すっかりご無沙汰でした。この1,2ヶ月ほど死ぬほど忙しかったものですから。

さて、iPadが国内発売延期となってしまいました。
ちょうどギャラも入る時期だったんで購入を検討していたんですが、
この機会に再考する必要があるかなと。


Apple以外の各社もいろいろと考えているようですが、全部二番善事に見えてしまうのが悲しいところ。
Windows7搭載タイプはなんだかあんまり購買意欲がそそられません。使いづらそうで。

Appleの強みは、新しいデバイスを考えると、
それにあわせてソフトウェアのあり方も一から考えられる体制にあるんじゃないかと思います。
携帯電話がわかりやすいですが、国内外を問わず、
ちょっと前の銀行のシステムと同規模のプログラムが必要な端末時代、
どこの会社も過去のソフトウェア資産を生かして、「ちょっとだけ新しい」を作るのやっと。

でも、アップルはまあ、iPadはiPhoneのソフトウェアをだいぶ生かしているんでしょうが、
iPod Touchを作ったときは、かなりがんばって一から考えたはずです。

で、スレートPCについては、AppleはiPodt TouchやiPhoneの資産を生かせるの開発コストが抑えられ、
他社はそれに変わるようなものを持っていないのだと思います。

Windows7を採用すると、やっぱりどう考えても、扱いづらそう。
iPad以外のスレートPCが成功するためにはOSが鍵でしょうね。
MicroSoftが本気になってスレートPC用のWindowsを開発するか、
ChromeOSのスレート版に期待することになるのではと思っています。

AppleがFlashを使えなくするって暴挙に出ているわけで他社にはチャンスなんですけど、
米国以外での販売を一月遅らせることが出来るぐらい、彼らには余裕があるわけで。
今しかないと思うんだけどなぁ・・・がんばれGoogle・・・
まだまだSOHOプログラマとして修行中の私なんで、たいした仕事法もないんですけど、まず一つ、



「仕事は片っ端から作業チェックシートを作る!」



基本、必ずやります。


まず、作業内容を事前に検討して把握することになる。
なんとなぁく、ぶらぶら始めちゃうって言うのが、一人で仕事をしているやってしまいがちです。
チェックシートを作ってからやることにすると、
「仕事スイッチ」を入れるきっかけにもなります。


そして・・・



ちょっとした達成感を味わえる。



一人仕事は正直言って、モチベーションの維持が大変です。
何せ一人ですから。誰にも見られてないですから。

「何を言っているんだ怠け者め」と言われそうですが、
そしてまったく否定はできませんが、人間誰にも見られていない仕事と言うのは、
なかなかやる気になれないようにできていると思います。

そんなストイックになりきれない私のような人間でも、
チェックシートを作ると、それが埋まっていくのがだんだん楽しくなってきます。
そして、チェックシート一枚分が終われば、たいしたことでもなくても、なんだか達成感が。
これは結構大事なことだと思います。


EXCELで簡単に作っちゃうことも多いですし、
A4サイズのホワイトボードに書いて、上からつぶしていくだけと言うのも良くやります。
それほど、ちゃんとした記録にする必要もないレベルでやるので、これで十分なんですね。



もう一点、


「一人タイムトライアル」


チェックシートの発展形で、項目の横に、目標完了時刻を書いておいて、
それに対して前倒しできるようにがんばるって言うだけなんですが、
ついつい、時間にけじめがつかなくなりがちなズボラーにとっては悪くない手段です。



仕事にスピード感と言うか、臨場感と言うか、リズムと言うか、
机に向かっているだけの仕事に、そういうものをいかに加えていくかって言うのは、
実はとても大事だと思います。



黙々と一人仕事をするというソフトウェア開発現場の風景を変えて生きたいですね。
アジャイル開発の現場では、結構いろいろな工夫がされているそうですが、
誤解や偏見も根強いようですし。

「仕事はハイテンションでやろう!」って大切かと。



書き捨て御免!
健康については、正直申しましてお恥ずかしいほど、きちんと意識できてないんですが、
最近始めた健康法と言うか、気をつけていることを一つ

在宅で仕事をしていると、生活時間が著しく狂うことがあります。特に単身者だとなりがちです。


何度か、忙しい「修羅場」を越える中で、睡眠時間が狂っていく。


これを防ぐための方法として、一つ考えて実行しています。



「朝ごはんを少し離れたお店で外食する」



朝ごはんの外食はお昼や夜に比べて結構安くなります。
私が良く使うのは徒歩10分ほど歩いたところにある、

「なか卯」

290円の豚汁定食なんてとても手軽です。



あさ、こうして少し歩いて朝ごはんを食べて帰ってくると、
会社員の方の通勤の変わりになります。

歩くことで、体がちゃんと起きてきて、作業の能率があがります。
何度か続けると朝早く起きる習慣が身につきますし、
夜にはちゃんと、眠くなってきます。在宅作業は睡眠障害に陥りがちなのです。


