イラストとマンガ ときどき哲学 -24ページ目

イラストとマンガ ときどき哲学

哲学とイラストとマンガを気の向くままに投稿しています!

こんにちは!

前回記事の続きです!幸せに関しての記載の締めとなります!

気軽に読んでいただけますと幸いですニコニコ

=======================================

 

これまで示してきた内的幸せに関する考えを補足する著名人(哲学者・経営者)の考えを示し,

幸せに関しての説明を完了とします爆笑

 

 

【ヘレニズム期の哲学(ゼノン,エピクロス)】

・倫理の教科書に登場してたのを思い出されます.古代のヘレニズム期の思想であるストア派とエピクロス派です.それぞれの理想とした境地は内的幸せにあり,下記となります.

 ◆ストア派:人間が情念や欲望に支配されない超然として生きる状態(アパテイアと呼ぶ)

 ◆エピクロス派:心の平静不動な状態.乱されない心の状態(アタラクシアと呼ぶ)

 

 

 

【稲盛和夫氏】

・京セラ・KDDI創始者の稲盛和夫氏は,人生の意義は,困難を磨き砂とし,自身の魂を磨き高めることにあるとし,人の徳を高めること・内面的充実を重要視しています.そして,節度を越えた私心をいさめています.

電気通信事業への民間企業の参入が許可された際(以前は国により電気通信事業は国営化.その後も民営化時に引き継がれた日本電信電話公社(後のNTT)がほぼ一強であった模様),当時京セラ社長であった稲盛氏は,畑違いの分野に関わらず,国民への割高な通信料金を引き下げるという思想のもと,第二電電(後のKDDI)を立ち上げました.この際には,自身に私欲が一切なく,純粋に国民の為にこの事業を行うということが軸にしていたとのことです.毎夜,自身に対して「動機善なりか,私心なかりしか」と問いかけ,一切のよこしまな思いがないのを確認してから事業をはじめられたというエピソードがあります.

(後にJAL再建時においても,無報酬で会長を引き受けられた点にも,私心のなさを感じられます)

 

※私は稲盛和夫氏の「燃える闘魂,毎日新聞社」なる書籍も大好きです凝視

特に「生き方,サンマーク出版」は人生のバイブルになるようなものすごい書籍です凝視

 

 

【ダライ・ラマ14世】

・中央チベット行政府の国家元首を務めているダライ・ラマ14世は次のように指摘しています.

 

欲望やエゴを切り捨て「心の平和」を育ててこそ,本当の「幸せ」が生まれるのです.

 

※ダライ・ラマ14世の書籍である「傷ついた日本人へ,新潮新書」は今回の幸せに関する記載で大きく参考にしています.

本当に良書です.是非お時間あれば読んでみてください!デレデレ

 

 

 

【中村天風氏】

・大正時代を代表する哲学者である中村天風氏は幸せを次のように指摘しています.

 

人生に何の悶えもないときが一番幸福だ.いいかい,何の悶えもないときが一番幸福なんだ.ああ,あれが欲しい,これがこうなりたいというときは,もう幸福じゃないんだよ.一つの要求がでてくると,それが満たされるまでは少しも幸福を感じやしない.しかも,そうなろうには,ただ現在与えられたものをもって満足するという,いわゆるその分に安んずる習慣をつけなさい.

 

また,書籍の中でインドのヨガの哲学の資料から次のような言葉を紹介している.

 

およそ人間世界の出来事というものは,清純なる水のようなもので,本当からいうと,味もにおいも色も絶対ないんだ.けれども,その味もなく,色もなく,においもないものが,人間の心の中に宿っている自信力の強さ弱さで,その出来事は,なんといろんな味がついてくる,においがついてくる,色がついてくる.

 

上記の補足のほか,松下幸之助氏,土光敏夫氏といった偉大な経営者のほとんどが,私心を抑制すること,内面の精神的豊かさを大切にすることが共通して人生の要点であると喝破していますニコ

 

※中村天風氏の書籍は何をとっても素晴らしいです.

