前回、アルハイゼンと共にアアル村や廃墟になった病院で調査を続けた主人公たち。そこで教令院の人たちが、神の意識に触れたグラマパラの頭脳を缶詰知識で抽出している疑惑が出てきました。
今回はアアル村に戻り、その情報を他の人に共有するところから始まります。
セノ 「つまり、あの放棄された魔鱗病の病院は、かつて教令院が神の缶詰知識抽出のために使っていた拠点だったということか。」
そして、セノには気がかりなことがあるようで……
セノ 「それなのに、俺たちがアアル村に近づいた途端、やつらはまるで俺たちの接近を知っていたかのように撤退した……何故だ?」
まあ、アアル村は小さな村ですし、前にもザキが言っていたように情報共有は早いんじゃないかと思っていましたが……
キャンディス 「我々の中の誰かが、相手と連絡をとっていた可能性があります……」
そういう発想になる?しかも、口火を切ったのがキャンディスだったのが少し意外でした。争いの種を蒔くような、不用意な発言をする人ではないと思っていましたので。
しかし、アルハイゼンが言うには、セノの行動が把握されていたのは内通者がいたからではなく、これまで身に着けていたアーカーシャ端末が原因のようです。
アルハイゼン 「一定の期間ごとに、人々は『ジュニャーナガルバの日』を迎える。この日、教令院は缶詰知識を通してアーカーシャに情報を入力するんだ。」
なるほど~、花神誕祭の時にアザールが言っていた「ジュニャーナガルバの日」ってアーカーシャ端末に情報を新たに入力する日のことだったのですね。ということは、あの時アザールがしようとしていたことは、草神クラクサナリデビを称える芸術活動等を控えるような条例をアーカーシャに記録するといったところでしょうか。
アルハイゼン 「アーカーシャの演算能力をもってすれば、入力されたデータをもとに君の行動を完全に予測できる。いつ出発し、どのルートでどこへ行くか……一目瞭然だろう。」
これはちょっと現実離れしているかな……。人のこれからの行動を正確に予測なんて、現実世界でもできる日が来るのかどうかも怪しいと思っていますけどね。人ってふとした出来事で行動を変えることもあるほどカオスな要素が強いですから。
というよりアーカーシャで人の行動を予測できるのなら別にセノが原因というより、未だに装着しているアルハイゼンの方が怪しいですけどね……。もしかして、嘘をついているとか?(アルハイゼンに対する信頼度低)
というわけで、イザークを含めた一行は、セノがこれから行こうとした場所とは別の方向へ行くことに。……え?そんなことでいいの?そういう考えもアーカーシャで予測されるんじゃあ?まあ、ええか……。
砂漠を歩いていた中、砂に埋もれた奇妙な装置を発見。掘り起こしてみると……
アルハイゼン 「この破片は教令院が開発した装置で、本来は頭につけるものだ。」
アルハイゼン 「これこそ、神の缶詰知識の抽出に使う装置だ。」
つまり、この場所に教令院の者が通ったということですね。しかも、砂に埋もれているから砂嵐が来る前の出来事だったと。また一つ手がかりを見つけたところで、何か話し声が聞こえてきました。
セノ 「……あっちの方から、誰かが言い争ってる声が聞こえる。」
さっすがセノ~!伊達に大きい耳していませんね(違うか)。
ラフマン 「……お前は仲間だ……オレたちは決して欺きはしない……」
どうやら、ディシアとエルマイト旅団が何か話をしているようですね。しかも、そのエルマイト旅団は過激派のようですし、それらとディシアが仲間みたいな話をしていますし……ディシアもしかして裏切ったのか!?……いや、ディシアに限ってそんなことはないか。おそらくスパイ活動のようなことをしているのではないでしょうか。ここはひとまずもう少し様子を見ておきましょうか。
イザーク 「……どうして……ディシアお姉ちゃん……」
ところが、ショックを受けたイザークは、たまらず飛び出していきました!
パイモン&俺 「おいバカ!なにやってんだよ!」
……思わず自分も「おいバカッ!」って言ってしまいましたね(笑)。
イザーク 「おじいちゃんを連れ戻してくれるって言ってたじゃないか!なのに……なんでこいつらとグルになってるんだよ!」
↑結局、みんなぞろぞろと出て来るのか……(笑)。
ラフマン 「ディシア、こいつらと組むよりオレの仲間になったほうがいいぜ。お前も見ただろ?オレにはメソッドがある。それにオレの理想は、こいつらのより遥かに崇高でシャイニングなもんだ。」
なんか、ルー大柴のようなカタカナ語を多用するような口調をしていますね……。そんなここのエルマイト旅団のドンが……
ラフマン!
砂漠の民らしくキングデシェレトを信仰し、その復活を目論んでいます。そして、復活させた暁には防砂壁の向こうへ攻め入ろうと兵をまとめているようですね。何とかして彼らを止めて、囚われたグラマパラを救出しないと……。
すると、アルハイゼンがこんな提案を。
アルハイゼン 「こいつらでは交渉材料にはならないよ。だが――俺が渋々人質になってやれないこともない。」
↑渋々ってところがアルハイゼンらしくっていいですね。
アルハイゼン 「教令院の捨て駒であるあいつらに対し、俺は教令院の現書記官。君たちにとっても大きな手札となるだろう。」
ほーう?自ら人質になるとな?何か策でもあるのか?それとも……?
