前回、久しぶりにガイアと彼についての昔話をした主人公たち。直接彼の口から故郷がカーンルイアだと告げられた時は驚きましたね。その後、カーンルイア人であるダインスレイヴの登場により、ガイアがアビス教団創立者の末裔といった重要な情報も得ることができました。

 

 今回は、ダインスレイヴが「運命の織機」関連の記憶をおぼろげながら取り戻したようですので、スメールのアビディアの森へ向かうことになりました。

 

パイモン 「これって畑か?そこの家に住んでる人が作ったのかな?」

 

 家の中にお邪魔してみましたが、そこには誰もおらず、長らく人が住んでいなかった様子です。

 

パイモン 「あれ、これって……鏡?」

 

 割れてひびが入った鏡。正六角形以外の六角形鏡とは珍しいですね。草を模した周りの装飾もナイスなデザインです。

 

ダインスレイヴ 「記憶に些か曖昧なところがあるとはいえ、俺の潜在意識と本能が、ここで何かがあったとずっと囁いている。」

 

 とはいっても、これだけの手がかりだけじゃあ何も分かりませんよ。ここにいてもしょうがないので、ダインスレイヴは近くの地脈の様子を見に行くと言って出て行ってしまいました。主人公たちは彼に言われた通り、ここで待機しておきます。

 

パイモン 「そういえばダインのやつ、さすがに遅くないか?空が真っ暗になってもまだ帰ってこないなんて。近くの地脈に問題があるとか言ってたけど、まさか本当になにか大変なことが起こったわけじゃないよな?」

 

 何か彼にトラブルでも起こったのでしょうか?探したい気持ちもありますが、ここで待ち合わせをしていますし……もどかしいなあ。

 

パイモン 「はぁ、ここには一緒に来たのに、今はオイラたち二人だけか……でも思い返してみると、二人だけでいる時間ってもうかなり長いよな。」

 

 パイモンはこう言っていますが、実際のところ二人が出会ってからどのくらいの日数が経っているのでしょうね?これまでに二人は海灯祭を3回経験しましたが、だからといって足掛け3年が経っているとは必ずしも言えないのではないでしょうか。やはりメインストーリーと期間限定ストーリーとは分けて考えた方がいいのかな……?

 

パイモン 「えっと、その……別に深い意味はないけど、ちょっと、ちょっとだけ聞いてもいいか……オイラと一緒にいるのって退屈だったりしないよな?」

主人公 「パイモンがいるおかげで、すごく楽しい。」

 唐突に愛の確認し始めたんですけど!?

 

 何だよ~、パイモン!最近構ってやる時間が少なかったか~!?

 

パイモン 「……でへへ、そんなはっきり言われると、オイラもテレちゃうぞ。」

 

 そういった言葉を期待していたくせに~。

 

 今はこうやって仲良く?していますが、今後パイモンが主人公のことに興味がなくなって冷たい態度をとってきたりしたら……俺、立ち直れないかも……。

 

パイモン 「だから……えっと、その……話してくれる気になるか分からないけど……オイラ、おまえが妹さんと一緒に旅をしてた時のことを知りたいんだ。どんな感じだったんだ?」

 

 あっ、それは自分も気になる!コイツ全然自身の過去を語らないからな~、どこの誰かさんと違って。

 

 話を聞くと、妹と一緒に星海を巡っていたとのこと。……よく分かりませんね!この原神の世界観も未だによく分からないことが多いです。この世には様々な星があって、それらにはそれぞれの世界があるってことでいいのでしょうか?