本当に尊敬している方であり,是非中村天風氏の書籍の熟読をおすすめしたいところです!爆笑

 

 

 

多くの人が産業革命以降,執着して追ってきた物欲をはじめとした外的幸せ.

その実際はとても不安定なものであり,本来の幸せではなかったのです.

本来の幸せの中心は,各人が自身を律する中で得ることのできる内的幸せなのです.

そして,足るを知る中で外的幸せが本来の幸せを補完します.

 

すなわち,正しい哲学で生きることで,自然と自信を律し,必ずや本来の幸せをえることができるのです.

 

 

今後の記事にて精神的豊かさの退廃要因の詳細を示していきますが,

現代社会構造は,外的幸せを節度なく求める形となっています.

その結果,人々の精神的豊かさの退廃を進めています.

その中で,いくら頑張っても満たされない幸せの前に苦しんでいる人,

SNSの承認や人からの承認を求めるあまりに自分のやりたいことを失いつらくなっている人,

さらにはいじめなどの誰かの秩序ない私心が起こしている消極的人間関係に苦しんでしまっている人,

そういった方々は求める幸せを一度立ち止まって見渡してほしいです.

 

自らの中にある内的幸せを得ることで人生が180度変わってくるはずです.

考え方を変えると現実が変わってきます.必ず明るい世界に変わってきます.

 

ただし,一朝一夕では変わりません.

そして,だれにお願いしても,代わりに幸せにはしてくれません.

 

自分で自らを律し,自ら幸せをつかみ取ることが必須なのです.

 

そのための方法を今後示していきます.

(いかなる時も常に明るく朗らかに,肯定的姿勢をもてればそれでよく,誰にでもなれます)

 

ただ,それは本来あるべき「人」の生き方に戻るだけなので,誰でもが容易に可能です.

「今日から一日1個感謝する」

例えばこれができたら,もしくはできていたら間違いなく自分を変えていけます.いな,たとえすぐできなくとも少しずつでも自身を磨いていこうとする意志があれば必ず大丈夫なのですグラサン

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【本ブログ構成】

【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~

◆第一章【存在価値を見失っている要因】

①【存在価値を見失っている要因】

②【存在価値を見失っている要因】

③【本当の幸せ】目指すべき方向

④【本当の幸せ】目指すべき方向

 

こんにちは!

前回記事の続きです!幸せを外的幸せおよび内的幸せに分けて示していっています.

気軽に読んでいただけますと幸いですニコニコ

=======================================

 

【外的幸せ】

外的幸せの例を以下に示します.

 

・食欲の充足 ・睡眠欲の充足 ・性欲の充足 ・肉体的快楽の充足 ・誰かといる安心感の充足(彼女・彼氏,妻・夫) ・達成感の充足 ・アルコールの充足 ・承認欲の充足 ・物欲の充足 ・金銭欲の充足 ・権力欲の充足 etc…

 

以上のように,外的幸せは,感覚的なものであり,欲望が満たされることで幸せを感じることができます.

一方で,これらの幸せは一時的な幸せであり,欲望は満たされるとさらに大きな欲望となり際限がありません.

1カラットのダイヤをようやく手にしたら,次は2カラットを・・・10カラットをというように外的要因による欲望は際限がないのです.

外的幸せによる幸せは欲望が満たされた一時であり,次の瞬間にはまた幸せに飢えているのです.

 

 

 

外に求める幸せであるため,外の環境次第では得ることはできません.

もちろん常に外の環境は我々の望む通りにはなりません.

(私も彼女が社会人までなかなかできませんでした.もてようと努力し,クラブに行っても失意の内に帰ってきていたのはよい思い出です.世間は生易しいものではありません物申す)

 

すなわち,幸せであるためには常に外に求め続けなくてはならないものの,その欲を常に満たすことはかなわず,逆に苦悩が襲ってくるのです.外的幸せはとても安定感のない,不安定な幸せと考えられます.

