前回、シトラリと共にオロルンをファデュイから救出した主人公たち。しかし、どうやらオロルンは脅されていて渋々従っていたわけではなく、むしろ積極的にファデュイたちと協力していたようでした。

 

 今回、その二人と一緒に聖火競技場へ戻ってきたところから始まります。

 

戻った後、シトラリはあなたたちとオロルンを談議室に連れていき、オロルンの状況を説明した。

 

 

コヨパ 「……なるほど。オロルンが「隊長」を逃がしたのは、ファデュイがシトラリさんに害をなさないようにするためだったと。」

 

シトラリ 「一族の者を守るためだったってコトに免じて、許してくださるよう、炎神さまを説得してくれないかしら?」

 

 身内には甘いな~シトラリ~。そんなんで炎神様が許してくれるのでしょうかね。

 

 ファデュイを手助けしたオロルンはここで拘束……とはならずにシトラリがいるなら自由に行動してもいいとのこと。こっちはこっちで甘々だな~!

 

 

オロルン 「……」

 

 おっ……。

 

主人公 (約束を忘れるなって言ってるみたい。)

 

 分かっているよな?とでも言いたげな表情でしたね。

 

 いいね~、オロルンのその目つき。ゾクゾクしちゃうよ~。

 

 

主人公 (オロルンが嘘をついてるようには見えなかったし……この目で見てなかったら、シトラリに内緒でこんなに色んなことをしたなんてとても信じられなかった……いったい何を企んでるんだろう?)

 

パイモンを離れた場所に連れていき、幽体離脱のことを詳しく伝えた。

 

 え!?パイモンに話しちゃうの!?

 

 びっくりだわ!しかも、パイモンだったらうっかり口を滑らせてしまうんじゃないか~?

 

 

パイモン 「えええ――!?「隊長」が!?」

主人公 「シーッ!」

 

 ほうら、も~う言ったそばから~。

 

パイモン 「ばあちゃんが心配だからしょうがなくファデュイと協力した……なんて真っ赤な嘘で、ほんとはファデュイと進んで手を組んでたのか!」

 

 まだオロルンの真意が分からないので、「隊長」が言っていたように聖火競技場の東に赴いて、彼の出方を伺いましょう。

 

 

 

 

 

 ……来たわね。

 

パイモン 「おまえって、謝ってばっかだな。大人しそうに見えるのに……なんで変なことばっかするんだよ!」

 

 見た目からはおとなしそうには全く見えませんがね……。やはりオロルンは原神の中でもトップクラスに見た目と内面のギャップが大きいキャラでしょう。

 

 

オロルン 「君の言う通りだ、ばあちゃんにもよく言われている……君、ばあちゃんに言い方がそっくりだな。」

 

パイモン 「なんだよ?オイラのこともばあちゃんって呼ぶか?」

 

 パイモンばあちゃ~ん!

 

 ……何だよこの会話!

 

 

 そして来ました!ファトゥス第1位!

 

 

「隊長」 「しかし――お前たちは探究欲が強く、危険に立ち向かう勇気があると「公子」が評価していた。そういった人物とは協力関係を結ぶべきであって、敵にはなりたくない。」

 

 主人公のことを勧誘してる?でも今の状況的にマーヴィカを裏切ってまで、ファデュイに肩入れする義理はないよね。

 

 

 

「隊長」 「もし炎神のマーヴィカが絶対に教えない情報を知れば、お前も俺の提案を前向きに考えたくなるかもしれない。」

 

 彼は彼で炎神マーヴィカとは違うアプローチでナタを救おうとしているようですが……それって彼女のやり方と相反することなんですよね?

 

 

 

「隊長」 「計画の進捗には常に注目している。率直に言おう――彼女の方法はリスクが高い。英雄は本当に現れるのか、そして本当にアビスを倒せるのか……」

 

 「隊長」的にはマーヴィカのやり方じゃあ、計画が実行されるまでにナタのほうが先に滅亡してしまうのではないかと危惧しているわけですね。ただ、その話が本当なら何故ファデュイである彼がそこまでしてナタを救おうと考えているのか……まだまだ不可解な点が多いです。

 

 

↑肌にあたる部分が真っ黒なんですけど、これってそういう色の肌じゃなくて、ナイロンのような布地なんですよね?だとしたらピッチリしすぎていて息苦しそうw (それか陰で暗くなっているか)

 

 

「隊長」 「たとえ今の計画が失敗しても、ナタを存続させるための方法だ。しかし、その方法には悲惨な代償が伴う。だからこそ彼女はそれを予備案にしたのだろう。」

 

 ん~、何となく「隊長」の言っていることが分かってきたぞ。

 

 「隊長」が考えているプランだと代償が大きいから、炎神はそれを予備案としているわけね。ただ、炎神の計画だといつ英雄が6人揃うかも分からないので、「隊長」はやきもきしていると……。彼が聖火競技場に押し入ってきたときにマーヴィカと話していた内容もそのことについてだったのですね。

