結局サン・ラザール駅からマドレーヌ駅近くまで200m、スーツケースを押しながら歩いてたどり着いたホテルのフロントはインド人でインド産フランスなまりのカタコト英語を話すおじさんだった。
このカタコトのなまりのある英語のヒアリングはcologneがもっとも(唯一かも)得意とするところ。
なぜかU・SやG・B・Rの英語は聞き取り辛い(出来ない)、要はボキャ貧なんだろう。(断っておくがボケ貧ではない)
ここのホテルのほうが先ほどのチャリング・クロスよりもランク的には上の雰囲気を漂わせていた。
すぐそばの表通りには、バリーやエルメスの店舗ビルも並んでいる。駅から少し離れてはいるが、これなら文句はない。
店で紹介してもらったレストランもcologneの好みにぴったりの、オーナーシェフが総て調理するこじんまりした、雰囲気の良いお店だった。
無難なセットメニュー(スタートメニュー、パスタ、メインディッシュ、デザートそれぞれ8品くらいから選ぶ形)から、それぞれ好みのものをオーダーした。
料理の味も期待以上のものだった。
問題は支払い、カードでの支払いが出来ることは在所に確認していた。
伝票と一緒に携帯カードチェッカー(勝手に命名)を持ってくる、金額は130ユーロ。
「ああ、これが現金での支払いなら、150ユーロでちょうどぴったりだったな。」などと考えながらカードを手渡す、愛想がそこそこ良かったお姉さんがしゃべらなくなった。
チップを早く出せばよかったかな、とも感じたが中日落合監督のことは嫌いでもここは"俺流"で行くと決めた今回の旅。
カードでの支払いを終えた後にチップとして20ユーロ紙幣をテーブルに置いて店を出る。
後ろからお姉さんが見送ろうと出てくる。
まさしく、現金なものだ。誰にも聞こえないように誰にも言わなかった、習慣が異なるだけなのだから。
ホテルの部屋に戻る。ここで先ほど部屋に入るまでにちょっと苦労したことを思い出した。
まずエレベーター、極端に狭い。そしてエレベーターのドア、ヨーロッパではエレベーターのドアは自分で開閉するのは当然だが、ここのエレベーターはスライドドアではなくPULLとPUSHのタイプ。
しかもフロントでは左サイドが蝶番(チョウツガイ)であったのが3階では右側に変わっている。
最初左側を押しても開かないから困った、特殊なクセのあるドアなら技が必要だからだ。
力まかせに押して壊したらやっかいなのだ。幸い反対側を押せばすぐにドアは開いた。(しかし、普通はどちらか一方に蝶番を固定するのが一般的だろう。)
そして部屋のドア、さっき出かけるときは適当に鍵を回せばドアは開いたし、ロックもかかったのに。
2回3回と鍵を回す、開かない。今度は反対方向へ回してみる、開かない。
3分くらいやってみたけど開かない、「だからカードキーにしろって」ぼやきながらもいじっていると開いた。
要は3回転する鍵だが2回でカチッと音がしたときドアを上に持ち上げたらロックが解除されるのだ。(こんなクセ、初めて泊まってわかるかいちゅうねん!)
cologneヨーロッパで3☆クラスのホテルでは部屋に入ると必ずチェックするのがトイレとバスルーム。
まだ経験したことはないのだが、お湯が出なかったり、不潔そうだったら部屋を変えてもらうためにチェックするのだ。
トイレに驚いた、凄く綺麗に掃除されていたのだが、水を流すスイッチが見当たらない。
写真に撮ってくればわかりやすかったのだが便器に流す貯水タンクがかなり後ろの頭の上くらいの位置にあってそのタンクのてっぺんにわずかにスリットのように裂け目がありそれを押すと水が流れるのだ。(こんなんスイッチはどこでしょうクイズやんか!)
こうしてパリ初日の日付は変わっていくのだった。
RER(国営鉄道)の駅構内
★
メトロ(地下鉄)に限らず電車に乗る際に切符やカルネ(回数券)で自動改札口を通過して電車に乗るわけですが出口に自動扉はあっても切符やカルネは回収されません。(自動扉の出口は侵入防止のために設置してあるだけ)だから切符は改札口を通過したらもう不要として捨てる人も多いのですが出口を通過するまでちゃんと持っていなければいけません。
これがメトロの自動改札口
今回かなりの回数、メトロ等を利用しましたがわずか5日間なのに4回駅構内で鉄道ポリスの検問がありました。罰金で済むものですが、無駄な時間と罰金、そして納付の手間を考えれば切符をちゃんと持っていればすむことです。そして使い終わった切符は必ず捨てましょう。古い使用済み切符を間違えて鉄道ポリスに見せてしまうと、またまたトラブルに見舞われます。
それならちゃんと出口で使用済みの切符を回収しろよ、と言いたいところですが、ここは日本ではありません頑固な個人主義国家フランスです。自分のゴミは自分で処理するのは当然なんです。
スッキリ納得。
~3~へ続く
タイトル "TroubleTour" に変更しました。