SNSの承認欲も同じではないでしょうか.

現代人の悩みの多くは実は外的幸せを求めていること・執着していること,

しかしかなわないことから生じている悩みではないでしょうか.

 

ただし,外的幸せは後述していきますものの,否定すべきものではありません.「足るを知る」条件のもと,外的幸せは人生を豊かにする幸せの一部分となります.

 

 

 

【内的幸せ】

内的幸せを以下に示します.これが人の求める本来の幸せの中心に位置する幸せです.

 

・心の力強さの中にある平静・安定性

 ※他者への貢献感,感謝を構成要素に含む

 

内に求める幸せであり,外の環境には依存せず,自身の心の在り方次第で得られる幸せです.

なおかつ,一時的ではなく,心が豊かなほど永続的に得られます.

外的幸せを幸せのすべてと考えていた方は,他からの刺激があってはじめて幸せは感じられるものと考えるため,簡単に納得・理解ができないところがあるかもしれません.

 

 

より具体的に示すと以下の心境であるとき,その日常生活そのものから幸せを常に感じることができるのです.

  • 心の中に雑念・妄念といった消極的感情・観念が一切ない
  • 心は明鏡止水のごとく澄み渡り,自らを肯定し,尊重し,自信に満ちている
  • 力強い意志・哲学をもち,事あるも事なきも常にいかなる時も事なきに等しく対処することを可能とする.困難を困難としない人生の安心感・安定感をもつ
  • 感謝と他者への貢献感で満ちている
  • 自己研磨に歓喜を持つ

実際に誰もが人生のいずれかのシーンで,心の内から湧いてくる充足感からくる内的幸せを味わっているはずです爆笑

 

 

 

 

以上のように,外的幸せは不安定であり,足るを知らなければ苦悩を連れてきます.

一方で内的幸せは内から生ずる幸せであり,安定した幸せです.本来,人が求めるべき幸せの中心は内的幸せです.

 

 

内的幸せでは,晴れてよし曇りてもよし富士の山を自身の内にもち,なおかつ自信や感謝,貢献感に満ちており,外に幸せを求めなくても力強く歩めるのです.

 

※以下の図が外的幸せのみを志向したときの心と,内的幸せを志向したときの心を示しています.

内的幸せを志向したときの心の状況は,内的幸せの周りに足るを知る中で得た外的幸せがあります.これは,内的幸せを得る精神的豊かさを持った時,欲望・私心を節度なく肥大化するようなことはなくなり,必然,足るを知る中で外的幸せを得ることができ,人生がより豊かになることを示しています.内的幸せは精神的豊かさにより得られます.その内的幸せを放置し,「足るを知る」姿勢をもつことはかないません.いずれにしても精神的豊かさが大切となってきます.

 

 

 

 

 

内的幸せについて,少し難しい表現をしてしまっていますものの,要は「如何なる時も,常に明るく朗らかに,肯定的姿勢をもっている人」が内的幸せを持っているのです.

もちろん程度の問題があります.

読者様が今,笑顔をつくり,目の前のスマホを操作できている体の健康さに,ぽっけに入った小銭だけでも財布の重みに感謝した瞬間,それはすでに内的幸せを得ており,これまでの外的幸せの節度ない欲望から解かれており,新しい自分となっていますニコニコ

少しだけでも人への思いやりを持った瞬間も同様です.

 

 

 

内的幸せは精神的豊かさから生まれてくるのです.

ただ,なかなかすぐに思うようにはいかず,私もすぐキャバクラに行きたくなってしまい,欲望に取りつかれます煽り

その中で,内的幸せの方向を向くためには意志が必要であり,意志を強固に持つための生活をしていく必要があります(→今後の2章にて).

