“銀鼠”
10月19日の誕生色
野村順一『誕生色辞典「色の秘密」366日』文藝春秋(2006年)より
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ぎんねず、またはぎんねずみと読みます。
ねずみ色、つまりグレーは、江戸時代に茶色とともに大流行し、
たくさんのバリエーションがつくられました。
銀鼠は、銀色のような明るいグレーをさします。
錫(すず)の色にも似ているので、錫色や錫鼠とも言われました。
ちなみに、銀鼠より明るいねずみ色は“白鼠”という色。
銀色(しろがねいろ)とも言い、輝く銀色のような、白に近い
明るいねずみ色です。