしたいって思うようになったのは、

特に、本当にピカソプロジェクトと同じくらい・・・ここ10年の話なんですよ。

奥村みたいに、ずっと表現について考えていなかったので、

一番最初に「表現力を育てたい」って言われた時も、

いまいち表現力ってわからなかったんですね。

 

なんか、すごい特別なものだと思っていました。

私、ハードロックが好きって言ってるんですけれども、

ハードロックの曲とか聞いていて、

例えば失恋の歌とか、失恋した気持ちをこんな風に昇華できたら気持ちがいいだろうなとか

この人みたいにこんなに心を込めて歌うことができたら気持ちがいいだろうなとか

そういう憧れっていうのはあったんですよね。

小説読んで(蒼穹の昴/浅田次郎 とかがすごい好きなんですが)

こんな世界観、そしてこんな風に人を引き込む文章が作れるってうらやましいなという憧れはとてもあったんです。

だからって・・・受け取るのは好き、音楽聞くのも好き、小説読むのも好き、マンガ読むのも大好き・・・どちらかというと受け取り手だったんですよね。

それを面白いなと思っても誰かに発信するでもなく生きてきたんですけれども、

なので、自分の気持ちを表現するというのは、自分にとってハードルの高いことでした。

 

なので、私は「表現力を育てたい」と思って奥村と出会ったわけではなくて、

前もお話ししたように、色彩学をこどもに教えたいというところから奥村に出会って

そこから表現力の大切さをどんどん知っていったんですけれど、

表現ってアーティストといわれている人たち(絵とか小説とか音楽とか)のものだと思っていて、

私関係ないやってきっと思っていたと思うんです。

 

なんですけれども、ピカソプロジェクトの全身になるものに関わるようになってから、

「あ、これも表現なんだ」「これも表現なんだ」って。

 

企画書だって表現だしね!

イベントで、鳥獣戯画というワークがあって、それをしていたら

その時のお父さんが

「これさ、ただの工作だけどさ、俺よりプレゼン資料作るのうまくなるかもしれないね」なんて言う話になって。

「よく考えてみれば、俺、表現力使ってるし、表現力に困ってるわ」っていう話をしてくださって。

”これを伝えたい”って考えるのも大変だし大事だけど、”伝えたい”ってなってから、

じゃあ、”伝えよう”ってなるのってすごく大変だよねってお話ししてくださって。

「誰に伝えるのか」「どう伝えるのか」・・・

商品の知識、商品ができることを調べて、お客様に対してそれがいかにメリットがあるのかというのを伝えて、それを文章に落とし込むわけですから、

表現力の最たるものだと思うんです。プレゼン資料やプレゼンって。

 

なんか、そんな風に考えると、

表現っていわゆるアーティストのものではなくって、

本当に身近にあるものなんだなあって思います。

 

「表現」って聞いて、すごく特別だなあって思っている方とか、

いやぁそれはアーティストのものだろうって思う人の気持ちもすごくよくわかるんですけれども、

意外と表現って、特別なものではなくて。

 

探してみると表現だらけ。本当に。

 

この世の中、表現だらけって気づいたのが、表現力を伸ばせる大人になる方法の

その前、大前提だった気がします。

 

今日の、「表現力を伸ばす大人・・・になるその前に必要なこと」は、

自分の身の回りにある表現を見つけてみること、見つけられるようになること。

表現力だらけだなぁって気づくこと。

 

それでした。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

この作品は、うちの長男が、小学生の時に描いたおじさんの絵です。

ダイナミックに描けていて、とても気に入っています。

 

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。

前回は、「表現ってなあに?」というお話をさせていただきました。

 

ピカソプロジェクトでは、表現というのは

自分というフィルターを通して外に出たすべて 

こういう風に定義して皆さんにお伝えしています。

 

では、今日は、表現力を伸ばすメリットというものを考えてみたいと思います。

幼稚園の先生ですとか、保育園の先生、そして保育士試験の勉強をしていらっしゃる方は

表現というのが5領域の中の1つに入っていて、とても重要であるということはすでにご存じだと思います。

 

今回引用する資料(文部科学省中央教育審議会 初等中等教育分科会(第100回)配布資料)を引用するですけれども、

この中でも「思考力・判断力・表現力」の大切さが書かれています。

 

この資料では、思考力・判断力・表現力、この3つの力を総合して

「知っていること・できることをどう使うか」という風に説明されています。

すごくわかりやすいなと思って、今回引用させていただきました。

 

「知っていること・できることをどう使うか」

私たちの…といってしまっていいのでしょうか?

