PCCS（日本色研配色体系）で使われるトーン（Ｔｏｎｅ）。
共通の印象を持つ色同士をグループにして、明度・彩度の領域を
まとめたものです。（詳しくは→ PCCS②トーン ）
各トーンについて、もう少し説明したいと思います。
ｖ（ビビッドトーン）
さえた、あざやかな、派手な、目立つ、いきいきした
最も高彩度のトーン、２４色の純色
ｂ（ブライトトーン）
明るい、健康的な、陽気な、華やかな
ｓ（ストロングトーン）
強い、くどい、動的な、情熱的な
※カラーカードにはこのトーンは含まれていません。
ｄｐ（ディープトーン）
深い、濃い、充実した、伝統的な、和風の
ｌｔ（ライトトーン）
浅い、澄んだ、子どもっぽい、さわやかな、楽しい
ｓｆ（ソフトトーン）
柔らかな、穏やかな、ぼんやりした
ｄ（ダルトーン）
鈍い、くすんだ、中間色的
ｄｋ（ダークトーン）
暗い、大人っぽい、丈夫な、円熟した
ｐ（ペールトーン）
薄い、軽い、あっさりとした、弱い、女性的、若々しい、
優しい、淡い、かわいい
最も高明度なトーン
ｌｔｇ（ライトグレイッシュトーン）
明るい灰みの、落ち着いた、渋い、おとなしい
ｇ（グレイッシュトーン）
灰みの、濁った、地味な
ｄｋｇ（ダークグレイッシュトーン）
暗い灰みの、陰気な、重い、固い、男性的
最も低彩度・低明度なトーン
Ｗ（ホワイト）
清潔な、冷たい、新鮮な
最も高明度な色
Ｇｙ（グレイ）
スモーキーな、しゃれた、寂しい
明度の高い順に、ｌｔＧｙ・ｍＧｙ・ｄｋＧｙに分かれています。
Ｂｋ（ブラック）
高級な、フォーマルな、シックな、おしゃれな、締まった
最も低明度な色
≪各トーンの明度・彩度領域≫
純色・清色・中間色 とトーンの関係は↓のようになります。
純色・・・ビビッド
明清色・・・ブライト・ライト・ペール
（徐々に白の量が増えていきます）
暗清色・・・ディープ・ダーク・ダークグレイッシュ
（徐々に黒の量が増えていきます）
中間色（濁色）
・・・ソフト・ダル・ライトグレイッシュ・グレイッシュ