「ようこそオペラツアー」でびわ湖ホールの「魔笛」を!
晩秋の琵琶湖に来ていました。観たのは、モーツァルトのオペラ「魔笛」ハンガリー国立歌劇場@びわ湖ホール。10月末から日本全国を12回も公演して回り、これが大千秋楽。観客も久しぶりの海外引越し公演でノリノリですが、出演者たちもオケも指揮者もスタッフも、みんな疲れてはいるけどノリノリで最後盛り上がろうぜ、という気配が、幕が上がった瞬間に感じられます。幸せな巡り合いの時間。私は、「ようこそオペラツアー」に参加して、オペラ評論家の加藤浩子先生の事前解説でみっちり「魔笛」の魅力を予習してからの鑑賞。これ、ホントにいいんです。普段なら見逃してしまうようなポイントや、見所、聞きどころに加え、歴史をちゃんと教えてもらえるから、オペラの醍醐味を最大限味わえます!歌手で心を掴まれたのは、ザラストロを歌ったバス、イシュトヴァーン・コヴァーチ(あー、長い名前だぁ、覚えられない、、)声の深さ、艶、超低音に降りていく時の音の正確さ、、みんなすごいんだけど、中でも凄いのがその経歴。何と医学部を卒業して、医学校で教鞭を執ったのち、オペラ歌手に転向したそう!凄い人がいるものですねー。ラッキーなことに、このかた、終了後ロビーでタクシー待ちをしていたら、ちょうど楽屋口から出てきて、待っている人全員にサインをしてくれたのです!嬉しいっ!才能に恵まれた上に渋くて優しくていいオトコ!好きです。もう1人、今回の「魔笛」はパミーナのオペラ、と思わせてくれた、素晴らしく美しく上手なソプラノ、アンドレア・ロストさま!彼女は加藤先生のコーディネートで「ようこそオペラツアー」チームのアフターパーティーにも来てくれ、その歌声とともに、とても60歳とは思えない美貌で、あっという間に全員を魅了したのでした!#二拠点生活 #デュアルライフ #青山 #aoyama #琵琶湖 #びわ湖ホール #モーツァルト #魔笛 #ようこそオペラ