 

 

「隊長」 「最も心配なのは、多大なる責任が降りかかる中で彼女が悲惨な事実に向き合えず、予備案を実行する機をも逃し、ナタを全減させることだ。」

 

 

主人公 (待って。『神の心を奪い』、『彼女の代わりに実行する』……まさか……)

主人公 「予備案は神の心と関係してるの?」

 

 なんだかんだ主人公は勘が鋭いです。プレイヤーである私よりも先に重要な事に気付くことが多く、私の察しが悪いのではないかと思うこともしばしば……。

 

 

「隊長」 「俺は新しい方法を見つけた。もしお前が賛同してくれるならば、今すぐにでも……」

 

「隊長」 「……チッ。」

 

 ん?何だ……?

 

オロルン 「誰か来る!」

 

パイモン 「えっ……「隊長」が消えた?」

 

 逃げ足はえーなオイ!

 

オロルン 「何かの気配が近づいてくる……まずい!」

 

 誰だ誰だ!?

 

 

 

 ……あっ、まずいシトラリだ!

 

 

 鉄拳制裁!

 

 うわ~!黒曜石の老婆には全てお見通しだったって訳か~!

 

 なかなかやるじゃないの。彼女を出し抜くことなんて早々出来なさそうですね……。

 

 

シトラリ 「よくも……ワタシに黙ってファデュイと手を結んだわね?」

 

 当然シトラリは怒り心頭。きついお仕置きが競技場で待ってます。

 

 その道中……

シトラリ 「あら、答えない気ね?なら質問を変えるけど、「隊長」は何をしようとしてるの?それはナタとどんなカンケーがあるの?」

 

オロルン 「……」

 

 答えは沈黙。シトラリにも言えないわけがあるのでしょうか?

 

シトラリ 「聞こえないフリ?ばあちゃんを無視する気なの?」

 

オロルン 「……」

 オロルンかわい~い!

 

 多分オロルンも色々と言いたいことがあるのでしょうけど、シトラリ相手に舌戦では勝てないでしょうし、どう言えば最適解なのかすぐに答えが出ないから口ごもっているんじゃないでしょうか?そんなオロルンがいとおしく思えてくるわ!ここらへんのやり取りでオロルン絶対確保しよ~と決心したのですが、これって変ですかね……?

 

 

シトラリ 「フン、フフフ……ハハハ、まあいいわ!ワタシのような威厳のないばあちゃんはナニを言っても無駄なのね。キミたちはもう立派な大人で、ばあちゃんの言うことなんて聞いちゃいないのよ。」

 

 ばあちゃん自暴自棄になっちゃった……。ここ日本語ボイスだとすねている感じもしますが、英語ボイスだとより癇癪を起している感じがするのですよね。フリーナと同様、言語によってキャラごとの受ける印象がガラッと変わってきます。

 

 

シトラリ 「尊敬するなんて口だけなのよね……だって実際はどう?もうイファづてにジャガイモやキャベツを届けてくれなくていいから。こんな悪いコからの贈り物なんていらないもの。」

 

 ここでイファの名前が出てきましたね。まだ姿も見せてない彼ですが、口癖からすると中々ファンキーで面白そうなやつです。

 

 

シトラリ 「……オロルン、まだ使命とやらについて考えてるのなら大間違いよ。地脈がこんな風になっちゃったのは、決してキミのせいじゃない。あの件はもうとっくに終わってるんだからね。」

 

 使命……?そっか、その使命のせいでオロルンは何か負い目を感じているのですね。だからこそ自分の力でこのナタの問題を解決させたいと……なんとな~くですが、彼の考えも想像できますね。

 

 

オロルン 「いつも『何を言ってもしょうがない』と投げやりになるけど、それが本気じゃないのは知っている。でも、今回は本当に傷つけてしまったことも、分かっている……すまない。」

 

 ん?何だかオロルンの声が小さくなってる……?どういうことだ?

 

シトラリ 「この声は……オロルン!?どこにいるの!?」

 

パイモン 「なんだか声がすごく遠いぞ……目の前にいるのになんでだ?」

 

オロルン 「本当に申し訳ない。ナタを救う責任は誰にでもある。もう行かなくては。」

 

 !?本人はずっと遠くにいるぞ!?