(私は昭和54年生まれなんですけれども)

私たちの世代の頃って、勉強って、たくさんの知識をどれだけ覚えるか(知識の記憶とその再生)というので、テストの点数を取っていたと思うんですね。

 

でも、今は、こどものテストを見ても

知っているだけじゃなくて、それを使ってどう思ったの?とか、その知識を得て君はどう思ったの?ということがたくさん聞かれるようになってきています。

それは、ペーパーテストだけじゃなくて、

授業中にプレゼンもよくしているみたいですし。

例えば今、うちの次男が「地域の特色」みたいのをやっていたんですよね。

それで、地域の博物館に行って、「こんなこと、こんな資料があったよ。そしてこう思ったよ」という新聞を書いていました。

 

そんな感じで、知識を得るだけじゃなくて(インプット)、

アウトプットをするというところが非常に重視されています。

 

「知っていること・できることをどう使うか」

そして、それを外に出してみる。

 

特に難しいのが「どうやって外に出すか」というところだと思うんですよね。

考えることは、結構できる。

でもそれを、人に伝わるように、もしくは自分の思うように外に出すことって、

非常に難しいと思うんです。

 

言葉だって難しいし、レイアウトとかデザインとか、そういうのも難しいと思うんですよね。

 

だから、造形活動という、万一失敗しても命にかかわらないというか

安心できる場所で、「知っていること・できることをどう使うか」というのを

『やってみる』というトレーニングをやるのだと思います。

 

この文科省の資料の中では、

それが「問題発見・解決」 とか「協働的問題解決」とかにつながるって書いてあります。

これは、1つの資料なので、「問題発見・解決」 とか「協働的問題解決」とかが取り上げられているんですけれども。

 

でも、これ、すごくないですか?

「問題を発見して解決する力」って、本当に社会人でもいると思うし。

「ここが問題だな」って気が付く。

そして、どうやって行こうというのを1人で考えるはもちろん、他の人も一緒に考えていく。

こういう力って本当に社会の中で必要だと思うんですが、

そういった力が伸びると、この資料の中では言われています。

 

他にももっとあると思うんですよ。

幼稚園教育要領、それから、保育所保育指針。

その中でも表現力が何を育てるかっていうのは本当にたくさん書いてあるんですけれども。

 

今日は、

「知っていること・できることをどう使うか」 ここまでが文科省で

私はそれに「そしてやってみる(外に出してみる)」というのを付け加えて

お伝えしたんですが、

この言葉をお伝えしたいがために、この資料を引用させていただきました。

 

「思考力・判断力・表現力」

特に、私たちの注目する「表現力」

 

それでできるようになること・メリットっていうのは

「知っていること・できることをどう使うか考え、それを実際にやってみる(外に出してみる)ことができるようになる」

これが、表現力を育てるメリットだと私は思っています。

 

 

 

 

 

趣味は、漫画を読むことです。

 

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。

前回は、2013年に奥村と私が出会って、ピカソプロジェクトを立ち上げたお話をさせていただいたんですけれども、

ピカソプロジェクトが、「表現力を育てよう」、「こどもたちの表現力を育てたい」っていうことで活動している

その「表現力」というところについてお話をさせていただきます。

 

2013年当初は「表現力を育てたい」という風に言ったら、結構

「表現力って何なの?」「表現ってなんか気持ち悪いね、新しい宗教?」みたいに言われることもあって。

その頃、私たちはまだ、私たちの考える表現というのをまだつかんでいなかったんですよね。

 

 

文科省ではその頃から、「思考力・判断力・表現力」という3つの力が必要だよって言われていたんですが

思考力=考える力

判断力=判断する力

表現力=表現する力

というのの中で、やっぱり表現力が一番弱いというか、みんなにピンと来ていなかったんですよね。

 

本当にたくさんの力が必要になると思うんですよ。

思考力・判断力・表現力だけじゃなくて、

例えば分析力だったりとか、学力もそうかもしれない、体力もそうかもしれない。

あと忍耐力とおっしゃる方もいらっしゃいますし、語学力とか、

色んな力を使いながら生きていますよね、私たち大人って。

 

