今日で 44歳になりました
日本では あんまりめでたくないような、
忌まわしいような
重苦しいような 笑 この日。
どこも混んでるから 出かけにくいし
お店 お休みのところも多いし
友人もそれぞれ家の用事で忙しくて 会えない この日。
朝から 墓参りと
昼前から 親戚一同で 酒盛りが定番の この日。
なんとなく 子どもの頃から、そんな 自分の誕生日が 好きではありませんでした。
それは どこかで 生まれてきたことを否定されていたような感覚になっていて、
たぶん 今もまだ どこかに根強く残っている気がしています。
ある年の誕生日に、「ハッ」と 思うことがあり、
春あたりに そんなことを思い出していました。
それは 何よりも 誰よりも、自分自身が 生まれてきたことを 祝福してあげられていらなかったから。
生まれてきてくれて ありがとう
生まれてきただけで あなたは尊い存在だよ
あなたに出会えてよかった
子どもに、
家族に、
友人に、
身近な人に、
出会ってくれた人に、
生きている人 すべてに
そう言いたくて そう思っていても、
いつも 自分に向けては 言えなかった。
今も ずっと、
進行形で 自尊心は低いままです。
いつまで経っても 自分に 自信は持てないし、
自己価値を見出だせないし、
1人で生きていける力も ないと思っていて。
(それは 獅子座あるあるなのかもしれませんが、だからこそ 自立心旺盛な 対面の水瓶座に惹かれ 羨ましい。。笑)
でも 40歳を過ぎたあたりから、
それは それで いいか・と 思えるようになってきました。
それも 自分であり、尊い思いの ひとつのかけら。
誰と比べるでもなく、比べられるものでもない。
ようやく、自分自身の存在自体を
『たいせつなもの』として 認識できるようになってきたのです。
自分は 足りないものだらけで、
足りないものが たくさんあって、これからも ずっと足りないんだと思う。
でも だからこそ、
たくさんの人の やさしさや あったかさを 少しずつ 分けてもらえたり、
手を差しのべてもらえたり、
力を貸してもらえたりしています。
たくさんのものが 欠けていてよかった。
心から、少しずつだけど、
そんな風に 自分の欠落を愛せるようになってきました。
たくさんの人の やさしさや 愛に支えられて、今日も 私は私でいられます。
生まれてきてよかったね、私。
今では 胸を張って、自分の誕生日を誇りたい。
こんな自分に やさしさを向けてくれる たくさんの人に、心から感謝したい誕生日。
いつも 本当に ありがとう。ありがとうございます。
お盆休みも後半、
ゆっくり 楽しく お過ごしくださいね
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