 

パイモン 「オイラがおまえのガイドをちゃんとやり遂げてみせるからな。真相だって、いつか明らかになるはずだ。よし!今に見てろよ、天理!今に見てろよ、テイワット!」

 

 妹と離れ離れになった原因である天理に対しては分かりますが、「今に見てろよ、テイワット!」というセリフには首を傾げてしまいます。恨みをぶつける相手、そこじゃなくない?みたいな。それともこれはやってやるぞ!といった意気込みを表している感じなのでしょうか。何れにしても違和感はありますが。

 

パイモン 「もう、そんなこと言うなって……オイラだってたまにはおまえに気を遣ってやろうと思ってるんだ、えへへっ。」

主人公 「じゃあ、おやすみ。パイモン。」

 

 いつまでたってもダインスレイヴが帰ってこないので主人公は寝ることに。珍しいことに、今回はパイモンが見張りをしてくれるようです。

 

血縁者に関する記憶を思い出しながら、深い眠りについた……

\ガッコンッ!!/

 

 ……ガッコンッ?秘境に入るときの音がしたのですが……。つまり、ここから先の世界は現実世界ではないということか?音でネタバレするのやめて~!

 

 でも他の人のカリベルトを見てみると、こういった音がしないのもあったのですよね。アップデートで音が削除されたのでしょうか?

 

 

 

ダインスレイヴ 「おい、目を覚ませ。朝だ、起きろ。」

 

ダインスレイヴ 「ん……目じりに涙の跡……まさか昨日、血縁者の夢でも見たのか?」

 

 ここら辺、うまいミスリードですよね。ダインスレイヴが起こしに来たので、思わずさっきまでの物語の続きだと勘違いしてしまいます。

 

主人公 「ふわぁ――」

 

主人公 (どうして朝まで寝てしまったんだろう。パイモンは交代に来なかったのかな……あれ、パイモンは?)

 

 目が覚めると夜が明けており、パイモンの姿が見当たりません。さっきの秘境に入るときの音といい何やら不穏な雰囲気を感じます。オプションを出そうとボタンを押したのですが……

ただいま特殊ストーリー進行中です。

 

 あっ……!(察し)

 

 やっぱりこれは何か過去編か別次元の世界なんじゃないですかね?

 

 

 

 そして、先ほどお邪魔した家の方で何か音がしたので、再度入っていこうとする主人公でしたが……。

 

威厳のある男性 「ここは君が思っているような場所ではない……そして、余計な真似もするな!さっさと立ち去れ!」

 

 急に見知らぬ人から立ち去るよう警告されました。しかも、かなり高圧的な態度ですよ!でも、俺には分かりますよ~こういった初対面で悪い印象を与える人ほど、最終的には仲良くなるのは創作物ではありがちですから、この人とも上手くやれることでしょう。

 

威厳のある男性 「ただ、中に入っても驚いて騒ぐのだけはなしだ、いいな?」

 

 結局のところ、話し合って家の中に入れてもらえることになりました。それにしても普段見かけない服装ですが、この格好を見ているとデザイン面でアビスの詠唱者を彷彿とさせるのですよね。淵上の時みたいに、途中で変身して襲ってきたりしないよな……?

 

 そして、家の中に再び入らさせてもらったのですが、そこにいたのは……

 ヒルチャールだ……!

 

 ただ、このヒルチャールは元気がないのかぐったりしており危険性は感じません。そんなヒルチャールを匿っているところを見ると……やはり息子とかの大事な人のなれの果てなのかな。

 

 

 

威厳のある男性 「神を信仰しているか?旅人よ。」

主人公 「信仰してない。一部の神は俺の敵だから。」

 

 服装や瞳の形から、この男がカーンルイア人と見抜いた主人公。彼のこの質問にも、しっかりと信仰していないと答えました。

 

 主人公はこのテイワットの住人ではないので七神を信仰していないのは当然なのですが、元々の世界では何か信仰とかしていたのでしょうかね?これまでそういった類の描写は無かったので、最初から神を信仰していなかったというのが自然でしょうか。

 

 そして、ようやく改めて自己紹介。このヒルチャールを匿っていたカーンルイア人が……

 エデ!