しかし、相手のラフマンは全くこの提案を受け入れません。草神の民だから信用できないそうです。ということは、砂漠の民であるディシアだったら……?
ラフマン 「昔からの知り合いだ、お前のことはもちろん認めよう。」
ディシア 「あたしは、この右腕を担保にしても構わない。」
えっ!?それって、右腕を失くしてもいいってコト!?なんでこんな展開になってしまったんだ……。
ラフマン 「ふんっ!ならばオレの言う通りにしろ。右腕を残し、お前の決心を見せるんだ。」
マジ!?ラフマン、切断する気マンマンかよ!ここで折れてくれよ~。ディシアも腕一本で、沢山の命が救えるなら割に合う取引だとも言ってますし……。ほんとに切るの?
ラフマン 「いいだろう。おいっ、こいつの右腕をカットして持ってこい。」
あっ、やめて!せめて左腕にして!たぶん利き手が右だから!
↑これは……シャムシールって武器ですかね?中東で使用されていたという曲がった剣。
ラフマン 「やれ!」
主人公 「ディシア――!」
ここからスローモーション演出。
えっ?ほんとに切断するの?隻狼ならぬ、隻獅子になっちゃうよー。
↑……って、え!?今、腕を広げている状態で、そのまま切ろうとしているの!?上手に切れるわけないだろ!
カットする時は台に固定しろ!
ラフマン 「ストップだ!」
おっ、止めてくれました。よかった、よかった。当時はまだディシアがプレイヤブルでどのように登場するか分かりませんでしたし、片腕が無くなる可能性も考えていました。ただ、もう部下は剣を振り下ろしていましたし、反応が遅れていたら腕を落とせないまでも、傷つけられてたかも。
ラフマン 「『熾鬣の獅子』も砂漠の民だ。お前の腕をカットすることは、オレ自身の指を断ち切ることと同じ。同胞である我らが同士討ちをする必要はない。」
ラフマン 「お前の決心はしかと見届けた……いいだろう。お前の友人を連れて、明日の昼、砂漠まで会いに来い。」
とりあえず、ディシアの度胸が認められたからか、話は進みましたね。明日は囚われたグラマパラと再会できるのでしょうか。そんなにうまいこと事が進みそうな気はしませんが……。
ディシア 「やっぱり最後にはやめてくれたか、よかったぜ。」
ディシアよ、そこまで見越していたのか。かなり危ない橋を渡っていたと思いますが。
アルハイゼン 「これほど過激な性格だとは……学術研究に向いているな。」
……ほう?
アルハイゼン 「エルマイト旅団のやつらも、俺を狂人だと言ったことがある。もしかすると、狂人こそ学術において成功を収められるのかもしれない。」
は?うぬぼれてんじゃねえぞ!それじゃあ、お前が学術研究に優れているとただ自慢しているだけにしか聞こえないんですけど!
ディシア 「何だか……あたしを褒めてるように見せかけて、ただ自慢してるだけのような……」
なー!そう思ってしまうよなー!あー、良かった~ディシアは自分と同じ考えで。好感度がまた上がりました。
というわけで次の日、ラフマンと人質交換の約束の日ですね。場所はキングデシェレトの遺跡近く。マップで見てもかなりの大きさの構造物です。というより、一つの建物として考えると一番と言ってもよいほどの大きさでは……?
アルハイゼン 「……君たちの連れている人々は、予想よりも少ないな。」
ラフマンが用意したグラマパラはイザークが言っていたおじいちゃんただ一人。一人対一人のフェアなトレードだとラフマンは言っていますが、それにディシアは怒り、彼に襲い掛かります。
ここから再度ムービーがスタート。
↑花神誕祭の時に大剣を売ってしまったので、未だに☆1ランクの訓練用大剣を使用しているのですね……。
結果は当然ディシアの圧勝。ですが、グラマパラを人質にされているので膠着状態が続きます……と思っていたら……
「地震だ!」
砂漠で地震が起こるとどうなるんですかね?大陸プレートの視点で考えると、大きな砂漠がある所で大地震が起こる確率は低いでしょうし、仮に発生したとしてもこの場所みたいに他に何も建物がなければ人的被害はないのではないでしょうかね?
ただ、ここでは地震発生の影響により流砂に巻き込まれてしまう一行。絶対絶命のピンチといったその時です!
↑グラマパラの周りに緑色のオーラ。これは……草神の力?
グラマパラが高速で移動し、イザークを守るように抱きかかえました!
……なーんか、このシーンに既視感を覚えるんだよな~と思っていましたが、理由が判明。
稲妻で万葉が無想の一太刀を受け止めるシーンでした
あの時もいきなり高速移動して主人公たちを守ってくれましたね。……少し演出の幅が少ないと感じることはありますが……。
草神の力により主人公たちはバリアで守られますが、流砂に巻き込まれて全員砂の中へ沈み込んでしまいました。
↓次回
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