朝から、「今日はどこで何を食べようか」と考えるのも、いいみたいです。
もちろん、外に出かけるので、ちゃんと身だしなみを整えて外に出るので、
(と言ってもビジネススタイルではないですが)
だらしない生活からの脱却にもつながります。


独身で在宅の仕事をしている方、お試しあれ。



書き捨て御免!
なんとなくシリーズ物になってきたので、思いつく限りの「まっつん式○○法」を書いていってみます。


今回は「発想法」。


私は結構以前から発想法と言われるものには興味を持っていました。もう、小中学生の頃にゲーム開発に興味を持ったときからですね。最初はプログラムを書いてゲームを作ることに関心を持っていたのが、気付くと新しいゲームを考えるための発想法を考えるようになっていました。


発想法はアイデアを必要とする対象によっても変わると考えています。


が、ここでは汎用的にいろんなことに使える発想の方法について。


まず、「人によって使いやすい発想法は違う」と考えています。私の場合、理屈っぽい性格も手伝ってか、物事をイメージで捉えるよりも、文章で捉えることを得意としています。イメージや絵として捉えるタイプの人であれば、マインドマップはとても有効なツールだと思います。

FreeMind(http://www.freemind-club.com/)

無料で使えるツールとしてはかなり使い勝手のいいものです。


が、私の場合はマインドマップのようにイメージで捉えることを得意としていません。なんどかいろいろ試した中で、アウトラインプロセッサを使ってアイデアを記述する方が自分向きであると考えるようになりました。

SOL(http://homepage1.nifty.com/knowledge-osmo/)

こちらを使うことが多いです。


使い方としては、思いついたことをとにかく文章にしていきながら、それをツリー上に整理していきます。整理の仕事はいろいろありますが、私の場合はいきなり企画書や論文のようなものを書くイメージで、ドラマツルギーを考えたならびにしていきます。章のタイトルが分類名になると言う感じです。

アイデアを分類していくと、項目数のバランスが取れていなかったり、「何か足りないな」と感じることがあったりします。その「足りないと思う箇所」について、さらに思考を進めて、ある程度バランスの取れたツリー構造にしていくと、まとまったアイデアの形になっていきます。

アイデアが出揃ったら、一度保存して、コピーした上で、箇条書きになっている項目をみながら、カテゴリごとに文章を書いていきます。アイデアの文章次第では、順序を変えて語尾を整えるだけでも、それらしくなっていきます。文章化する過程の中で、論理が飛躍していたり、また、「何か足りない」と言う部分がでてきたら、その場で、足りない部分を補うアイデアを検討します。

ちなみに、SOLはツリー構造の文章を、リッチテキスト形式で吐き出すことが可能です。階層ごとの書式をうまく設定することができれば、リッチテキストデータをWORDに読み込んだりペーストするだけで、それなりに書式の整った論文や企画書にすることができます。私が何かの提案文書などを書くときはだいたいこの方法です。


なお、マインドマップを使う方も文章として資料を作る必要がある場合にはFreeMindにSOLを組み合わせて使うと便利です。マインドマップを丸ごとコピーしてテキストエディタにペーストし、インデントのキャラクタをタブに代えてSOLに貼り付けると、マインドマップの階層構造がそのままツリーになって貼り付けることができます。

そこから、上記と同じ方法で、文章化作業を行えばいいわけです。


発想法と言うよりは文書の作成法と言う感じですが、「頭の中にはいろいろアイデアがあるのに表現できない」と言う方には有効かなと思います。文章として、ドラマツルギーを考えたり論理を鎖状につなげていく作業を行うと、検討不足の箇所やあいまいになっていた箇所が浮き彫りになり、それを補っていくことでまとまりのあるものにしていくことができます。

是非、お試しあれ。



書き捨て御免!
この前は勉強(?)の仕方でしたが今度は読書の仕方について。
主にビジネス書とか、啓蒙書、学術書、ルポとかを読むときの方法です。


勉強法の方でも書いたけれども、ただ読み続けるのではなく、区切りごとに一度本を閉じて、口に出したり、頭の中で今読んだ部分について、説明してみたり、コメントをしてみたり、考えたことを言葉にします。