 

 彼もダインスレイヴと同様に不死の呪いにかかっているようです。じゃあ、どうしてヒルチャールに姿を変えた者と、そうでなく不死の呪いにかかった者がいるのかといった疑問も湧いてきますが、それにも答えてくれました。

 

エデ 「神に背いた者がカーンルイアを訪れれば、そのまま国民として受け入れられるのだ。」

エデ 「そのため、神から不死の呪いを受けたのは、『罪深い者』とされた血筋のもっとも純粋なカーンルイア人のみ……」

エデ 「そして、他の魔神の血筋を持った国民たちは、逃亡をする最中で荒野の呪いにより魔物となったんだ。」

 

 ということは、ここにいるヒルチャールになってしまった人は純粋なカーンルイア人ではないということか。

 

エデ 「私の子供だ。私生児であり、カリベルトと言う。」

 カリベルト!タイトル回収だ!

 

 やはりカリベルトと言うのは人の名前でしたか。なんでもモンド人との間に生まれた子供だそうです。他のヒルチャールと混同しないように、左腕にスカーフを巻いているのが分かりますね。

 

 

 

 カリベルトの様子も確認したところで、外へ出る二人。ここでスメールに滞在している理由をエデから聞かされます。

 

エデ 「その理由を今教えてやろう。カリベルトの必要とする『薬』は、このスメールでしか作れないのだ……」

 

 なんでもエデは特殊な薬を作り、ヒルチャールになってしまったカリベルトを元に戻そうと考えているそうです!そんなこと本当にできるのでしょうか?層岩巨淵にいた時、ダインスレイヴは元に戻すことは不可能だと言っていましたが、彼の経験上そう言っているだけで可能性はありますよね。アビスたちでさえ、中々成功しないところを見ると大変困難なのは間違いないでしょうが。

 

エデ 「カーンルイア王室の大図書館だ。そこのとある書物に記されていた。その薬は七神の力を借りる必要があるため、禁書として管理されていたよ。」

 

 そんな大層な薬の製造方法はカーンルイアの図書館に貯蔵されていたのですね。果たして本当に効果があるかどうか、試してみるか……?

 

↑薬に必要な素材の一つである「『異種』のキノコ」。赤く、毒々しいルッカデヴァータタケのような見た目をしています。しかし、何で畑で育つんでしょうかね?

 

↑そして、出来上がったのがこの「名もなき王庭禁薬」。さっきのキノコと同じような色合いをした丸薬っぽいですね。

 

 

 

 

 

 薬は出来上がったものの浮かない顔をしたエデ。それもそのはず、七神の力を借りなければこの薬は最終的な効力は発揮しません。

 

エデ 「つまり……今から七天神像へ礼拝に行かなければならないんだ。」

 

 七神の力を借りて薬を作るのはまだ理解できますが、そのやり方として七天神像へ礼拝をするっていうのは変な感じです。でも、主人公も七天神像前で拝めば元素力授けてくれるし、テイワット的にはノープロブレムか。

 

エデ 「神様……私はこんなものに頭を下げなければならないのか……」

 

 覚悟決めろ!

 

↑カーンルイア人特有の瞳の形がはっきりと分かりますね。

 

エデ 「神よ、もはやこの血の中にある罪が、私とは関係がないことを証明しようとは思わない。ただ幼い不幸な子に、いくばくかの慈悲を願いたいのだ。」

 

 このセリフの後も、息子を救ってほしいといった旨をつらつらと立て続けに述べていきました。

 えっと、すごい……熱弁でした……

 

 少々長くて胸焼けしちゃったよ……。

 

 

 

 ただ、これだけ思いを込めたんだし、きっと良い薬になっているよ!それでは完成した薬をカリベルトに服用させましょう。

 

エデ 「頼むから……」

主人公 「この子には何の変化も起きなかった。」

 

 ただ、残念ながらカリベルトに変化はありませんでした。まあ、そんな早くに効果が出るとは考えにくいですし、気長に経過を見ていくしかないのかなあ?

 

エデ 「カリベルトとここに五十年、いや百年だって暮らしても良い……何しろ時間は持て余すほどあるのだからな。」

 

 

 

 

 

 

 

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