 

ただ,求める幸せの中心が内的幸せと定まったとき,すべきことは,精神的豊かさを大切にするということです.今後詳述していきますものの,人の悪口を言ったり,倫理観のない行動をしたり,人をネットで簡単に批判したり,消極的なニュースを選んでみたり,といったことはもちろんせず,笑顔を尊重し,当然に感謝し,力強い言葉を習慣化し,自らを根拠がなくとも尊重し,人に思いやりを持ち,取り越し苦労をせず,力強い理想を絶えず想像していくような生活が有効になってくるのです.

そして,幸せには必要になってくるのです.

 

 

 

物質至上主義の時代,資本主義社会の中で市場原理主義が社会構造となっており,だれもが競争の中に,おもいやりをはじめとした精神的豊かさをなくしていっています.

現代の人は,精神的豊かさの退廃に加え,消極的な暗示の散乱したマスコミ社会にいることもあり,心の中はすさんできてしまっています.

一方で,誰でも正しい生き方をすれば,必ず内面にゆるぎない幸せを感じ取れるのです.

そしてその時,もはやSNSのいいねを含め,これまで感じていた欲望に執着した悩み・苦しみなどとるに足らないものとなるのです.

 

そして人生は,数々の成功哲学の柱となる「思考は現実となる・人生を創る」の道理の通り,安定した明るい人生となっていくのは必然です.内面のみの幸せに限らず,外の環境も明るく調和した状況が実現されていくのです.

 

>>>続く>>>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【本ブログ構成】

【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~

◆第一章【存在価値を見失っている要因】

①【存在価値を見失っている要因】

②【存在価値を見失っている要因】

③【本当の幸せ】目指すべき方向

現代における精神的豊かさの退廃要因の詳細を記す前に,

本記事にて「本来の幸せ」を明確にしていきますニコ

 

 

これにより,生きる意義・存在価値を見失っている人々が求めている幸せが,

本来の幸せのごく端部しかとらえておらず,

本来の幸せの中心は全く異なる箇所にあることが鮮明化します.

 

 

幸せはいかに生きるべきかの土台です.

本来の幸せの形を認識していただくことで,人生を素直に見渡すことができ,

生きる方針が少しでも見えてくる・明確化してくると思います爆笑

そこを目的に本記事を記していきます.(これは第二章にもつながっていく考えです)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

幸せって何でしょうか.どんな時に感じるものでしょうか.凝視

ざっくり調べても統一した,普遍的な答えはなく,周りの人に聞いても多種多様な答えが返ってきます.

最近では自らのSNSに「いいね」がつくと幸せという人が多いと聞きます.

 

同じ経験をしてある人は幸せと感じ,ある人はそう思わず,一方で不幸にも感じる.

 

幸せとはとても主観的なものですニコ

 

幸せの主観性を示す例として下記2例が挙げられます.

  • 例①猛烈に困難な仕事がいくつも舞い込み,寝る暇もなく追い込まれているサラリーマンがいます.周りの人はそのサラリーマンを不幸だと思う一方,本人はやりがいに燃え,困難を困難ととらえず,自身の成長ととらえ,幸福感に包まれていることがあります.
  • 例②多くの社会的な成功を自らのものとし,富と名声を得た女性がいます.好きな服・宝石を身に着け,メイドも一人いて何不自由ない暮らしをしています.周りの人はさぞ幸せであろうと羨望のまなざしを向けている一方,本人は空虚さを胸にもち,さらなる成功を切望するものの,得られない苦しみ,さらには夫が毎日こたつで寝ていることへの不平不満が日にちに大きくなるといった不幸に打ちひしがれていることがあります.驚き

 

このように,論理的に示すのが容易でない幸せについて,学校の先生も,会社の偉い人も,あいまいな答えをあいまいに論じる傾向があります物申す

 

 

しかし,幸せをあいまいにしていてはどう生きていくべきかの方針が定まりません.

そして,自身が今,どの方向を向いているのかもわかりません.

前を向けているのか,後ろを向いてしまっているのか.

 

 

本記事にて,様々な哲学者・経営者が示す幸せのエッセンス,

そして私自身の人生でわずかながらも感覚的に理解してきた幸せのエッセンスを総合し,明確に示していきます.