その中で、表現力って皆さんの中であまりピンと来なかったみたいで

すごく共感をしていただきにくかったのか、2013年から2~3年続いていた気がしています。

 

私と奥村も、「表現ってどうやって説明すればいいんだろう」とか「表に現すだけでいいのか?」とかいろいろ考えていて。

私たちなりの「表現とは」というのをつかんだのが、2年目3年目くらいなんですけれども、

それから、私たちの考える表現とは、こういうことなんですよというのが伝えられるようになってきました。

 

今、ピカソプロジェクトの定義する表現というのは

『表現とは自分というフィルターを通して外に出たすべて』

という風にお伝えしています。

 

私のこのしゃべり方、結構トツトツとしていると思うんですが、これも私の表現ですし

あとは、例えば学校のプリント、伝わりやすいように伝えよう。これも表現だと思うし。

車内アナウンスだって、表現ですよね。どんな風に表現すればお客様に伝わりやすいのかを考えて表現されていると思うし

あとは、例えば、携帯電話。どんなデザインが皆さんにとって使いやすいんだろうか?どんなボタンの配置にすれば(もうボタンはないですけれど)どんな風なデザインにすれば皆さんに使いやすいのか、それを考えて具現化したもの。

これも表現だと思うんですよね。

 

だから、思った以上に、皆さん、表現力の中に生きている、表現の中で生きている。

やっとそれが実感していただけるようになってきた昨今かなと考えています。

 

なので、私たちは表現力を育てたいというのは

何か事象があって、それを自分というフィルターをまず通してみて、それを表に出してみよう

そのトライアンドエラーをすることで表現力が育っていくのだと思っています。

 

今、ピカソプロジェクトは造形活動をたまたまテーマにしているんですけれども

私たち合同会社エデュセンスというんですがその中では造形活動に限っていないんですね

例えば音楽だったりとか、英語だったりとかかけっこだったりとか体操だったりとか

そんなふうに多岐にわたって表現力を育てていきたいなと思っています。

 

ピカソプロジェクトは造形活動にフォーカスしたものなので、

このYoutube・ブログでも、造形活動にフォーカスしてお伝えしていけたらと思っているんです。

 

私たちの考える表現。

それは

『自分というフィルターを通して外に出たすべて』

これが、私たちの考える表現です。

 

ということで、今日はめっちゃ真面目でした!

 

同じ内容を文字おこししたものを、アメーバブログにも載せていこうと思っています。

音がいい方はこちらで。

文字がいい方はアメブロで。

ぜひ、こどもの表現力を伸ばす方法(伸ばせる大人になる方法)という内容を楽しんでいただければなと思っています。

 

早くドクターストーンの16巻でないかなー。

ということで、今日はこの辺で。

 

じゃあ、またね、バイバイ。

 

 

 

 

 

 

今日は、住吉大社で、蛇が卵を食べているのを見ました。

 

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。

 

今日から、保育士の方、幼稚園の方、子どもを育てる保育士の方

たくさんの教育者の方のために、

「こどもの表現力の伸ばし方」というお話をしていきたいと思います。

 

私は、2013年から、「ピカソプロジェクト」という

こどもの表現力を造形活動を通して育てよう という活動をしています。

 

それを始める前は、カラーコーディネーターとして、

色彩検定対策講座とか、パーソナルカラーとかをしていて、

全くこどもとは関係のない仕事をしてきました。

 

こどもを産んで、仕事をしていなかった2013年頃に

今の相方である奥村みずほ氏と出会い、

こどものための色彩教育をしようということで一緒に動き始めました。

 

私と違って彼女は20年近く子どものためのエンターテイメントショーをやってきて

「30分でこどもって本当に変わるんだよ」とか

「30分だけでこどもって本当に生き生きするんだよ」っていう話を聞いていたんですけれども、

私は「えー?そうなの?」と実は思っていました。

 

奥村も、生まれ持っての天性でナチュラルに

こどもたちの心をつかんだりとか、こどもたちの応援をしたりしていて、

まだ立ち上げたころは「何をしたら」「どのように」「なぜ」表現力が育つのかというのがつかみ切れていなかったんですね。

 

