色の分類⑤ 純色・清色・中間色 | colorful days

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色のいろいろ☆



有彩色を分類したとき、最も彩度が高い鮮やかな色


「純色」(じゅんしょく)といいます。



純色は、例えば国旗などに使われるようなハッキリした色で、


「原色」と言われるような、混じりけのないその色らしい色です。



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↑各色相の中で一番高彩度の色が、その色相の純色です。





さて、純色に白を混ぜると、どのような色になるでしょうか?


明度の記事で書いたように、最も明るい(明度の高い)色は


白なので、元の色より明るい色になります。


このように、純色に白のみを加えた色のことを


「明清色」(めいせいしょく)といいます。


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同じように純色に黒だけを混ぜるすると、


黒は最も暗い色なので、その色は元の色より暗くなります。


このような色は「暗清色」(あんせいしょく)といいます。


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明清色と暗清色は、どちらも濁りがありません。


まとめて「清色」(せいしょく)と呼ばれるこれらは、


くすみのないクリアな印象の色合いが特徴です。






では、純色に灰色を加えるとどんな色になるでしょうか?


その場合、ベージュやマスタード色、オリーブ色のように、


濁りを感じるくすんだ色になります。


「中間色」または「濁色」(だくしょく)といいます。

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まとめるとこのようになります。

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