こんにちは!
1章⑩番目の記事です.
どこから読み進めていただいても,大丈夫です!
本記事は,肩の荷が20%軽くなる記事です![]()
気軽に読んでいただけますと幸いです
精神的豊かさの退廃要因③
【西欧の労働観の流入】
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「働かざる者食うべからず」を精神に,日本人は労働を肯定視し,労働を尊ぶ労働観を持ってきたと思います.
そのため,日本人は勤労であると認知されてきたのだと思います![]()
日本人が真面目で勤労であることは海外にさえ浸透し,ある時期にはエコノミックアニマルなんて言われ方をしたときもあったのです![]()
しかし,今の日本人はどこか様子が異なります.
以前の日本人は懸命に働くことを,そして自身の仕事を誇りにしてきたと考えられます.
お酒を造る仕事
,下駄をつくる仕事,稲作業等の農業,さらにはお金にとらわれずに義・仁・礼・勇気・名誉といった高邁な精神を何よりも大切にした武士道をもつ武士.
いずれの仕事も世に認められ,人々はその職分を尽くすことを誇りに生きていたと思います.
武士道においては,義のため,名誉のため,命を差し出す覚悟をその職分に与えていたのです.
忠臣蔵の話は多くの日本人の胸を打つと思います.
各々の仕事において,その懸命さの中,困難の先にある喜びも得ていたのではないでしょうか.
ここには,豊かな四季,稲作生活,神道,仏教,封建制度等の歴史の中で培われた日本独自の労働観があったのだと思います.
仕事を通して,高邁な精神を養い,物質的には貧しくても幸せに暮らしていたのが昔の日本人だとおぼろげながらもイメージできそうではないでしょうか.
一方で今の日本人はどうか.
言われたことしかやらず,向上心を持たず,冷めた人間が多いという社会問題がある![]()
私がサラリーマン時代は同僚に恵まれ,周りには向上心の多い人が多かったです.しかし,社外の人と関係すると,中にははじめから消極的姿勢で打ち合わせをするひとも多く,
自分の裁量の中だけで働きたい,残業はしたくない,経験のあることしかしたくない
という人が多数いました.
勝手に思っていたのは,そういった人は人生に冷めた雰囲気があり,土日においても充実していないのではないかでした.
イクメンというのは,仕事も真剣,家庭も真剣の人を言うのです.
どっちも真剣は疲れるのではと思う人はいるでしょうか.
人生は常に「今」の積み重ねです.
適当な「今」を挟んで,良い人生を望むのは甘い.
飲食業の冷めた接客が多いのも現代を反映している気がします.
いずれにしても,労働観に起因する社会問題があるはずです.
(私のサラリーマン時代では,一方において,社外に多くの創造的仕事をされる人がおり,私は社内と同等にその方々に刺激を受けてきたと,改めて書きながら思いました.日本の全体的雰囲気に着目して書いていますものの,すごい人は世の中まだまだたくさんいます
)
では,なぜ現代には「仕事興ざめ人間」が多くなってしまったのか.
西欧の労働観の流入が大きな要因と考えられます.
そこには,キリスト教旧約聖書に示された一つの物語が大きく関係していると考えられています.
>>>続く>>>
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【本ブログ構成】
【はじめに】~現代社会の道徳的退廃要因.その中で力強く生きる哲学~
◆第一章【存在価値を見失っている要因】