 

 

シトラリ 「オロルン、民ってきてちょうだい!オロルンったら……もう!植物の胞子でてきたコナ……?これで騙してたのね!」

 

シトラリ 「ただの小細工よ!胞子をコナにしてうまくばら撒けば、マボロシを作り出せるの……」

 そんなことできるんだ……

 

 この小細工は今後、また登場して重要な役割を持つことでしょう……とか想像してましたが、結局ここでしか出てきませんでした(笑)。

 

 

 

主人公 (手がかりが途切れちゃった……「隊長」が言ってたことについては、直接炎神に聞いたほうが早いかも。それに……)

 

主人公 (オロルンのわがままな行動にシトラリは傷ついてる。慰めてあげないと……)

 

 ……ホント主人公変わりましたね。まさか彼から慰めようという発想が出てくるとは。

 

 

シトラリ 「じゃあ酒場でちょっと休みましょう。ワタシの奢りよ。」

 → 「自分で払うよ……」

 → 「パイモンに奢ってもらおう。」

 

 ここ原神にしては珍しく選択肢によってその後の会話が変わります。今回は、下の「パイモンに奢ってもらおう。」を選択したのですが……

 

パイモン 「シトラリありがたくオイラにごちそうされてくれ!」

 ……は?何この声

 

 無駄に……頑張ってイケボを出している風な声ですね。ってこんな声じゃあパイモンでも何でもないよ~!

 

 

 

 

 

 結局はシトラリのおごりで食事をすることに。かなりお酒が進んでいるようですが、大丈夫でしょうか。

 

シトラリ 「入口に立ってる二人、カオがそっくりね。双子かしら?」

 

 あっ、だめだこれすでに酔いが回ってる……。

 

 

↑おばあちゃん相手にしゃがんであげるここのしぐさが好きです。

 

↑シトラリの酔った時の変な目。カチーナの時もそうでしたが、ナタに入ってより表情やしぐさ、演出方法が分かりやすくグレードアップしています。

 

 

 酔ってもシトラリは饒舌、こう見えても彼女はやらなきゃいけないことが多くあるそうです。

 

 い~ち……

 

 やることその1、族長の悩み解決。

 

 に~……

 

 やることその2、大霊とお話し。

 

 さ~ん……!

 

 やることその3、瞑想。

 

 ……最近の原神は、このシトラリのように指で数を表すのハマってますね。イアンサとか他のキャラもどんどんこんなモーション使ってますよ!先ほども言いましたが、昔と比べたら確実にモーションの量や質が進化していますね。

 

 

シトラリ 「ちょっと……吐き気が……うぷ……」

 おい!ここで出すな!

 

 

 

 

 

 ……

 

 スッキリ(笑)

 

 外の空気を吸ってリフレッシュした後は、オロルンの生い立ちについて話します。

 

シトラリ 「捨てられた理由は、あのコの魂が不完全だからよ。これは謎煙の主では不吉な兆しで、厄と災難をもたらすって言われてるの。」

シトラリ 「両親が誰なのかは誰も知らない。あのコは村はずれの石の上に置かれてたの……獣とかに食べれらなくて、ホントに運がよかった。」

 

 オロルンは捨て子だったのですね。ただそんな身寄りのない不完全な魂であるオロルンだからこそ出来ることがあったそうですが……

 

シトラリ 「謎煙の主では、ヒトの魂は見えるものだと信じられてる。そしてオロルンの不完全な魂は、あの時のナタにある可能性を提供した……」

 

シトラリ 「ある儀式を行うのよ。その中で、オロルンは媒体となる……」

シトラリ 「具体的には、散らばった魂をオロルンのカラダに入れて、夜神の国に送るの――この儀式を完成させれば地脈のチカラを強化できる。」

 

 ただ、この方法を行うと媒体となったオロルンは死んでしまいます。族長はシトラリにも意見を求めたようですが、その時の彼女は賛成も反対もしませんでした。結果的に儀式は行われましたが、失敗してしまったのでオロルンも犠牲にならずに済みましたと……。

 

 

シトラリ 「謎煙の主では、生と死は忌避するような話題じゃない。でも生まれたばかりの赤ん坊を死なせるなんて、あんまりだわ。あのコの生きるイミはどうなるの?それは他人のために命を捧げることだったって言うの?」

シトラリ 「あまりにもフコーヘイじゃない!だから計画が失敗したと分かったとき、罪悪感に駆られながらも……ワタシはひそかに安堵した。」

 

 なるほどね~、シトラリも罪悪感に駆られたので、その贖罪ってワケでもないでしょうけどオロルンのことを気にかけているというわけですね。中々、興味深い関係じゃないの。

 

 

シトラリ 「あのコ、急に聞いてきたの、『ばあちゃん、じいちゃん。もしあの時、儀式が成功したら、ナタは助かっていたのかな?』って。」

 

 オロルンはオロルンでナタを救えなかったことに対して罪の意識を持っているのですね……。だからこそナタのために自身の力で何かできないかとずっと模索しているという訳か。

 

 

 

 こうしてシトラリとの話も終わり。実際に話してみれば全然気難しい人ではありませんでしたね。今後とも積極的に力を貸してくれる強力な仲間が増えました。

 

シトラリ 「『お友達』ね。ふふっ、覚えておくわ。」

 

 ……この恨み。 

 

(ちょっと私の脳内にいるエウルアさん出て来ないで!)

 

 

 

↑遠くにあるまだ開けていない宝箱が気になるw

 

 

 

 

 

 

 

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