家族の呪いと祖母の介護の向こう側 | かいじゅうと美女~スリムでHAPPYなアラフォー:トミータマリンの記録~

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幼少期に超肥満サイズだった私は、19歳で激やせ。それからまた太ったり痩せたり繰り返し。心と体を整えて、もっと心地よい自分になるスリム道を突き進む!

どんな家族にもいろいろある。

ただ幸せなだけの家族なんて、存在するのかな。

 

家族の数だけ、ドラマがきっとある。

 

私の家族もなかなかだ。懲りないトミー家の人々…

 

この記事は私の家族のことなので、興味のない方や不愉快に感じる方は

どうぞスルーしてくださいね。

 

 

 

 

トミー家の歴史の中で、特筆すべき事件が起こる。

 

95歳の超元気だった祖母が脊椎を圧迫骨折し、長期入院を強いられ、

要介護となったこと。

 

絶対的安定感でそこに存在してくれた祖母が一気に弱ったことで

家族の中で渦巻く呪いが

機を伺っていたように噴火する

 

骨折前の祖母は、ひ孫たちと小走りできるくらいタフで

一人暮らしを楽しんでた。

 

趣味は脳トレと筋トレと掃除(爆)

 

どんな時もポジティブで

戦争も、度重なる肉親の死も、さまざまな家庭内のごたごたも

とんでもない芯の強さで乗り越えてきた祖母。

昨年(R4)、祖母と。このときは問題なく元気だった。

 

(ある人に、言われたのだ。

 「この人(祖母)は、龍神が3体ついている))

 

 ちなみに祖母の生年月日は昭和3年3月3日

 

 

私は祖母がいなかったら、今こうして生きていられたか分からない程、

おばあちゃん子。

 

空のような人だった。

 

 

その空が、ピンチだった。

 

もちろん私はすぐにても駆けつけたかった。

毎日でも介護したかった。

 

でも、私には仕事も家族も子供もいる。

しかも実家までは車で往復5時間かかる。

 

とても毎日は一緒にいられない。

 

あの溌剌としたおばあちゃんが、心身ともに弱っていくのを

どうすることもできない無力感

何でも自分でてきぱきやって、豊かな生活を楽しんでいたおばあちゃんが

ベットに縛り付けられて、家族の様々な感情にさらされて、

自分がどこの誰かもわからなくなっている…

なんてこった

私は状況の圧倒的な希望のなさに落ち込みかけたけど…

 

…かけたけど…

 

そこで考えた。

おばあちゃんにとって、私が一番力になれることはなんだろう。

 

それは

おばあちゃんのことを心配して落ち込むこと?

 

折り合いの悪いタマリンの両親(おばあちゃんにしたら息子夫婦)と

どこまでも介護をめぐって争うこと?

 

連綿と続いてきたマグマのような

家族の呪いに飲まれること?

 

 

違うでしょ

 

 

タマリンが空になればいい。

 

心配というのは、どこまでのネガティブな思考を生み出すだけ。

 

 

 

私は心配やイライラに飲み込まれないことを決めた。

やれることをやって、

真っ青な空のような気持ちでいること。

 

きっと大丈夫。

(インフルにはなってしまったがネガティブ

 

 

そして

自分の幸せに責任が持てない人は誰も助けられない。

 

どんなによかれと思った行動でも

根っこが不安に揺らいでいてはいけないんだ。

 

 

ずっとおばあちゃんが、ゆるぎない意識の高さで

あらゆる悪いものから私たちを守ってくれていたんだ。

 

じゃあ、次は私の番じゃない?

 

そう決めたら、今までくよくよしていたいろんなことが

どうでもよくなってきた。

 

 

やるだけやろう。

そしてちゃんと幸せでいよう。

私はおばあちゃんが大好きだから。