その後、奥村が大学院に行って、「造形活動における環境」について研究を始めたり、

私は大阪大学のワークショップデザイナー育成講座に行って、ワークショップ…要はカリキュラムですよね。カリキュラムの成り立ちとかコミュニケーションとか納得解とか、そういうことを学んだり。

そして、保育士試験を勉強をしてみたり。

少しずつ少しずつ学術を取り入れながら、表現力ってこうやってのばせばいいんだな・・・

 

っていうか、こどもたちの表現力をどうやって伸ばすかというよりも、

こどもたちの表現力を伸ばすために大人がどうやればいいのかというのをすごく模索してきました。

 

今、2020年になって、ピカソプロジェクトも7年目になってきたんですけれども、

講座を受講してくださったりとか、幼稚園で奥村が研修させていただいたりとかして

結構即効性のあるエッセンスをだいぶ抽出できるようになってきました。

 

なので、これから、こどもの表現力の伸ばし方とは言いますが

こどもの表現力を伸ばせる大人になる方法をここでお伝え出来たらなと思っています。

 

私は、顔を出すのがすごく恥ずかしくて

本当は写真がHPに載るのも嫌なくらい恥ずかしくて

音とスライドでこのようにYoutube乗せさせていただこうと思っているんですけれども

同じ内容を文字お越ししたものをアメーバブログにものせさせていただこうと思っています。

音がいい方はこちらで。文字がいい方はアメブロで。

ぜひ、こどもの表現力を伸ばす方法(伸ばせる大人になる方法)という内容を

楽しんでいただけたらと思います。

 

じゃあ、また次回。

今日はご視聴ありがとうございました。

バイバイ!

 

 

 

 

 

 

鑑賞教育の研究発表会に行ってきました

鑑賞教育で育つものって?

の続きです。

 

滋賀大学教育各部教授の新関伸也先生のお話は、本当に納得することばかりでした。

先生が「だから、ぜひ~してください」とおっしゃったときに、

ピカソプロジェクトの
まるちゃん先生は思わず「はい!」と良いお返事をしてしまうほど。
ピカソプロジェクトで実践していることと本当に似ていることの多い内容でした。

そのひとつが「発問」というキーワード。
あまり聞いたことのない言葉ですよね。

調べたところ、どうやら一般的な言葉ではないようで、文部科学省のHPに解説が載っていました。
-----
「質問」は子供が本文を見ればわかるもの。 
「発問」は子供の思考・認識過程を経るもの。
引用元 文部科学省HP http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/002/004.htm
-----

ピカソプロジェクトのワークショップを考えるときにいつも大切にしていることは
・アートを題材に、こどもに試行錯誤とチャレンジをさせる
・アートを通してなんらかの表現をさせることで、表現力を育てる
ということです。

だから、ピカソプロジェクトのワークって、子どもたちにとっては結構難しい。

普通の工作教室みたいに、作り方の説明や絶対に失敗しない方法を事前に伝えることがないんです。
もちろん、安心安全のための指導はしますけれども!
でも、「はい」「いいえ」で終わるような、いわゆる「質問」はしないのです。

どうしてなんだろう?と相談にのったり、
どうしようか?と一緒に考えたり。

その結果
シャガールのこの作品から、

「この作品、夢の中みたいやな。」

「ここって、戦争のこと描いてるんちゃう?夢やのになんでやろ」
「ほんまは、夢じゃなくて世界平和大事っていいたいんちゃうん?」

「あ、わかった。この人の夢が、世界平和やったんちゃうん?」

こんな話が出てくることも。

ちなみに、このやり取りをしていたのは、幼稚園児と小学低学年です。


鑑賞教育で大切なのは、大人の発問力 by新関伸也先生

 

そしてもうひとつ、ピカソプロジェクトで大事にしていることと同じことを、

新関先生がわかりやすく学術的に解説してくださったことがあります。

それはまた明日、お伝えしますね。

鑑賞学習の研究会に行ってきましたの続きです。

ピカソプロジェクトも、ちょうど1年ほど前から、鑑賞教育を取り入れていますが、
そもそも鑑賞教育の効果ってどんなところにあるのでしょうか?