 

もちろん,ここで示す幸せに疑問・異論を持つ方はおられるかもしれません.

 

しかし,表現方法や細かな点に幾分かの不適切な箇所があっても,

幸せの本質の中心付近は確実にとらえていると確信を持っています.

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【本来の幸せについて】

 

幸せは,心が積極的な・ポジティブな気持ちで満たされた状態に得られるといってよいと思います.

 

例えば,好きな人と一緒にいるとき,お腹がすいて倒れそうなときに一個のおにぎりを食べたとき,誰かのために行動して感謝されたとき,新聞の片隅に好きな女優さんのグラビアが載っていた時などがイメージしやすいです.ニヤニヤ

 

これはだれもが同意いただける紛れもない幸せの一つの性質です.

 

一方でとても大切なのは,この幸せの性質の下で,すべての幸せは次の2つのグループに分けることができることです.

 

 

外的要因で決まる幸せ(以下,外的幸せ)

内的要因で決まる幸せ(以下,内的幸せ)

です.

つまり,外の環境に幸せを求めるか求めないか・外の環境に依存するか依存しないかです.

 

 

そして,重要なことは,本来の幸せは内的幸せであることです.

それぞれ説明していきます.

 

>>>続く>>>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【本ブログ構成】

【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~

◆第一章【存在価値を見失っている要因】

①【存在価値を見失っている要因】

②【存在価値を見失っている要因】

こんにちは!

前回記事の続きです!気軽に読んでいただけますと幸いですニコニコ

=======================================

 

1章①【存在価値を見失っている要因】の続き

 

(日本の滅亡を論じるつもりはありません.ただし,今のままで人々の精神的豊かさの退廃を進めると日本という国としての存亡は問われる可能性はあります.)

 

しかし,現代の人々の抱えている暗闇の本質的要因はここにあるのではないでしょうか凝視

 

現代日本は過去の歴史に例をみない経済規模の拡大である高度経済成長を経て

世界第二位の経済大国となり,大きな繁栄を享受してきました

 

 

しかし,その繁栄の栄華に陶酔し,節度のない私利私欲を肥大化させ,権利のみを主張し,義務と責任を果たさず,

ローマ帝国同様に道徳心を失い,精神的豊かさを退廃させていっています煽り

さらに核心に迫ると,

問題の本質は人々の精神的豊かさを退廃させていっている社会の仕組みにあると考えられます.

 

 

この社会の仕組みには,ローマ帝国滅亡の過程に類似した政治による補助金・福祉コンクールもありますものの,

それ以上に現代特有の下記課題があると考えます.

 

これが,人々が生きる意義を見失っている本質と考えますうーん

 

 

【精神的豊かさ退廃の要因・課題】

 

①  物質至上主義による価値観の物質面への偏り

 

②  科学の発達による道徳観の権威の衰退,論理の多用

 

③  西欧の労働観(労働=必要悪※旧約聖書の創世記由来)の流入

 

④  便利さの奔放な享受による思考力の低下(マニュアル化した生活)

 

⑤  インプットのみの生活による自主的思考機会の喪失(マスコミ,スマホetc)

 

⑥  マスコミをはじめとしたsns等の多くの媒体による消極的暗示の拡散

 

 

本来は力強く生きられるにも関わらず,

繁栄を享受した社会の仕組み上,生き方を誤っています.

若い世代は,生まれたときからこのような社会に生きているため,

人生を力強く生きられるということ自体に懐疑的になっているとも考えられます驚き

 

しかし,このような社会の仕組みの中でさえ,正しい本来の生き方を認識し,力強い哲学を強固として持つことで,誰でもが必ず力強く,生きる意義を持ち,幸福に生きられるのです(第2~3章にて詳述します)もぐもぐ

次記事以降,我々の求める幸福の在り方とともに,上記の課題①~⑥を一つ一つ詳細に説明していきます.