この「言葉にする」って言うのが大事で、それも「人に聞かせる」ことを前提に言葉にします。人に聞かせると言うことを意識することで、逆説的にもなりますが、説明することを前提にすることで、説明できる程度に理解できるようになります。



しかし、これだけでは、分厚い本や難しい本に挑むときには心もとない。



可能ならば、小さなシャープペンシルを持ち歩いて、本に口で説明したことや、考えたことを簡単に空白にメモしたり、重要なフレーズに線引きをします。


本を汚したくなかったり、借りた本の場合は、メモ用紙を一緒に持ち歩いて、該当のページに挟み込みます。

これを習慣にすると、口で説明しようとする以上に、メモを書けるように内容を吟味して読むようになります。読むためのメモでも書くためのメモでもなく、書くようにすることで、理解を深めるためのメモです。メモを読み返さなくても十分意味があるし、もちろん、その本を元に文章を書くような場合には、重要な資料になります。



こういう読書の仕方の根本にあるのは、「本は丸ごと頭に入れることはできない」と言うことが前提になっています。

司法試験を受けるような人は、六法全書を丸ごと頭に入れていると言うような話を聞いたこともありますが、普通はそんなことはできません。そして、丸暗記にはそれほど意味がない、単に言葉や文章が頭に入っているだけでは、その意味を理解したとは言いがたいので、本をそのまま頭に入れようとすることは、ナンセンスな場合がほとんどと思います。


(司法試験を受けるような人は、試験に受かるためには必要なことなんでしょうし、条文や判例は性格に想起して説明できる必要があるので、丸暗記した上に内容を吟味して理解する必要があるのだと思います。)


学生時代、心理学の講義で「導管メタファー」と言う考え方を聞いたことがあります。人間のコミュニケーションについて考えるための概念で、導管メタファーとは、まるで人間の頭がなにかの管でつながっているような状態で、頭の中にあることをそのまんま隣の一人に伝えることができる状態のことを指します。


実際には人間のコミュニケーションは「導管メタファー」のうようにはいきません。そこで、実際コミュニケーションにより近いメタファーとしては、バケツと柄杓のモデルで説明されていました。


つまり、人間の頭から情報を柄杓で掬い取り、それをバケツにあけます。情報を受け取る相手は、バケツから柄杓で情報を掬い取り、それを自分の頭に注ぐことで理解する。


このモデルだと、

・頭から柄杓で掬い取るとき
・バケツに空けるとき
・バケツからすくう時
・柄杓から頭に注ぐとき

この4つの段階でこぼれ落ちたり、すくい切れない情報が出てきます。
人間のコミュニケーションなんてこんなもんだってことを言っているモデルです。


同じことが読書の場合には言えると思います。本の内容をそのまんま頭に突っ込むことなど実際には不可能で、本の中にある情報のうち、その一部を掬い取って、頭に入れるのがやっとだと言うことです。


では、たくさん本を読んでも、ちょっとずつしか理解できないのか、というとそうではないと思います。


頭に注ぎ込まれた情報は、そこから推論や想像で加工され、より豊かな形に膨らませることができます。


結果として、注がれた情報から膨らませたことが、もともと本に書いてあって、すくいきれなかった部分を保管してくれるわけです。あるいは、本に書いているとおりのことが再生できなくても、それによって、自分なりの意見や考え方、理解の仕方が生まれたならば読書には十分な意味があったと言えます。


これを学生時代のはねっかえりで理屈屋の私は「半可逆圧縮通信」と呼んでました。


「可逆圧縮」と言えば、例えばZipファイルとかLzhファイルのような、データのボリュームを小さくしておいて、あとからまったく同じことを再生させることができる処理のことです。


「非可逆圧縮」となれば、情報量は小さく出来るけれども、小さくなって劣化した情報を再生できない処理のことを言います。JPEGとかの画像の圧縮に使われる手法ですね。


人間が情報を読み取っても、本一冊分の情報を丸ごと頭に送信することができません。


「要点を抑える」と言う形で一種の情報圧縮をするわけですが、圧縮された情報しか受け取れないわけではなくて、そこから、ある程度思考を展開して、元に近い情報や違っていてもより豊かな情報に膨らませることができます。


なので、「半可逆圧縮」と言うことになります。



話がそれまくりましたが、分厚い本を読んで丸ごと頭に入れないとと思うと、読み薦めていくことが難しくなります。そして、最悪読書が苦痛になってくる。

すべて頭に突っ込もうとするのではなく、要点を抑えて、自分なりの説明と言う形で情報を簡単にし、それを元に思考を進めて膨らませていくと言うことが重要だと考えています。



書き捨て御免!