1年前に、ピカソプロジェクトが最初に鑑賞教育を取り入れるときに参考にしたのは、こちらの本です。

 

 


この本は、鑑賞学習をすることによって
・観察
・解釈
・根拠をもった考察
・意見の再検討
・複数の可能性を追求する力
が育つといわれています。

ただ、アメリカの例で「英語を母国語としないこどもたちの言語の獲得」に注目されているところもあり、
非常に大きな効果を期待しつつ
日本で取り入れるにはちょっとアレンジが必要なのかもなーと感じました。


今回の研究発表でお話しくださった滋賀大学の新関伸也先生(滋賀大学教育学部教授)によれは、
鑑賞教育においては、
・子どもの学習に能動的な姿がある

・発問と応答がある

・子どもと教師がともに見ることを楽しんでいる

・発見や驚きがある

・もっと作品・作家について知りたくなる
であるとお話しなさっていました。

図画工作というと「作ればいい」という表現のほうにだけ注目されがちだけれども、
それぞれの行為がバランスよく行われてこそ、感性が培われるということでした。


いやー!自分で書いていて難しいことかいてるわ!って思います。

でもね、研究会の調査によれば、
先生方も「鑑賞教育は難しい」って思ってるんですって。
(研究会のインタビュー結果による)

そんな難しい鑑賞教育ですが、
ピカソプロジェクトは、3歳さんでもやってます!
むしろ、低年齢の子のほうが積極的かも。

定期教室、こんな作品を見て、小学生と話し合いもしちゃったり!
アントニオ・ガウディ「グエル公園」


そんな状況を作り出せるのは、きっとピカソプロジェクトの講座でお伝えしている

ほんの少しのコツのおかげだと思うのです。

また改めてお伝えしますね!

こんにちは。ピカソプロジェクトです。

今日は、ピカソプロジェクトのメンバー6名で

「学校における美術鑑賞の授業モデルの拡充と普及についての実践的研究(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-26285204/)」の

研究発表会に押し掛けてきました。

鑑賞学習って、なんだろ?

そんな印象を持たれる方も多いと思うのですが、実は学習指導要録でも、図画工作において『鑑賞』の大切さは明記されているんです。

-----
第2章 各教科 第7節 図画工作

第1 目標
 表現及び鑑賞の活動を通して,感性を働かせながら,つくりだす喜びを味わうようにするとともに,造形的な創造活動の基礎的な能力を培い,豊かな情操を養う。

引用元:文部科学省 学習主導要領「生きる力」第2章 各教科 第7節 図画工作
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/zu.htm
-----

図画工作=表現、と捉えがちなのですが、実は鑑賞も表現と同じくらい大切な目標なんですね。
でも実は、学校現場ではまだまだ浸透しきっていないのが課題になっています。

そんな鑑賞学習にプラットフォーム(土台となる環境)を!と

立ち上がった研究チームの中間研究発表が、今日の会でした。


参加なさっていらしたのは、小中高の現役の先生方がほとんど。
一般企業からは、私たちくらいだったかもしれません。
しずかーに聞いているつもりでしたが、相槌等どうしてもにぎやかになってしまい(笑)

研究チームの先生方のお話、学校の先生方のお話を伺いながら、ほんっとうにいろんなことを考えました。

長くなるので、続きはまた後日。

最後に、ピカソプロジェクトでチャレンジしてもらった作品をご紹介しますね。
ピカソプロジェクトに来た子には、もうお馴染み!ゴッホです。
保育園で4~5歳の子どもたちが「ゴッホ!ゴッホ!」ってゴッホコールしてくれるくらい、

大盛り上がりの鑑賞学習です。





Vincent van Gogh Wheat Field with Crows (1890)

活動理論では、外から見える行動を「外的活動」と呼んでいます。

では、もう1つの「内的活動」とはどんなものなのでしょうか?
 
クレヨンを使って先生の真似をして画用紙に描いてみる機会を例に考えてみましょう。
 
先生がクレヨンで紙に描くのを見せています。
 
Aちゃんは、先生の動きをじっと見ていました。
Bちゃんは、クレヨンを持って先生の真似をして描きました。
Cちゃんは、先生のお手本を見て自分なりに描きました。
Dちゃんは、描いているお友達を見てから、自分も描こうとしました。
 
外的活動の考え方は行動に注目しますので「先生がやったことと、同じようにできるかどうか」を見ます。
 
その視点で見ると、一番達成しているのはBちゃんで、
一番達成できていないのはAちゃんということになります。
 
捉え方によっては、
Cちゃんは困った子で
Dちゃんはワンテンポ遅れた子ということになります。
 
ちょっと乱暴な評価だなぁと思いませんか?
 