(幸福と調べてもなかなかピンとする答えは出てこないかと思います.しかし,幸福をあやふやにしては哲学は語れないため,そこはしっかりと明確にしていきたいと思います)

 

よろしくお願いいたします!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【本ブログ構成】

【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~

◆第一章【存在価値を見失っている要因】

 

こんにちは!

前回記事の続きです!気軽に読んでいただけますと幸いですニコニコ

=======================================

 

 

現代の人々は,生きる意義を見失ってしまっており,人と比べることや人の視線を気にし,承認を求めることによって自らの生きる意義・存在価値を見出そうとしています.

しかし,いくらその方向に努力をしても幸せは得ることはかなわず,

むしろ自身の本当にやりたいこと・やりたいと思う気持ち(自主自立の精神)を抑え込んでしまい,どこか空虚で,混迷の世界に足を踏み込み,ますます生きる意義を見失ってしまっています.

力強い人生・幸せな人生には,自主自立の生き方をはじめとした精神的豊かさが必須な一方で,なぜか人々は逆を行ってしまっているのです.この生きる意義を見失った根底には,精神的豊かさの退廃が存在します(後述).

 

 

 

 

地中海世界を主に,多くの地域を治めた世界帝国である,屈強なるローマ人を有したローマ帝国がなぜ滅亡したのかびっくり

その要因(繁栄を極めたことによる代償といえる要因)は,現代の人々の精神的豊かさの退廃を起こし,生きる意義・存在価値・人生の羅針盤の喪失を起こしている要因と似ているのです.

 

本章ではその要因を示していきます.

この要因を認識することで,今現在つらい状況・気持ちの方が決してその非が自身にあるのではないこと,そして本来の生き方によって本来の力強い自身で生きられることを確信できると思います.ここが,本章の目的です.

それでは, どのような要因で精神的豊かさの退廃を起こし,生きる意義を喪失してしまったのかを,ローマ帝国の滅亡過程を参考にして記していきます.

 

 

 

 

◆ローマ帝国の滅亡は下記のフローで進みました.

  1. 自国領土の拡大とともに,繁栄を極める
  2. 繁栄の栄華に陶酔し,大きな私利私欲が生じる.エゴが生じる.頑強な勤労の精神にきしみが生じる.
  3. 次第に私利私欲は肥大化し,節度のない私利私欲となる.勤労の精神,自主自立の精神が私利私欲に埋もれ,崩れ落ちる.
  4. 節度を失い,際限のない私利私欲を生じ,権利のみを主張し義務と責任を放棄道徳心はすでに消え,精神的豊かさが退廃する.政治家や大地主にパンを要求.
  5. 政治家・大地主は民衆の支持を得たいがためにパンを提供(大衆迎合主義).さらなる精神的豊かさの退廃を促進.
  6. 民衆は必要最低限の生活を保障されることで,働かずに怠ける.仕事に費やしていた事案を遊興に使うため,サーカスが誕生(パンとサーカス)
  7. 実態を超えた際限のない権利の主張により,不況を招き,その不況を正しく対処する勤労の精神,建設的な思考力,目先の利益に惑わない不動心といった最も重要な精神的豊かさに付随する力を失っているローマ人はなすすべなく,自壊していく(併せてスタグフレーションが発生).

 

 

 

 

上記のフローで,屈強な精神を持っていたローマ人は皮肉にも繁栄から道徳的退廃を生じ,その結果自主自立の精神をなくし,依存心のみを残した羅針盤を失った市民と化したのです.おそらく,精神面は推察するしかかないませんが,精神的豊かさを失った時点でローマ人は生きる意義を失っていたと考えられます.

内部からはじまった弱体化(自壊)の結果,ゲルマン人による侵攻等で滅亡していったのは必然だったのです.

 

この人々の繁栄を極めてからの精神的豊かさの退廃,それからの総合的な活力の低下(生きる意義の喪失)の流れは部分的に現代日本に当てはまるように考えられませんでしょうか.

繁栄に起因しているのです.

>>>続く>>>

 

 

【本ブログ構成】

【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~