でも実は、正解を書かないと点数がもらえないテストをはじめ、多くの幼稚園・保育園・学校で採用されている評価法がこの方法なんです。
 
 
一方、内的活動の考え方は心の動きや興味に注目しますので、「どう取り組んだか」を見ます。
 
すると
Aちゃんは先生の動きに興味津々で観察していて、
Bちゃんは先生の言葉の意味を理解していて、
Cちゃんはクレヨンの機能(描けること)に刺激を受けていろいろひらめいていて、
Dちゃんはお友達と一緒に描くという時間を楽しんでいる
という捉え方もできるようになってきます。
 
内的活動の基準を持つことができたら、外的活動だけでは見つけられなかった
こどもたちの可能性がたくさん見えてきます。
 
image
 
 

こんにちは。ピカソプロジェクトです。

大阪教育大学の幼児教育学 玉置哲淳教授が提唱する「活動理論」をご存知ですか?

玉置教授は、弊社代表奥村みずほが通っている大阪総合保育大学大学院で教科部長をなさっています。

奥村が「この理論、おもろいねん!!!」と鼻息荒くしている、活動理論。

その活動理論についてお話させていただきますね。

一般的に『こどもの活動』というと『こどもが何をするか』という風に考える人は多いと思います。
でも、実はそれは、こどもの活動のうちの、ある一面でしかないというのが、活動理論の考え方。
外から見て何をしているかわかる活動(行動と言ってもいいかもしれませんが)を外的活動と言います。

この外的活動は「大人の側から見てわかりやすい」という利点があります。
しかし玉置教授は、この外的活動の視点にとらわれている限り、こどもの成長をサポートする保育者にはなれないと説いています。

もう少し、外的活動について説明しましょう。

外的活動の評価基準は「できる・できない」というもの。
いやいや、
お名前を呼ばれて返事ができたとか、
はさみで切ることができたとか、
「できた・できなかった」で判断するのは、
ごくごく普通なことなんじゃないの?って思ってしまう人も多いと思います。

でも、これを「普通なこと」と思ってしまうことが
こどもの成長をサポートする大人として
もしかすると危ないことなのかもしれません。

「できた・できなかった」という外的活動の基準しか持っていないと
手先が器用・不器用とか
運動神経がいい・悪いとか
発達が早い・遅いとか
子ども自身がどうしようもない部分が評価に大きくかかわってしまう可能性が高くなってしまうんです。

そして、「できない子」という烙印が押されてしまう可能性も高まるんですよね。

だから、こどもと接する大人は「内的活動」という基準を持つべきというのが、この活動理論。

少し抽象的なお話が続いたので、
次回はもう少し具体的に、
外的活動と内的活動について説明しますね。

 

毎月第三日曜日♪ひらめきも育つアリオの日!!

ピカソプロジェクトは、千葉県にある「アリオ蘇我」発信の、地域の皆様のためのキッズイベントに参加させていただいております。

今日は、新しい制服(エプロン)のお披露目の日でもありました!!

まるちゃん先生から「三色そろえたいから、みなぴーさんはピンク、ねえさん(奥村のことです)は、新しい方の黄色、私、青もっていきますね!ピカソカラー揃いますね♪」との発案で、三色揃いました!!


雪景色をつくったときにはまだまだ赤ちゃんで、絵の具を触るのもイヤだった子が、もう幼稚園に入るんだって!

「こうしたい、あれがほしい」

って自分で言えて、先生感動♡

お母さんからは「まわりの子と比べても、自分で挑戦できることが多いみたい。。」と言って頂き、わたくし、舞い上がりました。



壁画イベントで体中ペンキだらけ、どんな画材でもどろんこだった彼も、もう小学生になるんだって!


なぁに!この理性的な作品♡

自分で素材を決めて、形を決めて「こうしたい」に近づけていましたねー!

他にも、たくさんの何度目ましてのこどもたちから、成長の跡をみせてもらい、はじめましてのこどもたちから、試行錯誤の跡をみせてもらい、とても幸せな一日になりました。


先着100名としましたが、午後1時には予定数終了。。。参加できなかったおともだち、ごめんね。次は是非、いっしょにあそびましょう!!


来月も、第三日曜日はアリオ蘇我でお待ちしています。